81通りの本命星・月命星・傾斜宮の組合せごとに調べてみました
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
著名人や芸能人などを中心に、データをまとめていますので、偏りがあることは前提となりますが、それでも本命星・月命星・傾斜宮の組合せによって、運気・運勢の強弱があるのではないか?という疑問から、このリサーチをはじめました。
そこで、直近のデータをもとに、九星気学の81通りの組合せ別に、生まれた曜日、十干・十二支、宿曜占星術における本命星について調べてみました。
本命星:一白水星
月命星:四緑木星
傾斜宮:二黒土星
という組合せの人物は、2021年3月8日現在、44人となります。
この星回りの44人について調べてみました。
1-4-2の人物とは?
一白水星、四緑木星、二黒土星を持っており、行動の一白水星から、理性の四緑木星にエネルギーが流れる相生の関係です。
行動することで、考えをまとめたり、分析したりするタイプです。
誕生月は、6月初旬から7月初旬生まれとなります。
西洋占星術では、双子座・蟹座が含まれます。
一白水星は水であり、岩を穿つように忍耐強く、企画力や創造力によって人生を切り開いていきます。
水は柔軟性がありますから、表面的には相手に合わせることが上手ですが、一白水星は秘密主義です。
四緑木星は風であり、隅々まで行き渡るようなコミュニケーション能力があります。
柔和で義侠心に熱く、人のために尽くしますが、相手を信用しすぎて警戒せずに失敗することも。
また、ときに交渉事に手腕を発揮し、強気のネゴシエーターに豹変することもあります。
二黒土星は畑の土であり、万物を育て、母のような慈しみをもっていますが、女性の星なのでおしゃべりであり、基本的には受け身です。
1-4-2の人物は、まず行動ありき、という傾向があり、行動の結果から、自分の考えを分析・整理して理解するようです。
生まれた曜日は?
■火曜生まれが多い
1-4-2の人物は、火曜生まれの人が多いようです。
火曜生まれには、後漢の明帝劉荘、シリアルキラーのド・ブランヴィリエ侯爵夫人、岸田劉生、ノーベル化学賞を受賞したフランク・シャーウッド・ローランドとジェローム・カール、ノーベル経済学賞を受賞したフランコ・モディリアーニ、ノーベル平和賞を受賞したアウンサンスーチー、フィギュアスケートのクリストファー・カルザ選手とマイカ・タン選手がいます。
十干は?
■癸(みずのと)が多い
十干十二支とは、60年で一周するというものです。
十干と十二支には、それぞれ意味があるのですが、それについては下記のブログをお読みになってください。
⇒ 陰陽五行と干支
十干では、癸(みずのと)が最も多い結果となりました。
一白水星は水なので、十干では壬(みずのえ)・癸(みずのと)にあたります。
十干を五行に置き換えて整理すると、以下の通りとなります。
木の性(甲・乙):6人
火の性(丙・丁):5人
土の性(戊・己):9人
金の性(庚・辛):13人
水の性(壬・癸):11人
癸(みずのと)は、雨露の陰水をあらわし、一白水星にあたります。
一白水星は、忍耐強いので、癸(みずのと)によって、さらに強化しているのかもしれません。
また、最も多くなった金の性は、行動の一白水星に対してエネルギーを与えるので、行動の原動力となっていると思われます。
十二支は?
本命星が一白水星となるのは、子年、卯年、午年、酉年だけです。
■卯年生まれが多い
卯年生まれが最も多い結果となりました。
十二支を五行に置き換えると、
木の性(甲・乙):卯年
火の性(丙・丁):午年
土の性(戊・己):なし
金の性(庚・辛):酉年
水の性(壬・癸):子年
という対応になります。
卯は陰木で、草木が土の表面に芽を出した状態をあらわしています。
木の性なので、理性の四緑木星を後押しするような関係にあるようです。
癸(みずのと)・卯年生まれには、池井戸潤さん、SF『三体』の劉慈欣、漫画家の青山剛昌さん、ヴァイオリニストのアンネ=ゾフィー・ムター、棋士の南芳一さんがいます。
また、自殺したアナウンサーの大杉君枝さん、甲斐智枝美さんもいます。
宿曜占星術では?
■婁宿が多い
27の本命宿のうち、婁宿が多い結果となりました。
婁宿は、生まれつきのタレント性があり、自然に人の心をつかむ才能に恵まれている本命宿です。
1-4-2の人物は、人を信じやすいわりに、秘密主義でもあるので、婁宿のタレント性があると、人間関係が円滑となるのかもしれません。
心宿、斗宿、危宿、室宿、柳宿、軫宿は、1-4-2にはいませんでした。
宿曜占星術の27の本命宿それぞれの性格や運気、相性をもっと知りたい方はこちらをご覧になってください。
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