2020年1月は九紫火星中宮月になります。 

五黄土星は北にあり、暗剣殺は南の方位で、四緑木星が位置しています。

1月は、先月にひきつづき南と北の方位が大凶となります。 

何かと不安定なことを暗示しています。

月破は未の方位（南南西）になりますので、六白金星生まれの方は月破となります。

2020年1月は、吉神が、東の七赤金星と西の二黒土星についています。

吉方位旅行に、東西を選ぶことができる人は、これらの方位がおすすめです。

九紫火星は火であり、太陽を表します。

中国古代から続く思想には、「君子は南面す」という言葉があります。

九星気学は、この言葉のままに定位盤が形作られていると思われます。

火は次々と燃え広がり焼き尽くす様であり、そこから、アイデアがどんどん湧いてくる、移り気といった意味が生じます。

また、太陽は天にあり、すべてを照らし出します。

そこには、良いことも悪いことも含まれます。

また、九紫火星には文書類、そしてそれらを監督・保管する場所も象意に含まれています。

月盤の九紫火星が年盤の八白土星に回座するのが、2020年1月なので、株式市場をはじめとする金融において、極端な変化がある可能性があります。

また、文書関係に関するトラブルが発覚して、それがきっかけとなって大きく動くといったことも起こりそうです。

易では、「火山旅（かざんりょ）」の卦になります。

「火山旅（かざんりょ）」の卦には、不安定そのものという意味があります。

先行きが見えない旅立ちをあらわしているのですが、「火山旅（かざんりょ）」の卦には、「郷に入れば郷に従え」という意味があり、受け身であること、柔軟に対応することが求められます。

