81通りの本命星・月命星・傾斜宮の組合せごとに調べてみました
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
著名人や芸能人などを中心に、データをまとめていますので、偏りがあることは前提となりますが、それでも本命星・月命星・傾斜宮の組合せによって、運気・運勢の強弱があるのではないか?という疑問から、このリサーチをはじめました。
そこで、直近のデータをもとに、九星気学の81通りの組合せ別に、生まれた曜日、十干・十二支、宿曜占星術における本命星について調べてみました。
本命星:一白水星
月命星:三碧木星
傾斜宮:三碧木星
という組合せの人物は、2021年3月3日現在、49人となります。
この星回りの49人について調べてみました。
1-3-3の人物とは?
一白水星と2つの三碧木星を持ち、行動の一白水星から、理性と本能・直感の三碧木星へとエネルギーが流れる関係です。
行動することで、理解し納得するというタイプです。
誕生月は、7月初旬から8月初旬生まれとなります。
西洋占星術では、蟹座・しし座が含まれます。
一白水星は水であり、岩を穿つように忍耐強く、企画力や創造力によって人生を切り開いていきます。
水は柔軟性がありますから、表面的には相手に合わせることが上手ですが、一白水星は秘密主義です。
三碧木星は雷、音、震動をあらわしており、言語能力、声質の良さ、歌のうまさといった性質をそなえています。
しかし、性急にコトを進めたり、また白黒つけたい潔癖症でもあるため、軽挙妄動の人でもあるのです。
1-3-3の星回りは、三碧木星を2つ持っているので、言語能力が高く、何事もハッキリさせないと気が済まないという人物と言えそうです。
生まれた曜日は?
■水曜生まれが多い
1-3-3の人物は、水曜生まれの人が多いようです。
水曜生まれの1-3-3には、ノーベル化学賞を受賞したポール・ボイヤー、ノーベル物理学賞を受賞したダグラス・D・オシェロフ、ーベル文学賞を受賞したエリク・アクセル・カールフェルト、ノーベル平和賞を受賞したロバート・セシル、フィールズ賞を受賞したゲルト・ファルティングス、ヴァイオリニストのルッジェーロ・リッチ、GMOインターネットの熊谷正寿さん、漫画家のMoo.念平さん、あいはら友子さん、藤木直人さん、柴咲コウさん、浜野謙太さん、落合モトキさんがいます。
十干は?
■庚(かのえ)が多い
十干十二支とは、60年で一周するというものです。
十干と十二支には、それぞれ意味があるのですが、それについては下記のブログをお読みになってください。
⇒ 陰陽五行と干支
十干では、庚(かのえ)が最も多く、己(つちのと)が最も少ない結果となりました。
一白水星は、十干では壬(みずのえ)・癸(みずのと)にあたります。
十干を五行にわけると、次のとおりとなります。
木の性(甲・乙):14人
火の性(丙・丁):4人
土の性(戊・己):6人
金の性(庚・辛):14人
水の性(壬・癸):11人
このようにまとめると、木の性と金の性に属する十干が多いことがわかります。
五行では、金の性から水の性に向かうエネルギーは相生となり、良いエネルギーの流れとなります。
1-3-3の場合、まず行動ありきというタイプなのですが、この行動に対して、金の性からエネルギーが流れていることになります。
また、木の性は、2つ持っている三碧木星を強化する五行となりますから、コミュニケーション能力が高い人物のほうが、成功しやすいということのようです。
十二支は?
本命星が一白水星となるのは、子年、卯年、午年、酉年だけです。
■午年生まれが多い
午年生まれが最も多い結果となりました。
午年は、火の性に属しています。
九紫火星にあたるので、豊かな表現力や明晰な頭脳などを表しています。
木の性(甲・乙):卯年
火の性(丙・丁):午年
土の性(戊・己):なし
金の性(庚・辛):酉年
水の性(壬・癸):子年
という対応になります。
また、木の性から、火の性にむかってエネルギーが流れますから、多彩な視点と性質を持つような人物が成功しやすいということでしょう。
庚(かのえ)・午年の生まれには、ヴァイオリニストの小林美樹さん、池松壮亮さん、落合モトキさん、ダレノガレ明美さん、岩田さゆりさん、白石隼也さん、ブルゾンちえみさん、Kis-My-Ft2の二階堂高嗣さんがいます。
宿曜占星術では?
■胃宿が多い
27の本命宿のうち、胃宿が多い結果となりました。
胃宿は、古来より、反逆・謀反の星と考えられている本命宿であり、強烈な性格の人が多いようです。
口が達者なだけに、先頭にたってリーダーシップを発揮するような人物が多そうです。
尾宿、斗宿、婁宿、昴宿、翼宿の人物は、1-3-3にはいませんでした。
宿曜占星術の27の本命宿それぞれの性格や運気、相性をもっと知りたい方はこちらをご覧になってください。
↓