2021年はどんな年?
2021年(2021年2月3日~2022年2月3日)は、六白金星中宮年です。
五黄土星は東南にあり五黄殺、そして北西の七赤金星は暗剣殺です。
歳破は、南西の三碧木星についています。
年運は、中宮に位置している星の影響を強く受けることから、2021年は六白金星の影響を受けることになります。
六白金星は天であり、鉱物を表しています。
象意には、高貴な人物、公的機関、大企業、宝石などが含まれています。
ここから、2021年は公的機関や大企業などの話題が多く、その影響が全体的に強いことを示しています。
そして、六白金星は、大統領や首相、国家元首などでもあるので、これらの人々が揺れ動き、不安定で読みにくい政治状況となりそうです。
七赤金星の菅義偉首相は、足元が不安定なうえに、暗剣殺がついていますから、菅義偉首相は外野からの攻撃を受けて、かなりのダメージを受ける可能性が高いようです。
菅義偉首相にとって、2021年は突発的なアクシデントに巻き込まれやすい年運であり、このアクシデント対応がうまく行かず、国民を満足させることは難しいと思われます。
また、菅義偉首相自身が、事故に遭う、暴漢に襲われるということもありそうです。
また六白金星には、大都市、競技場の象意もあることから、オリンピックは開催される可能性が高いのですが、六白金星の定位に位置している七赤金星が暗剣殺なので、簡単にことが進むとは思えません。
もし開催されたとしても、なにかケチがついてしまう可能性が高いでしょう。
新型コロナウイルスは?
六白金星には、完成、完了、完全、円熟、成熟などの意味があるので、新型コロナウイルスは収束に向う可能性が高いのですが、両極端な結果が突きつけられそうです。
2021年の九星盤では、七赤金星(肺)は北西にあるので、ヨーロッパを中心に、流行は続きそうです。
しかし、七赤金星に暗剣殺がついていることを考えると、新型コロナウイルスに対してワクチンが有効に働き、感染が沈静化するという可能性もありそうです。
しかし、そのワクチンの効果にも、大きな差(地域差)が出てくるのかもしれません。
一部の製薬メーカーのワクチンは効かない、副作用が強すぎる、というようなことも起こるのではないでしょうか。
2021年の経済は?
経済は七赤金星で占うのですが、2021年は、経済はかなり悪いようです。
何度も書いていますが、七赤金星に暗剣殺がついているためです。
また、弁財天の方位である東南には、五黄土星が回座して五黄殺なので、積極的な投資などは控えたほうが良さそうです。
証券・株券をあらわす九紫火星は北東に位置しているため、株価にも変化変動が起こりやすく、株式市場では、冷水がかけられるような出来事が起こるかもしれません。
さらに、庶民や中小企業をあらわす二黒土星は北にあり本厄なので、冷え切っています。
気持ちは前向きなのですが、掛け声ばかりで、実態がともなわないという状況となるでしょう。
生活は厳しく、多くの人が不満を抱えるような経済環境となります。
とくに、現金収入に頼るビジネスは、良くない可能性が高いようです。
若い世代の変死・自殺なども増えるでしょう。
九星それぞれの2021年の運気
一白水星
一白水星は南にあり、前厄の1年となります。
前厄のときは陽の当たるときであり、良くも悪くも注目されるときです。
また、定位対冲となり、運命の歯車が大きく動くときでもあり、人生の転機を迎える人も多いことでしょう。
状況に流されやすく、他力本願になりがちなので、いつもの実行力に欠けるかもしれません。
吉方位:東
二黒土星
二黒土星は北にあり、本厄です。
本厄のときは、冷えからくる体調不良に陥りやすく、何かとうまくいきません。
気持ち的には、前向きで積極的になりますが、言葉で失敗しやすい1年となりますので、口は災いのもとと考えてください。
軽挙妄動しやすいため、言葉ばかりで実態がともなわない可能性も。
吉方位:北東、西
三碧木星
三碧木星は南西にあり、 歳破がついています。
2021年7月くらいまでは、歳破の影響が出やすいため、計画の頓挫が起こりやすいようです。
