81通りの本命星・月命星・傾斜宮の組合せごとに調べてみました
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
著名人や芸能人などを中心に、データをまとめていますので、偏りがあることは前提となりますが、それでも本命星・月命星・傾斜宮の組合せによって、運気・運勢の強弱があるのではないか?という疑問から、このリサーチをはじめました。
そこで、直近のデータをもとに、九星気学の81通りの組合せ別に、生まれた曜日、十干・十二支、宿曜占星術における本命星について調べてみました。
本命星:三碧木星
月命星:三碧木星
傾斜宮:四緑木星
という組合せの人物は、2021年3月5日現在、89人となります。
この星回りの89人について調べてみました。
3-3-4の人物とは?
三碧木星を2つと、四緑木星を持ち、すべての星が木の性に属しています。
行動と理性が、どちらも三碧木星なので、迷いなどはほとんどありません。
誕生月は、1月初旬から2月初旬生まれ、4月初旬から5月初旬生まれとなります。
西洋占星術では、山羊座・みずがめ座、牡羊座・牡牛座が含まれます。
三碧木星は雷、音、震動をあらわしており、「震える(ふるえる)」という言葉で表現されます。
「声あって姿なし」ともいわれる三碧木星は、言語能力、声質の良さ、歌のうまさなどの良さで人生を切り開いていきます。
しかし、性急にコトを進めたり、また白黒つけたい潔癖症でもあるため、軽挙妄動の人でもあるのです。
四緑木星は風であり、隅々まで行き渡るようなコミュニケーション能力と、信用を勝ち得る性質によって人生を切り開いていきます。
柔和で義侠心に熱く、人のために尽くしますが、根が善良なので、相手を信用しすぎて警戒せずに失敗することも。
また、ときに交渉事に手腕を発揮し、強気のネゴシエーターに豹変することもあります。
3-3-4の人物は、高い言語能力が持ち味。
そして、開拓心も強いため、何事にも積極的ですが、言葉の勢いがすぎて、嘘になってしまったり、大風呂敷と揶揄されることも。
生まれた曜日は?
■月曜生まれが多い
3-3-4の人物は、月曜生まれの人が多いようです。
また、日曜生まれが最も少ない結果となりました。
日曜生まれの3-3-4には、ノーベル化学賞を受賞したパウル・カラー、ノーベル文学賞を受賞したガブリエラ・ミストラル、石原産業を創業した石原広一郎、建築家の黒川紀章、ピアニストの小川典子さん、ONE OK ROCKの森内貴寛さんがいます。
十干は?
■丁(ひのと)・己(つちのと)が多い
十干十二支とは、60年で一周するというものです。
十干と十二支には、それぞれ意味があるのですが、それについては下記のブログをお読みになってください。
⇒ 陰陽五行と干支
十干では、丁(ひのと)と己(つちのと)が最も多い結果となりました。
三碧木星は、十干では甲(きのえ)・乙(きのと)にあたります。
十干を五行に置き換えて整理すると、以下の通りとなります。
木の性(甲・乙):11人
火の性(丙・丁):18人
土の性(戊・己):24人
金の性(庚・辛):21人
水の性(壬・癸):18人
丁(ひのと)は、灯火の陰火をあらわしており、丙(ひのえ)とともに、九紫火星にあたります。
3-3-4の人物は、木の性の性質しかもっていないのですが、火の性にむかってエネルギーが流れて、九紫火星の表現力を備えたタイプが成功しやすいのかもしれません。
また、己(つちのと)は、田畑の陰土をあらわし、二黒土星にあてはまります。
木の性と土の性は、木剋土(木は土をしめつけ養分をうばう)という相剋の関係になりますが、3-3-4の人物にとっては、まじめで勤勉な土の性を持っていることで、言葉だけではない性質を持つことになるといえそうです。
十二支は?
本命星が三碧木星となるのは、丑年、辰年、未年、戌年だけです。
■丑年生まれが多い
丑年生まれが多い結果となりました。
十二支を五行に置き換えると、
木の性(甲・乙):なし
火の性(丙・丁):なし
土の性(戊・己):丑年、辰年、未年、戌年
金の性(庚・辛):なし
水の性(壬・癸):なし
という対応になります。
三碧木星生まれは、土の性の本文である、まじめで勤勉な性質を、生まれ年に関係なく、持っていることがわかります。
丑は陰土で、寒気が終わり春を待つ状態であり、種子がヒモのように萌芽する様をあらわしています。
丁(ひのと)・丑年生まれには、一ノ瀬颯さん、前嶋曜さん、飯豊まりえさん、中川大輔さん、辰巳ゆうとさん、上白石萌音さん、フィギュアスケートのガブリエル・デールマン選手とブレイディー・テネル選手がいます。
己(つちのと)・丑年生まれには、アドルフ・ヒトラー、ノーベル化学賞を受賞したパウル・カラー、ノーベル文学賞を受賞したガブリエラ・ミストラル、ヴァイオリニストのエフレム・ジンバリスト、石原産業を創業した石原広一郎がいます。
宿曜占星術では?
■昴宿が多い
27の本命宿のうち、昴宿生まれが多い結果となりました。
昴宿は、見た目と内面にギャップがある、二面性を持った本命宿です。
学芸や芸能、趣味などの道楽を生かし、知恵で勝負するような仕事が最適です。
3-3-4は、開拓精神が旺盛なので、自分にしかできないことにこだわりを持つことがあります。
そんな3-3-4にとって、昴宿との相性が良い、ということなのかもしれません。
宿曜占星術の27の本命宿それぞれの性格や運気、相性をもっと知りたい方はこちらをご覧になってください。
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