2020年は、さまざまな面で不安定である可能性が高いのですが、1月からその傾向は顕著にあらわれるようです。

⇒ 2020年を九星気学でみてみると

⇒ 2020年は庚子（かのえね）七赤金星中宮年　本当に金運アップできるのか？ 

夏、火、赤、紫、熱、光、明かり、太陽、陽炎

付着、離別、生別、死別

発見、露見、立腹、抗議、破壊、喧嘩、戦争、競争、示現、分離、極端

美麗、装飾、名誉、名声、人気、昇進、先見

照る、輝く、割る、広がる、論争する、読書する、見物する、鑑定する、鏡を見る

太陽、暑気、南風、あたたかい、炎暑

裁判所、警察署、交番、検査場

信号、見張り場所、灯台、消防署

国会議事堂

書籍・文具店、百貨店、雑貨店、化粧品店

映画館、図書館、博物館

競技場、賭博場、宴会場

火事場、噴火口

株券、債権、手形、証書

書画、書籍、地図

設計図、記録、契約書

インターネット

礼装、神棚、城、像

鏡、神仏具、紙幣

学者、裁判官、医師、会計係、警察官、監督、顧問、理事、名誉職、新聞記者、小説家、美人、俳優、染色家、眼科医、美容師

海苔、貝類、干物、馬肉、あざやかな色彩の食品

心臓、首、眼、顔面、頭部

美食過食による胃腸障害

ノイローゼなどの精神疾患

孔雀、鳳凰、キジ、金魚

花全般、あじさい、シャクヤク、牡丹、百日紅、紅葉、南天、クスノキ、榊󠄀

一白水星は北西にあり、実をつけるときです。

目上の人から注目されたり、引き立てられる暗示があり、これが将来へと続く人間関係となるかもしれません。

まじめ・勤勉にとりくむことで、吉運を引き寄せることができるでしょう。

吉方位：東

二黒土星は西にあり、収穫のときです。

天徳・月徳・天道の吉神がついていますので、大きな収穫となりそうです。

しかし、言葉には要注意の暗示がありますので、SNSの投稿や、気を許した場所でのおしゃべりなどにも、十分に気をつけてください。

吉方位：東南

三碧木星は北東にあり、変化変動です。

年盤の二黒土星に回座しているので暗剣殺の影響を受ける可能性があります。

また、年盤の三碧木星には月盤の四緑木星が回座し、これも暗剣殺です。

評判が高まり、結婚の約束が成立するなど、良いことがありそうなのですが、突発的な事故や、第三者から災難がもたらされそうな暗示があります。

吉方位：北西

四緑木星は南にあり、前厄であり、暗剣殺です。

年盤の四緑木星に月盤の五黄土星が回座し、五黄殺の暗示もあり、とくに注意すべきときと言えるでしょう。

とくに契約や文書では、思い通りにならないことがおこりそうです。

また、「離」の作用がはたらくため、別れ・移動といったことが起こりやすいと言えます。

吉方位：北西

五黄土星は北にあり、本厄です。

下半身の冷えに気をつけ、十分に体調管理すべきときです。

しかし、目上の人のサポートを受けられたり、評価されたりする暗示があります。

吉方位：東南、西

六白金星は南西にあり、後厄です。

月破がついているので、とくに前半は、思い通りにならないことが多そうです。

また年盤の五黄土星に回座しているので、五黄殺の影響を受けやすいので、言動には要注意。

とくに新年会などの飲食の場で、酔いにまかせての発言が火種になって、敵を作ってしまうかもしれません。

吉方位：東南、北西

七赤金星は東に出て、運気は上昇に転じます。

天徳合・月徳合・生気などの吉神がついていますから、追い風も力強そうです。

目上の人または、ある種の権威とのつながりによって、変化変動する暗示があります。

チャンスは確実にものにしてください。

吉方位：東南、北西

八白土星は東南にあり、運気旺盛です。

年盤の七赤金星には歳破がついているので、多少の破れがあるかもしれません。

病気の再発、書類上のトラブル、または表彰・昇進など、良くも悪くも注目を集めやすい暗示があります。

吉方位：西、東

九紫火星は中宮にあり、花が咲くときですが、困難な状況に陥る暗示があります。

中宮のときは吉凶混合運であり、さらに変化変動のときでもあるので、対応次第では大きなトラブルを呼び込んでしまうかも。

積極策より受け身、消極策にしたほうが無難でしょう。

吉方位：東南、西

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九星気学では、日盤を９つの本命星が巡っています。

そのなかで、運気の良くない日は次のような日になります。

開運ブログでは、以前も書いていますが、五黄殺の正面、反対側に本命星があるときは「暗剣殺」という凶運日になります。 

暗剣殺は、他人からの影響によって運気が下がります。

日破とは、破れのある日のことです。

この日破が、自分の本命星にある日は凶になります。

2020年1月の月盤は九紫火星中宮ですから、五黄殺は北、暗剣殺は南になります。

2020年1月には、再び七曜陵逼が起こります。

旧暦の1月月1日が室宿の土曜日であるため、旧暦の1月1日から16日まで「七曜陵逼（しちようりょうひつ）」が起こります。

このように、毎月1日の宿と曜日が、ある特定の組合せのときに「七曜陵逼」が発生します。 

「七曜陵逼」とは、特定の「曜」が特定の「宿」を剋して、「曜」が勝ち「宿」が負けたときに災いに至るというものです。

つまり、「曜」が「宿」を凌駕して脅かす状態を指します。 

この「七曜陵逼」の期間には、吉凶が逆転するといわれています。 

なかでも、この期間中に命宿と胎宿の日がぶつかると、必ず災難にあうとされています。

旧暦の1月1日は、新暦の1月25日です。

そして七曜陵逼があるのは、新暦の1月25日～2月9日までとなります。

古来、七曜陵逼の期間中は、月の運行が狂い、地球に重大な厄害を与えると考えられてきました。 

また七曜陵逼は不定期に訪れるため、頻繁に起こる年もあれば、数年間起こらないということもあります。

本来は大吉ですが、何事も成就しない日となります。

いつも以上に、人の役に立つような善行を積むことを心がけが必要になります。

