パリオリンピック金メダリスト554人を調べてみました
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
パリオリンピック金メダリストをひたすら調べていたら、554人に達しました。
東京オリンピックのときと同様、公式サイトから情報を得ていますが、漏れがある可能性は否定できません。
ですが、金メダリストとなった人々のデータは、なかなかに興味深いものがあります。
そのうち、東京・パリと2連覇を果たした金メダリストが110人。
2連覇を果たすのは、どんな運気の持ち主なのか、比較してみました。
⇒ 2020年東京オリンピック金メダリスト537人を九星気学と宿曜占星術で見てみると?共通点は?
2024年パリオリンピック金メダリスト554人の共通点を九星気学でみると?
■本命星は六白金星が最も多い
2024年は三碧木星中宮年なので、三碧木星生まれの選手が最も多いのではないか?
そんな予想は、東京オリンピックのときにもしていたのですが、今回も違うようです。
最も多かったのは、六白金星78人、ついで八白土星72人という結果となりました。
最も少なかったのは七赤金星で52人です。
パリオリンピックの開会式は、現地時間で7月26日、閉会式は8月11日でした。
旧暦の7月は、8月5日まででしたから、開催期間の大部分が7月の月盤だったということになります。
まず、年盤をみると、六白金星には知名度アップの暗示があります。
金メダリストになった六白金星が多いのは、この知名度アップ運のおかげかもしれません。
また、六白金星は年盤と月盤が対冲しているので、大きな変化があるというときでもありました。
八白土星は本厄なのですが、目上のサポート、つまり抜擢運があり、月盤をみると運気旺盛です。
最も少なかった七赤金星は、五黄殺で自滅運なのですが、月盤をみると、知名度アップ運があります。
しかし、知名度アップにもいろいろあり、悪名というのも含まれるのです。
■2連覇の金メダリストは四緑木星が最も多い
2連覇110人の本命星は、四緑木星が最も多い結果となりました。
2024年の四緑木星には歳破がついており、さらに定位対冲なので、良い運気とはいえないのですが、2連覇するような選手にとって、空気を読んでコミュニケーションできる四緑木星の性質が合っているのかもしれません。
周囲の意見より、自分の意志が最重要の五黄土星が少ないので、金メダリストになるためには、周囲のアドバイスを素直に聞き入れることができるほうが良いのでしょう。
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■月命星は四緑木星が多い
月命星は理性、精神をあらわしていますが、パリオリンピック金メダリスト554人では、四緑木星が最も多い結果となりました。
やはり、高いコミュニケーション能力が必要とされたのかもしれません。
次に多い二黒土星や一白水星は、積極性というよりは、受け身で慎重な気持ちを表しています。
用心深いといっても良いかもしれません。
そんな精神の持ち主が、今回のオリンピックでは、金メダルを獲得しているようです。
■2連覇の金メダリストは一白水星が多い
2連覇メダリストの月命星は、一白水星が多い結果となりました。
一白水星は、よくよく考える熟慮の星です。
熟慮の結果として、創造力や企画力となってあらわれるのですが、相手にあわせることも得意です。
なぜなら、一白水星は水であり、器の形を選びません。
そんな柔軟性が、オリンピック2連覇という偉業を達成する力の源となっているのかも。
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■傾斜宮は六白金星が多い
傾斜宮は隠れた性格、本能をあらわしていますが、パリオリンピック金メダリスト554人では、大きな差がみられませんでした。
八白土星が少ないのですが、八白土星には目的遂行能力が高い、という特徴があります。
「金メダルは目的なのでは?」
と思うかもしれませんが、自分で定めた目的や目標は、かえって邪魔になるときがあるからではないでしょうか。
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■2連覇の金メダリストは六白金星が多い
2連覇を果たした110人の傾斜宮は、六白金星が最も多い結果となりました。
六白金星は、理想主義者の星であり、直感的に理想を思い描くことができる選手が、2連覇を果たしているようです。
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九星気学で最も多い組合せは?
