2020年は特殊な年?
2020年は、七赤金星中宮年なので、経済の年と言っても良いと思います。
また天変地異、とくに地震も多そうな年となります。
そして、2020年には11年に一度ある、九星の閏(うるう)があります。
閏(うるう)は、暦の計算上、調整のためにおこるものです。
九星カレンダーでは、日盤に陽遁と隠遁があります。
陽遁とは、日盤の九星が、一白水星⇒二黒土星⇒三碧木星と、数字が増えていくように九星が巡る循環のことで、陽遁󠄀は、冬至にもっとも近い甲子(きのえね)の日にはじまります。
陽遁とは、逆に、九紫火星⇒八白土星⇒七赤金星と、数字が減っていくように九星が巡る循環のことを隠遁といいます。
隠遁は、夏至にもっとも近い甲子(きのえね)から始まります。
しかし、2020年では甲午(きのえうま)で隠遁が始まります。
いつもの通りなら、陽遁の場合は一白水星が2日続き、隠遁の場合は九紫火星が2日続きます。
2020年の隠遁は、6月20日からはじまり、6月19日と20日は三碧木星が2日間続きます。
これが、2020年は特殊とする理由です。
三碧木星は、地震を暗示する象意をもつ九星ですから、七赤金星中宮年と関連づけて考えると、大きな地震がありそうな予感がしてなりません。
なお、暦の計算には様々な手法がありますので、2019年11月23日から2020年7月19日までは日盤が異なるカレンダーが存在することになります。
生方は、カシオ計算機株式会社が提供するカレンダー類を利用していますので、2020年は上記の説明のように考え、判断しています。
https://keisan.casio.jp/exec/system/1189947646
2020年の年運は?
2020年は庚子(こうし かのえね)令和2年となります。
九星気学では七赤金星中宮年となり、七赤金星の象意が1年を通じてあらわれてきます。
2020年は、七赤金星中宮年です。
九星盤の中央に七赤金星が位置し、五黄土星が東で五黄殺、九紫火星が西にあり、暗剣殺です。
歳破は南、午の方位になります。
九星気学において、五黄殺・暗剣殺は大凶の方位となりますが、東西に大凶方位があることから、軸がブレ、ずれるということになります。
また、南に歳破があるため、最も輝くときに破れが生じます。
七赤金星は、精錬された金属をあらわし、経済を占う九星です。
一般的には、金運の星として知られています。
つまり、2020年は経済面において波乱含み、極端な事象が起こりやすい年と言えそうです。
七赤金星が中宮にあるときは、経済は表面的には順調のように見えて、波乱含み、八方塞がりという暗示があります。
七赤金星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示がありますから、企業の倒産や経営破綻など、大きな変化または影響がありそうです。
さらに、株価の乱高下、円高・円安なども起こりやすいでしょう。
社会事象全般において、行き過ぎ・やりすぎが表面化して、物事が悪化したり、複雑化したりします。
七赤金星は、天候では暴風雨を示していますので、台風や突風などに注意が必要な年となるでしょう。
また、七赤金星には断層、がけ崩れ、山崩れという象意もあることから、地震も起きやすいと言われています。
特に、東京から見て西、南、東の方位で起こりやすいと思われます。
東の方位は三碧木星の定位なのですが、五黄土星が回座しているので、東の方位で地震が発生した場合には、大きな被害となるかもしれません。
3月、6月、7月、12月は、地震発生の確率が高いのではないでしょうか。
⇒ 大地震発生には三碧木星・破・五黄殺・暗剣殺が影響している?