この日も本来は大吉ですが、積極的に行動してはならない要注意日になります。

何事も控えめにしたほうが良いという日になります。

運気が安定する日のはずが、逆転すると運気に波乱が生じるとされています。

交流・コミュニケーションに適した日ですが、逆転すると人間関係において問題が発生しやすいとされます。

人から裏切られたり、だまされたりしないように注意すべき日になります。

本来は凶の日ですが、逆転して、求める気持ちが通じる日、物事を成し遂げてくれるという吉に尼なります。

ただし、「業に属する壊宿（暗黒の一週間）」の日は、吉日に転じることはありません。

命宿・胎宿の日は、逆転現象の影響をうけません。

つまり、凶のままであり、むしろ凶意が増すと考えられています。

宿曜経では、陵逼によって命宿が剋されたときには命が脅かされ、業宿が剋された時には行動が成就せず、胎宿が剋された時には邪難にあうと警告されているほどです。

宿曜でも、毎日その日の宿があります。

本命宿によって、その宿がどのような意味になるのか異なります。

それは、本命宿にはそれぞれ異なるホロスコープがあり、そのホロスコープが毎日の運気の基本となります。

日の運気を見るためには、ホロスコープにある次の意味を知る必要があります。

「命」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（現在）

「業」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（過去）

「胎」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（未来）

ホロスコープでは、命からはじまる「現在」の９日間、業からはじまる「過去」の９日間、胎からはじまる「未来」の９日間が、順番に巡っています。

宿曜では27日でひと回りし、また命からはじまります。

そして、この周期のなかで何をしても凶の意味があるのが、暗黒の一週間です。

暗黒の一週間とは、「業」・栄・衰・安・危・成・壊の７日間を指します。

体力・気力が落ち込み、なかなか思い通りに進みません。

やらなければならない仕事があるのに、少しもはかどらない、または手につかない、という時期にあたります。

この期間は、積極的な行動は避け、自己主張は避け、我を張るような行動は絶対に避けましょう。

「業」は善行を求めているので、無視無欲で過ごすことが大切です。

この暗黒の一週間で、とくに大凶という日は「成」「壊」の日。

つぎに悪いのは「栄」「衰」になります。 

本命星と同じ宿星の日。

この世に生を受けたその日のことです。

• 所持控えめに
• 無私無欲
• 礼儀正しく
• 失礼のない身だしなみを心がけましょう

あらゆることに対して吉運があるとされています。

発展運のある日。

• 前向きに
• 仕事関係は進めてよし
• 新しいことも吉
• 気持ちが盛り上がるおしゃれを心がけましょう

本命宿のエネルギーを抑制し、委縮させる日です。

• 体調不良
• 旅行は避ける
• 身の程を知る
• 自らを振り返る

物事を穏やかに安定させる気が働く日です。

• 安定
• 内面の充実させる
• リフレッシュ
• 造築・造園は吉

本来のエネルギーに力を貸さない、助けない日。

危険なほうへ傾いていく作用が働く日です。

• 好事魔多し
• 取引や交渉は避ける
• 売買は凶
• 怪我に注意
• 旅行は避ける
• 口はわざわいの元

物事が達成・成就する日。

地道に努力して生きた人、苦労してきた人が報われる日です。

• 大きな計画を立てると吉
• 交際が一歩すすむ

何事も不利な方向に進む日。

万事控えめにすべき日です。

• 悪しき敵を破壊すると吉
• 内なる敵を破壊する
• 予定外の行動は避ける
• 因果応報
• さわらぬ神にたたりなし

人と人との和合の日。

これまでの人間関係が助けになる日です。

• 交友をひろげる
• 仕事は前向きに
• 行事、結婚式、宴会など人が集まることは吉
• 新しい出会い、新しい恋愛に最高の日

人間関係に吉の日。

積極的な交友を行う日です。

• 人を大切にする気持ち
• プライベートな関係に目を向ける

前世が宿っている日。

現世の災いの因縁となる前世の悪行という意味を含む日です。

• 清めの期間のはじまり
• 善行は悪を成就させない
• 人のために尽くす

受胎の日。

誕生まで元気で過ごせるかどうかわからないあやうさを含んだ日です。

• 諸事控えめに
• ムリはしない
• 謙虚にふるまう
• 病気に注意

カレンダーの青い部分は、宿曜占星術の暗黒の一週間にあたります。

暗黒の一週間と、九星気学で凶の日が重なるときは、特に注意しましょう。

2020年1月（2020年1月6日～2月3日）は、あたたかで穏やかな天候となりそうです。

しかし、1月5日までは2019年12月で、一白水星中宮ですから、天候不順、水害、土砂崩れなど、水に関係の深い災害が起こりやすいという暗示が残っています。 

大雪や大雨などで、大きな災害が、三度起こるのかもしれません。  

また、1月は火山の噴火があってもおかしくない運気です。

南北の地軸が不安定なので、火山の噴火があるとしたら北、または南の方位にありそうです。

月破がついているので南西方面も要注意のようです。

政治面では、一白水星生まれの安倍首相は実をつけるときなのですが、六白金星に月破がついているので、思わぬ破れがありそうです。

六白金星は天であり、政治に置き換えると首相など、公的な立場の人物にあたります。

その破れは、文書関係に端を発するようですから、過去の問題が発覚してしまうということのようです。

2020年は、政治の安定がもとめられるときなのですが、安倍晋三首相が一白水星なので、波乱を避けることはできないでしょう。

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