九星気学では、本命星・月命星・傾斜宮の組み合わせが81通りあります。
それぞれに性格や運勢が異なるのですが、2024年パリオリンピック金メダリスト554人のなかで、最も多い組み合わせは、3-4-4と6-4-7で、それぞれ16人でした。
どちらも、コミュニケーション能力の高い四緑木星を月命星(精神・理性)に持っているので、グループの中では調整役になることも多い星回りです。
ちなみに、東京オリンピックでも3-4-4の組合せが19人で、もっとも多い結果となっていました。
【3-4-4の金メダリスト】
フェンシング:加納虹輝選手・敷根崇裕選手
ウエイトリフティング:侯志慧
競泳:キャスリーン・レデッキー、クリストフ・ラソフスキー
スポーツクライミング:レオナルド・べドリック
体操:シモーネ・バイルズ、ケイリア・ネムール、鄒敬園
バスケットボール:ワーシー・デ・ヨング、ステフィン・カリー
ハンドボール:ニクラス・ランディン・ヤコブセン、エミル・ニールセン
ボート:ロクサナ・アンゲル
ホッケー:ピアミン・ブラーク
陸上:ブライス・デッドモン
【6-4-7の金メダリスト】
フェンシング:飯村一輝選手
カヌー:タラ・ヴォーン
競泳:フベルト・コーシュ
自転車:ジェニファー・バレンテ
スケートボード:キーガン・パーマー
セーリング:ララ・バドラウ
体操:スニサ・リー
高飛込:龍道一
テコンドー:エイリアン・サリミ
バスケットボール:ジョエル・エンビード
バレーボール:エカテリーナ・アントロポワ
ハンドボール:ヴィルデ・イングスタッド、ニクラス・キルケルッケ、ラッセ・アンデルセン
ボート:イオアナ・ヴリンセアヌ、ロリー・ギブズ
一白水星生まれでは、1-6-9の組み合わせが最も多く、12人。
二黒土星生まれでは、2-1-6の組み合わせが最も多く、11人。
四緑木星生まれでは、4-8-1の組み合わせが最も多く、11人。
五黄土星生まれでは、5-1-9と5-2-8の組み合わせが最も多く、それぞれ10人。
七赤金星生まれでは、7-7-8の組み合わせが最も多く、10人。
八白土星生まれでは、8-1-3の組み合わせが最も多く、14人。
九紫火星生まれでは、9-3-2の組み合わせが最も多く、13人でした。
⇒ 本命星・月命星・傾斜宮81通りの組合せからみる性格・運気・運勢とは?
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■2連覇組も3-4-4がもっとも多い
金メダリストに3-4-4が多いのは、東京・パリどちらも同じ結果ですから、当然のことながら、2連覇した選手も、3-4-4が最も多い結果となりました。
次に多いのは、8-1-3です。
この結果は、生まれ持った運気の強さと関連しているのかもしれません。
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十干は?
■甲(きのえ)が多い
十干十二支とは、60年で一周するというものです。
十干と十二支には、それぞれ意味があるのですが、それについては下記のブログをお読みになってください。
⇒ 陰陽五行と干支
十干では、甲(きのえ)が最も多い結果となりました。
十干を五行に置き換えて整理すると、以下の通りとなります。
木の性(甲・乙):106人
火の性(丙・丁):109人
土の性(戊・己):109人
金の性(庚・辛):122人
水の性(壬・癸):108人
こうしてみると、金の性が最も多い結果となっています。
スポーツ選手として輝いている年齢には、限りがあり、体力的なこともあるので、そういう傾向が見て取れると考えたほうが良さそうです。
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■2連覇メダリストは丁(ひのと)が多い
2連覇メダリスト110人では、丁(ひのと)生まれが多い結果となりました。
丁(ひのと)は、火の性であり、九紫火星にあたります。
九紫火星はアイデアの星であり、芸術家の星です。
オリンピックで金メダルを獲得し続けるには。アーティストである必要があるのかもしれません。
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十二支は?