また、二黒土星は、2019年は暗剣殺でしたが、2020年は歳破がつき、商売や生活において厄介なことが起こる暗示があります。
二黒土星は庶民をあらわし、家庭や女性を意味しています。
この二黒土星に破れがあるので、庶民生活には、思いがけない厄介事があるとみます。
消費税が10%になりましたが、この影響が顕著になってくるのかもしれません。
誰にとっても大凶方位は、東の五黄土星(五黄殺)と西の九紫火星(暗剣殺)です。
海外旅行の際には、この方位は避けてください。
また、歳破のついた南の二黒土星も要注意です。
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九星それぞれの2020年の運気
一白水星
一白水星は北東にあり、変化変動の1年となります。
人生における大きな転換期を迎えることもあれば、引っ越しや転職、結婚・離婚を経験する場合もあります。
北東は、八白土星の定位なので、不動産関係、家族や親族関係の問題が浮上し、これに関連して財産の継承などにおけるトラブルが起こりやすいと言われています。
吉方位:東南、北
二黒土星
二黒土星は南にあり前厄、そして歳破がついています。
前厄のときは陽のあたるときなので、周囲の評価が高まって注目を集めるとか、または隠しておきたいことが暴露されるとか、良くも悪くも目立つときです。
歳破がついているので、悪いほうで目立ちそうです。
また、南には離の作用が働きますので、別離や離職など、「離れる」がキーワードの年となります。
吉方位:北西、東南
三碧木星
三碧木星は北にあり、本厄です。
病気にかかりやすく、心身ともに疲労感を抱えるときです。
また、困難な状況に陥ることが多く、思いつきで行動することはオススメしません。
十分に検討し、計画をたて、良いタイミングを狙ってください。
吉方位:北東、南西
四緑木星
四緑木星は南西にあり、後厄です。
体調管理に気を配り、将来にむけての準備をするときです。
南西は二黒土星の定位であるので、コツコツとまじめに働くことで、運気が開けてきます。
また、女性との関係も深まるときです。
吉方位:北
五黄土星
五黄土星は東に出て、運気は上昇に転じます。
新しいこと、人のやっていないことに興味を惹かれ、これまでには経験したことのないような分野にチャレンジするかもしれません。
やる気がみなぎるときなのですが、言葉には注意が必要です。
相手の様子に気づかずに言いすぎてしまうと、トラブルになってしまう可能性があります。
吉方位:北西、東南
六白金星
六白金星は東南にあり、運気は旺盛です。
遠方との関係が深まったり、結婚話が出てきたりします。
何をやってもうまくいくタイミングなので、積極的に活動し、できるだけ広いコミュニケーションを心がけると良いときです。
ただし、定位対冲なので、運命の歯車が大きく動くときと意識して行動しましょう。
吉方位:北東
七赤金星
七赤金星は中宮にあり、花が咲くときです。
中宮のときは吉凶混合運であり、良いことも悪いことも極端な形となってあらわれます。
積極策よりは消極策に徹し、判断が必要なときは、周囲の人の意見を取り入れるようにしたほうが良いでしょう。
吉方位:北西、北東
八白土星
八白土星は北西にあり、実をつけるときです。
独立したり、ビジネスで成功したりというときなので、蓄財にも向いていますが、困難に状況に陥る暗示があります。
北西は六白金星の定位なので、目上の人からのサポートが受けられるかもしれませんが、調子に乗らないようにしてください。
吉方位:なし
九紫火星
九紫火星は西にあり、収穫のときですが、五黄土星の反対側にあるため暗剣殺です。
西は七赤金星の方位なので、金銭の出入りが増えたり、対人関係でも飲食がともなう機会が増えたりします。
とくにお酒の席では、対抗意識を燃やして発した一言で、恨まれないように気をつけましょう。
吉方位:北、南西、北西
運気・運勢が良い九星の組合せベスト5
九星気学では、本命星・月命星・傾斜宮のそれぞれで81通りの組合せがあります。
その81通りのなかで、生方がこれまで調べた限りではありますが、歴史上の人物や著名人が多かった組合せベスト5は、以下のとおりです。
- 【3-5-3】37人
- 【7-8-4】35人
- 【6-5-6】34人
- 【1-7-8】【5-2-8】30人
- 【2-1-6】【2-2-6】【4-7-2】29人
これらの星回りを持つ人は、なかなかの強運の持ち主と言えそうです。
さて、あなたはどの組み合わせですか?
⇒ 九星気学で運勢が強いのは?81通りの本命星・月命星・傾斜宮の組合せを見てみると
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