甲辰(きのえたつ)の年はどんな年になるのか?
甲辰(きのえたつ)とは?どんな意味?
甲辰(きのえたつ)とは、六十干支のなかのひとつの組み合わせです。
60年に一度巡ってくるので、2024年の前の甲辰は、1964年になります。
甲辰は、木剋土という相剋の年です。
甲(きのえ)は、樹木の陽木をあらわし、樹木の芽が、まだ土から顔をださない状態です。
辰は陽土で、草木が若くして伸びていく状態です。
陽気が充満し、草木が伸びる様相を示し、万物がふるい立つことをあらわしています。
どちらも陽・陽ですが、相剋の年運となるので、明るいことがある反面、暗い出来事もまた多いのかもしれません。
易では「雷風恒(らいふうこう)」の卦となり、現状維持に努めたほうが良さそうな気配があります。
「雷風恒(らいふうこう)」には、夫婦という意味もあるのですが、外見は一体でも、心は別々の方向に向かっていることを示唆しています。
保守的になり、平凡で退屈な卦でもあるのです。
60年ごとに巡ってくる甲辰の年について、過去にさかのぼって見直してみましょう
前回の甲辰は1964年(昭和39年)
2024年の60年前の甲辰は、1964年(昭和39年)です。
2024年は三碧木星中宮年ですが、1964年は九紫火星中宮年です。
九紫火星は、火であり、太陽を示しています。
明るく華やかなムードに包まれますが、飽きっぽく、一過性の流行となりやすい年運です。
また、「上を下への大騒ぎ」という言葉がありますが、南北に凶方位があり、社会全体が落ち着かない様子がうかがえます。
1964年は、東京オリンピックが開催され、東海道新幹線が開通しています。
まさに、明るく楽しい雰囲気が、世の中を包み込んでいた年だったのではないでしょうか。
しかし、富士航空機墜落事故、ライシャワー事件、品川勝島倉庫爆発火災、三ノ輪事件、高島忠夫長男殺害事件、さらにアラスカ地震や新潟地震などが発生して死者を出す、という暗い出来事も多かった年でした。
120年前の甲辰は1904年(明治37年)
120年前の甲辰は、1904年(明治37年)で、六白金星中宮年でした。
六白金星は蔵であり、太陽や天皇などを示しています。
1904年は、なんといっても日露戦争でしょう。
日露戦争は、最終的には、いちおう日本が勝利したことになっていますが、その実態はかなり苦しいものであったと評価されています。
しかし、1904年の時点では、戦況は華々しく、日本軍の勝利が伝えられていました。
また、アメリカではセントルイス万国博覧会が開催され、パナマ運河を起工します。
180年前の甲辰は1844年(天保15年)
180年前の甲辰は1844年で、三碧木星中宮年でした。
2024年とまったく同じです。
この年、寛政暦から天保暦に改暦されました。
どちらも太陰太陽暦の暦法(和暦)です。
世界史のなかでは、モールスが、ワシントン-ボルチモア間で電信機の実用化に成功しています。
目立った、大きな事件はありませんが、一歩前進するような気配があったことが感じられます。
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