■戌年生まれが多い
戌年生まれが55人、巳年生まれが54人という結果となりました。
1994年生まれは、甲戌生まれとなり、2024年で30歳となります。
スポーツ選手として、体力的・技術的にも熟した果実のような状態にあるのではないでしょうか。
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■2連覇メダリストは戌年生まれが多い
2連覇組110人では、戌年生まれが最も多い結果となりました。
ついで丑年生まれが多く、東京オリンピックで活躍した世代と重なります。
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■1996年生まれの丙子、1999年生まれの己卯が最も多い
金メダリスト554人のうち、1996年生まれの丙子、1999年生まれの己卯が、それぞれ49人と、最も多い結果となりました。
東京オリンピックのときは、金メダリストの年齢にばらつきがみられたのですが、パリオリンピックでは、若い世代から金メダリストが誕生しているようです。
東京オリンピックの金メダリストは、1994年生まれの甲戌がもっとも多かったので、金メダリストにも適齢期があるようです。
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■2連覇メダリストは丁卯、1997年生まれが多い
2連覇組110人では、1997年の丁卯(ひのとう)生まれが14人と、最も多い結果となりました。
ついで、1994年の甲戌(きのえいぬ)生まれ13人、1996年の丙子(ひのえね)生まれ13人でした。
これらの結果をみると、オリンピック3連覇を達成できる選手が、4年後に続々誕生するのかも、と感じます。
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宿曜占星術では?
■虚宿・室宿が多い
27の本命宿のうち、最も多かったのは、虚宿と室宿でした。
室宿は、運気が強く、リーダーシップがあり、物質的にも恵まれる人が多いという本命宿です。
学問の星であり、研究熱心であることも、室宿の性質です。
スポーツと言えど、科学的なアプローチは必須の現代において、学究肌の選手が金メダルを獲得しやすいのかもしれません。
虚宿は、別名「武将の星」であり、ここ一番での勝負運が強い、という運勢を持っています。
いわゆる勝負師と言えるかもしれません。
そんな勝負強さも。金メダリストには不可欠なのではないでしょうか。
宿曜占星術の27の本命宿それぞれの性格や運気、相性をもっと知りたい方はこちらをご覧になってください。
↓
■2連覇メダリストは室宿・畢宿生まれが多い
2連覇メダリスト110人でも、室宿生まれが7人と最多ですが、同じく畢宿も7人でした。
畢宿は、強いエネルギーを生まれながらに持った本命宿であり、年輪とともに真価を発揮する大器晩成型が多い傾向がみられます。
理解者を得ることができれば、畢宿さんの不器用さを補ってもらえるので、良き理解者を得た選手が、2連覇を達成しているといいかえることもできるでしょう。
■六白金星で鬼宿、九紫火星で虚宿生まれが多い
さらに調べてみると、六白金星で鬼宿生まれ、九紫火星で虚宿生まれが、それぞれ7人と最も多く、金メダルを獲得しています。
六白金星で鬼宿生まれでは、
カヌー:ジェシカ・フォックス
競泳:ライアン・ヘルド
フェンシング:マーラ・ナバッリア
ボクシング:吳愉、バホディル・ジャロロフ
バレーボール:イラリア・スピリト
レスリング:藤波朱理選手
となります。
九紫火星で虚宿生まれは、
競泳:アリアン・ティットマス
自転車:ジョリス・ドーデ、ビットリア・グアッツィニ
バレーボール:イアルバン・ヌガペト
サッカー:ジェナ・ナイスウォンガー
バスケットボール:ダイアナ・トーラジ
陸上:ユージン・オマラ
となります。
金メダルを引き寄せる組合せがあるのかもしれません。
■2連覇メダリストでは、九紫火星の鬼宿、四緑木星の畢宿、九紫火星の奎宿生まれが多い
2連覇メダリスト110人では、九紫火星の鬼宿、四緑木星の畢宿、九紫火星の奎宿生まれが、それぞれ3人で最も多い結果となりました。
奎宿は、正義と善を求め、義理人情に厚く、律儀で、他人に親切という本命宿です。
貴人の星とも言われており、家族や先祖から守られている星でもあります。
九紫火星で奎宿生まれでは、
馬術:トム・マクウェン
体操:ジェード・キャリー
ウエイトリフティング:李雯雯
となります。
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