81通りの本命星・月命星・傾斜宮の組合せごとに調べてみました
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
著名人や芸能人などを中心に、データをまとめていますので、偏りがあることは前提となりますが、それでも本命星・月命星・傾斜宮の組合せによって、運気・運勢の強弱があるのではないか?という疑問から、このリサーチをはじめました。
そこで、直近のデータをもとに、九星気学の81通りの組合せ別に、生まれた曜日、十干・十二支、宿曜占星術における本命星について調べてみました。
本命星:四緑木星
月命星:四緑木星
傾斜宮:三碧木星
という組合せの人物は、2021年3月10日現在、48人となります。
この星回りの48人について調べてみました。
4-4-3の人物とは?
2つの四緑木星と三碧木星を持ち、すべてが木の性に属しています。
行動と理性がどちらも四緑木星なので、コミュニケーション能力が高く、信頼を勝ち得るようなタイプです。
誕生月は、6月初旬から7月初旬生まれとなります。
西洋占星術では、双子座・蟹座が含まれます。
四緑木星は風であり、隅々まで行き渡るようなコミュニケーション能力と、信用を勝ち得る性質によって人生を切り開いていきます。
柔和で義侠心に熱く、人のために尽くしますが、根が善良なので、相手を信用しすぎて警戒せずに失敗することも。
また、ときに交渉事に手腕を発揮し、強気のネゴシエーターに豹変することもあります。
「声あって姿なし」ともいわれる三碧木星は、高い言語能力、声質の良さ、歌がうまいといった性質を持っています。
しかし、性急にコトを進めたり、また白黒つけたい潔癖症でもあるため、軽挙妄動の人でもあるのです。
4-4-3の人物は、周囲の顔色を読んで行動し、知らぬ間に相手の懐に入り込むようなタイプです。
生まれた曜日は?
■火曜生まれがやや少ない
4-4-3の人物は、火曜生まれが多いようです。
日曜、水曜生まれが少なく、とくに日曜生まれが少ない結果となりました。
火曜生まれには、ノーベル生理学・医学賞を受賞したエルンスト・ボリス・チェーンとトーマス・ハックル・ウェーラー、ノーベル物理学賞を受賞したハインリッヒ・ローラー、ノーベル平和賞を受賞したレオン・ジュオー、SHOWROOM株式会社の前田裕二さん、柳宗理、漫画家の荒木飛呂彦さん、市川実日子さん、三吉彩花さん、SixTONESのジェシーさん、シリアルキラーのアーチボルド・ホールがいます。
十干は?
■丙(ひのえ)が多い
十干十二支とは、60年で一周するというものです。
十干と十二支には、それぞれ意味があるのですが、それについては下記のブログをお読みになってください。
⇒ 陰陽五行と干支
十干では、丙(ひのえ)が最も多い結果となりました。
四緑木星は、十干では甲(きのえ)・乙(きのと)にあたります。
十干を五行に置き換えて整理すると、以下の通りとなります。
木の性(甲・乙):6人
火の性(丙・丁):14人
土の性(戊・己):8人
金の性(庚・辛):7人
水の性(壬・癸):13人
丙(ひのえ)は、太陽の陽火をあらわし、九紫火星にあたります。
4-4-3では、すべてが木の性に属していますが、火の性と、水の性を持っている人が多く、どちらも4-4-3とエネルギーが流れる相生の関係です。
火の性をもつ場合は、表現形式になって現れ、水の性を保つ場合は、思考や企画となって4-4-3をサポートする
のだと思われます。
十二支は?
本命星が四緑木星となるのは、子年、卯年、午年、酉年だけです。
■子年生まれが多い
子年生まれが多い結果となりました。
十二支を五行に置き換えると、
木の性(甲・乙):卯年
火の性(丙・丁):午年
土の性(戊・己):なし
金の性(庚・辛):酉年
水の性(壬・癸):子年
という対応になります。
子は陽水で、万物が地下で滋養している状態であり、一白水星にあたります。
4-4-3の人物は、一白水星の忍耐強さ、企画力や創造力から行動しているようです。
丙(ひのえ)・子年生まれには、SixTONESのジェシーさん、三吉彩花さん、多田修平さん、森永悠希さん、高杉真宙さんがいます。
宿曜占星術では?
■鬼宿・房宿が多い
27の本命宿のうち、鬼宿と房宿の生まれが多い結果となりました。
鬼宿は、空想力が豊かで好奇心が旺盛で、何事においても人より先んじることを好み、働き者で努力家の本命宿。
房宿は、目的に向かって進む忍耐力も備え、大衆の気持ちをつかむ直観力があるため、カリスマが登場しやすい本命宿。
どちらも発想力をもった本命宿です。
また、亢宿、壁宿、奎宿、星宿は、4-4-3にはいませんでした。
宿曜占星術の27の本命宿それぞれの性格や運気、相性をもっと知りたい方はこちらをご覧になってください。
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