81通りの本命星・月命星・傾斜宮の組合せごとに調べてみました
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
著名人や芸能人などを中心に、データをまとめていますので、偏りがあることは前提となりますが、それでも本命星・月命星・傾斜宮の組合せによって、運気・運勢の強弱があるのではないか?という疑問から、このリサーチをはじめました。
そこで、直近のデータをもとに、九星気学の81通りの組合せ別に、生まれた曜日、十干・十二支、宿曜占星術における本命星について調べてみました。
本命星:二黒土星
月命星:五黄土星
傾斜宮:二黒土星
という組合せの人物は、2021年3月18日現在、42人となります。
この星回りの42人について調べてみました。
2-5-2の人物とは?
2つの二黒土星と五黄土星を持ち、すべての星が土の性に属しています。
五黄土星の強い意志力が、口だけでグズグズしやすい二黒土星にとってプラスに働くタイプと言えそうです。
誕生月は、8月初旬から9月初旬生まれとなります。
西洋占星術では、しし座・乙女座が含まれます。
二黒土星は畑の土であり、万物を育て、母のような慈しみをもっていますが、女性の星なのでおしゃべりであり、基本的には受け身です。
まじめで勤勉な態度と行動で、人々をサポートすることによって、人生を切り開いていきます。
五黄土星は帝王の星であり、極端な性格となってあらわれやすい傾向があります。
自分の考えを主張する性質が強く、周囲からはわがままに見られやすいのが五黄土星です。
2-5-2の場合、女性的なセンスの持ち主が多いのですが、いざというときの決断力に優れ、実行すると決めたことには、まじめに取り組みます。
生まれた曜日は?
■火曜生まれが多い
2-5-2の人物は、火曜生まれの人が多いようです。
火曜生まれには、江沢民、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥さん、ノーベル化学賞を受賞したリヒャルト・ヴィルシュテッター、ノーベル経済学賞を受賞したレオニード・ハーヴィッツ、調教師の池添学さん、ヴァイオリニストのヴァディム・レーピン、漫画家の上田トシコさん、ディーン・フジオカさん、岡田将生さんがいます。
また、東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤がいます。
十干は?
■火の性が多い
十干十二支とは、60年で一周するというものです。
十干と十二支には、それぞれ意味があるのですが、それについては下記のブログをお読みになってください。
⇒ 陰陽五行と干支
十干では、火の性が最も多い結果となりました。
二黒土星は、十干では戊(つちのえ)・己(つちのと)にあたります。
十干を五行に置き換えて整理すると、以下の通りとなります。
木の性(甲・乙):6人
火の性(丙・丁):10人
土の性(戊・己):8人
金の性(庚・辛):9人
水の性(壬・癸):9人
火の性は、すべてが土の性に属している2-5-2の人物にとって、アイデアやひらめきの源泉となるエネルギーを与えてくれます。
十二支は?
本命星が二黒土星となるのは、寅年、巳年、申年、亥年だけです。
■申年生まれが多い
申年生まれが多い結果となりました。
十二支を五行に置き換えると、
木の性(甲・乙):寅年
火の性(丙・丁):巳年
土の性(戊・己):なし
金の性(庚・辛):申年
水の性(壬・癸):亥年
という対応になります。
申は陽金で、刈入れの時期が近い状態で、草木の実が成熟していますが、種子の核が完成していないというときをあらわしています。
ここで金の性が多いということは、2-5-2の星回りは、発想は火の性から、得られる対価は金の性を目指していると言えるかもしれません。
申年生まれには、オーブリー・ビアズリー、ランベルト正積方位図法などを考案した科学者のヨハン・ハインリヒ・ランベルト、川崎重工業の創業者である川崎正蔵、日本電産創業者の永守重信さん、ノーベル化学賞を受賞したリヒャルト・ヴィルシュテッター、ノーベル文学賞を受賞したヘルタ・ミュラー、アメリカ大統領のリンドン・ジョンソン、イギリス首相のヘンリー・キャンベル=バナマン、ヴァイオリニストのデイヴィッド・ギャレット、ピアニストの高橋アキさん、漫画家の黒丸さん、調教師の池添学さん、ディーン・フジオカさんがいます。
宿曜占星術では?
■鬼宿が多い
27の本命宿のうち、鬼宿が多い結果となりました。
鬼宿は、空想力が豊かで好奇心が旺盛で、何事においても人より先んじることを好み、働き者で努力家の本命宿。
鬼宿生まれには異能の人物があらわれ、イノベーションを起こすこともあるのです。
亢宿、氐宿、虚宿、奎宿、婁宿、昴宿は、2-5-2にはいませんでした。
宿曜占星術の27の本命宿それぞれの性格や運気、相性をもっと知りたい方はこちらをご覧になってください。
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