「日本資本主義の父」
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
新しい一万円札の顔となった渋沢栄一。
最後の幕臣であり、明治政府の官僚としても活躍した人物です。
実務能力が高かったので、時代が渋沢栄一を求めたのではないでしょうか。
また、『論語と算盤』でも知られています。
渋沢栄一について調べてみました。
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渋沢栄一を九星気学でみると?
■渋沢栄一(7-7-8)
渋沢栄一は、1840年3月16日生まれ。
本命星:七赤金星
月命星:七赤金星
傾斜宮:八白土星
渋沢栄一は、本命星と月命星の七赤金星に対し、傾斜宮の八白土星からエネルギーが流れている相生の関係です。
行動も精神も七赤金星なので、カンが鋭く、説得力のある言葉を発しますから、言葉では決して人には負けることがありません。
批判力に優れているため、言葉に毒を含むことも。
七赤金星には人を喜ばせたいという気持ちがあるので、人からは好かれますが、気安くされたり軽く見られたりすることを嫌います。
傾斜宮の八白土星は高いプライドであり、自分が設定した目標に到達するまで努力する資質を秘めています
渋沢栄一と同じ星回りは、中国の皇帝に多く、渋沢栄一は大陸的な性格の人物だったのではないでしょうか。
イギリス首相のディズレーリや、アメリカ大統領のウッドロウ・ウィルソンも、渋沢栄一とまったく同じ星回りです。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【七赤金星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
渋沢栄一の運気を九星気学でみると?
■1867年 パリ万国博覧会へ
1867年は七赤金星が中宮にあり、花が咲くときです。
渋沢栄一は、前年に主君の一橋慶喜が将軍となったことから幕臣となります。
そして、将軍の名代としてパリ万博に出席する慶喜の異母弟・徳川昭武の随員としてフランスへと渡航。
その後、ヨーロッパ各国を視察して回ります。
また、フランス滞在中に、御勘定格陸軍付調役から外国奉行支配調役に出世しています。
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■1873年 第一国立銀行設立
1873年は一白水星中宮年で、七赤金星は南西にあり、後厄です。
渋沢栄一は大蔵省をやめ、発券機能を有する第一国立銀行を設立します。
七赤金星の定位である西には、三碧木星が位置しているので、開拓精神にあふれた時期です。
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■1875年 商法講習所を設立
1875年は八白土星中宮年で、七赤金星は東南にあり、運気旺盛です。
ただし、歳破がついているので、計画通りとは行かないことがあったでしょう。
渋沢栄一は、森有礼とともに、商法講習所(一橋大学の源流)を設立します。
また、第一国立銀行の頭取に就任します。
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■1889年 深川区会議員
1889年は三碧木星中宮年で、七赤金星は南にあり前厄です。
前厄のときは陽があたるときなので、世間の注目を集めます。
渋沢栄一は、深川区会議員となり、以降15年の長きに渡って、地元の政治に力を入れています。
気になるのは、七赤金星の定位に五黄土星が回座しているため、良くも悪くも極端になりやすいときだったと思われることです。
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■1901年 大蔵大臣を辞退
1901年は九紫火星中宮年で、七赤金星は東に出て、運気は上昇に転じます。
また、定位対冲のため、運命の歯車が大きく動くときでもあります。
渋沢栄一は、井上馨から大蔵大臣就任の要請を受けますが、これを辞退します。
井上馨は、渋沢栄一なしでは困難として、組閣を断念。
激動の時代に向かうなか、大蔵大臣の辞退するという、このときの判断は渋沢栄一にとって良かったのかもしれません。
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■1916年 「道徳経済合一説」
1916年は三碧木星中宮年で、七赤金星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽が当たるときであり、良くも悪くも世間の注目を集めます。
渋沢栄一は、『論語と算盤』を著し、「道徳経済合一説」という理念を打ち出します。
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■1926年 ノーベル平和賞候補
1926年は二黒土星中宮年で、七赤金星は北にあり本厄です。
七赤金星の定位には四緑木星が回座しているので、知名度アップの暗示があります。
渋沢栄一は、ノーベル平和賞候補に選出されます。
1927年も同じく選出されていますが、厄年期間なので、受賞することはありませんでした。
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■1931年 死去
1931年は六白金星中宮年で、七赤金星は北西にあり、実をつけるとき。
しかし、五黄土星の反対側にあり暗剣殺でした。
また、七赤金星の定位には八白土星が回座しているので、変化変動です。
渋沢栄一は、このような運気のときに亡くなります。
享年91歳、幕末から昭和までを駆け抜けた人生でした。
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■2021年 大河ドラマ『青天を衝け』
2021年は六白金星中宮年で、七赤金星は北西にあり、実をつけるときです。
大河ドラマ『青天を衝け』で、渋沢栄一の人生が描かれますが、渋沢栄一自身が亡くなった1931年とまったく同じ九星盤です。
奇遇ですね。
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渋沢栄一を宿曜占星術でみると?
■渋沢栄一【翼宿】
宿曜占星術では、渋沢栄一は翼宿の生まれです。
翼宿は、字のとおりに、海外運のある人が多い本命宿です。
イギリスの歴代首相や、日本の財閥創始者にもっとも多いのが翼宿生まれなので、貿易なしには成立しない国や時代には必要とされた人物が、翼宿なのかもしれません。
マーガレット・サッチャー、ウィンストン・チャーチル、西園寺公望、吉田茂、橋本左内、大倉喜八郎、井深大、伊藤忠兵衛といった面々が翼宿の生まれです。
九星気学でも、渋沢栄一は大陸的なのではないかと書きましたが、中国皇帝にも翼宿生まれが多いのです。
翼宿生まれの人柄は温厚で率直、仕草や言葉遣いも丁寧で、語り口がおだやかです。
生れもった徳や人望、実力で、いつか頭角をあらわす力量に恵まれた人が多いうえに、何事も他人任せにせず、忍耐強く、仕事に貪欲なタイプ。
また、翼宿生まれには、財産を社会に還元することに意欲的な人が多いという傾向もあります。
渋沢栄一は、実業界の中でも最も社会活動に熱心だったと言われ、2度もノーベル平和賞の候補になっているくらい、社会貢献活動に積極的でした。
ただし、典型的な唯我独尊タイプで、自分が納得するまでやり抜く完全主義者なので、実力がともなわないと周囲の嫌われ者に鳴ってしまうことも。
翼宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「翼宿:宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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