しかし、知名度アップ、拡散の暗示がありますので、ビジネス面では拡大する可能性を秘めています。
とくに遠方との新規取引、人間関係の拡大などに期待できそうです。
また、結婚の暗示もありますので、もしかすると結婚するのかもしれません。
吉方位:南、東
四緑木星
四緑木星は東に出て、運気は上昇に転じますが、五黄殺となり、自滅的な運気の1年となります。
トラブルの原因は自分にあり、墓穴を掘るようなことになってしまいがちな運気です。
また、病気は重症化しやすく、ビジネス運も低下します。
精神的に落ち込みやすくなるので、せっかくのコミュニケーション能力を発揮できなくなってしまうかも。
吉方位:南、南西、北東
五黄土星
五黄土星は東南にあり、運気は旺盛です。
目上からの引き立てや、権威から評価される暗示があるので、良いことが起こりやすい1年となりそうです。
絶好調といっても良い運気ですが、好調なときほど慎重に、というのが九星気学の教えです。
天狗になりやすいので、周囲とのバランスを考え、「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」を実践してください。
吉方位:北東、西、北
六白金星
六白金星は中宮にあり、花が咲くときです。
「命厄」であり、吉凶混合運なので、頂点にあっても命を落とすようなことが起こることがあります。
人間関係が拡大する社交の1年となり、金銭の出入りが増えるでしょう。
しかし、不満や不足を感じやすい運気なので、上手に息抜きをしてください。
吉方位:北、西、南
七赤金星
七赤金星は北西にあり、実をつけるときですが、暗剣殺の1年です。
暗剣殺のときは、他者からの影響を受けやすく、七赤金星の良い資質に対して妨害があります。
明るく、人を楽しませることが好きな七赤金星ですが、自己顕示欲ばかりが強く出てしまって、周囲から反感を買ってしまうかも。
交通事故、盗難、火事などの災厄に遭いやすいので、日頃から注意するようにしてください。
吉方位:北、東、南
八白土星
八白土星は西にあり、収穫のときです。
良くも悪くも目立ち、注目される暗示があり、「離」の作用が働きます。
「離」の作用が働くときは、転居・移転・異動・別離などが起こりやすいので、公私ともに、慌ただしい1年となるかもしれません。
吉方位:北東、南
九紫火星
九紫火星は北東にあり、変化変動です。
困難な状況に陥りやすい1年となりますので、変化は、良いことばかりではなさそうです。
変化変動の運気のときは、様々な出来事に見舞われるため、落ち着かないことが多い1年となりそうです。
吉方位:東、北、西
とくに注意してほしい九星の組合せは?
九星気学では、本命星・月命星・傾斜宮のそれぞれで81通りの組合せがあります。
これら81通りの組合せのなかで、とくに注意してほしいのは、
本命星:二黒土星
月命星:一白水星
傾斜宮:六白金星
の【2-1-6】の人と、
本命星:二黒土星
月命星:七赤金星
傾斜宮:九紫火星
の【2-7-9】の人、そして
本命星:二黒土星
月命星:九紫火星
傾斜宮:七赤金星
の【2-9-7】の人です。
いずれも、本命星が二黒土星の人なので、二黒土星の方は、自分の月命星、傾斜宮をお調べになってください。
なぜ、この3通りの人に、注意してほしいのか。
まず、【2-1-6】の人は、南北に星が並びます。
体調面では不調になりやすく、精神的にも大きな変化や転機を迎えるときであり、運気的には大きな波乱が起こりやすいときといえます。
【2-7-9】も、体調面で不調になりやすいのですが、さらに精神的に挫折しやすく、直感もくもりがち、または判断を間違いやすいといえます。
【2-9-7】も、同じく体調には不安があるときであり、精神的には変化変動なので、気持ちが先走りますが、間違った方向に行きがちです。
【2-7-9】【2-9-7】の人は、明るく楽しいことが好きという性質を持っているのですが、この性質がうまく生かされないのが2021年であり、精神的に落ちこみやすいといえます。
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