81通りの本命星・月命星・傾斜宮の組合せごとに調べてみました
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
毎日、ブログを更新していると「やっぱり運気はあるんだな」と感じることがあります。
最近では、全く同じ星回りの経営者が、たてつづけに逮捕されたことでしょうか。
⇒ 強制わいせつ致傷で逮捕!水野泰三容疑者の性格・運気・運勢とは?
著名人や芸能人などを中心に、データをまとめていますので、偏りがあることは前提となりますが、それでも本命星・月命星・傾斜宮の組合せによって、運気・運勢の強弱があるのではないか?という疑問が残ります。
そこで、直近のデータをもとに、九星気学の81通りの組合せ別に、生まれた曜日、十干・十二支、宿曜占星術における本命星について調べてみました。
本命星:一白水星
月命星:八白土星
傾斜宮:七赤金星
という組合せの人物は、2021年4月16日現在、73人となります。
この星回りの73人について調べてみました。
1-8-7の人物とは?
一白水星、八白土星、七赤金星を持ち、理性の八白土星と、行動の一白水星は、土剋水(土は水をせきとめる)という相剋の関係です。
理性と行動を本能・直感が中継ぎするので、直感的な行動になりやすい傾向があります。
誕生月は、2月初旬から3月初旬、11月初旬から12月初旬生まれとなります。
西洋占星術では、水瓶座・魚座、さそり座・射手座が含まれます。
一白水星は水であり、岩を穿つように忍耐強く、企画力や創造力によって人生を切り開いていきます。
水は柔軟性がありますから、表面的には相手に合わせることが上手ですが、一白水星は秘密主義です。
八白土星は、自分のプライドのために努力します。
冷静沈着で意志堅固であり、自己の世界に他人が入ることを良しとしません。
社交的ではありませんが、努力を積み重ねることで人生を切り開いていきます。
七赤金星はカンがよく、物事を斜め上から見て批判する能力を備えています。
また自己顕示欲が強く、弁がたつので、周囲に与える影響力も大きいのですが、実行力に欠け、不満を抱えやすい傾向があります。
1-8-7の人物は、よく考えているにもかかわらず、理性的な言動よりも、直感的な言動になりやすく、後悔することも少なくないといえます。
理性では、冷静な努力家であろうとしますが、自己顕示欲が抑えられないためと考えられます。
生まれた曜日は?
■火曜生まれが多い
1-8-7の人物は、土曜生まれの人が多いようです。
土曜生まれには、ノーベル生理学・医学賞を受賞したJ・マイケル・ビショップとフレデリック・バンティング、ノーベル化学賞を受賞したハンス・フォン・オイラー=ケルピン、ヴァイオリニストのアラベラ・シュタインバッハー、フィールズ賞を受賞したアクシェイ・ヴェンカテシュ、漫画家の西森博之さん、棋士の山崎隆之さん、木村祐一さん、大森南朋さん、片岡愛之助さん、要潤さん、池脇千鶴さん、柳家喬太郎さんがいます。
また、附属池田小事件の宅間守死刑囚も、土曜生まれです。
十干は?
■癸(みずのと)が多い
十干十二支とは、60年で一周するというものです。
十干と十二支には、それぞれ意味があるのですが、それについては下記のブログをお読みになってください。
⇒ 陰陽五行と干支
十干では、癸(みずのと)が最も多い結果となりました。
一白水星は水なので、十干では壬(みずのえ)・癸(みずのと)にあたります。
十干を五行に置き換えて整理すると、以下の通りとなります。
木の性(甲・乙):17人
火の性(丙・丁):9人
土の性(戊・己):9人
金の性(庚・辛):17人
水の性(壬・癸):21人
癸(みずのと)は、雨露の陰水をあらわし、研究心旺盛で、頭の回転も速いという性質を持っています。
水の性がもっとも多くなっているのは、軽々しく行動に移さない、一白水星の性質を強化しているようです。
癸(みずのと)生まれには、ノーベル化学賞を受賞したハンス・フォン・オイラー=ケルピン、数学者のウィリアム・ティモシー・ガワーズ、河東碧梧桐、与謝野鉄幹、ピアニストの仲道郁代さん、漫画家の西森博之さん、棋士の島朗さん、柳家喬太郎さん、岡野進一郎さん、木村祐一さんがいます。
また、附属池田小事件の宅間守死刑囚も、癸(みずのと)生まれです。
十二支は?
本命星が一白水星となるのは、子年、卯年、午年、酉年だけです。
■子年生まれが多い
子年が多い結果となりました。
木の性(甲・乙):卯年
火の性(丙・丁):午年
土の性(戊・己):なし
金の性(庚・辛):酉年
水の性(壬・癸):子年
という対応になります。
子は陽水で、万物が地下で滋養している状態をあらわし、一白水星にあたります。
1-8-7の人物は、企画力や創造力を強化したほうが、成功しやすいと言えそうです。
宿曜占星術では?
■室宿・亢宿・觜宿が多い
27の本命宿のうち、最も多かったのは室宿・亢宿・觜宿でした。
室宿は、運気が強く、リーダーシップがあり、物質的にも恵まれる本命宿です。
亢宿は、生半可(中途半端)を軽蔑し、小手先でやり過ごすことを好まず、まじめで愚直、ストイックな本命宿です。
觜宿は、能弁で説得力があり、理屈っぽく、毒舌家の一面もある本命宿です。
斗宿と翼宿は、1-8-7にはいませんでした。
どちらも安重宿に属しています。
安重宿は、態度が堂々としていて、名声を博す人が多く、世の中のリーダーとして尊敬されるような人物を輩出する宿です。
1-8-7の人物は、同じリーダーであっても、個性的なタイプが多いということかもしれません。
宿曜占星術の27の本命宿それぞれの性格や運気、相性をもっと知りたい方はこちらをご覧になってください。
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