81通りの本命星・月命星・傾斜宮の組合せごとに調べてみました
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
著名人や芸能人などを中心に、データをまとめていますので、偏りがあることは前提となりますが、それでも本命星・月命星・傾斜宮の組合せによって、運気・運勢の強弱があるのではないか?という疑問から、このリサーチをはじめました。
そこで、直近のデータをもとに、九星気学の81通りの組合せ別に、生まれた曜日、十干・十二支、宿曜占星術における本命星について調べてみました。
本命星:六白金星
月命星:五黄土星
傾斜宮:六白金星
という組合せの人物は、2021年3月20日現在、104人となります。
この星回りの104人について調べてみました。
6-5-6の人物とは?
2つの六白金星と五黄土星を持ち、理性の五黄土星から、行動・直感の六白金星にエネルギーが流れる相生の関係です。
直感的な行動をしやすいのですが、強い意志も、これを助けるというタイプです。
誕生月は、2月初旬から3月初旬、11月初旬から12月初旬生まれとなります。
西洋占星術では、みずがめ座・魚座、さそり座・射手座が含まれます。
六白金星は天であり、理想主義者の星です。
気位が高く、負けず嫌いであり、独立精神が強く、他の追随を許さないようなプライドを持っています。
他人から指図されたり、自分の意志を曲げて人に従うことを嫌います。
五黄土星は中国の黄土・原野をあらわし、九星をしたがえる帝王の星です。
強い腐食作用をもち、周囲へ大きな影響をあたえます。
性格や運勢において二面性がありますが、他の九星と比較すると、非常にポジティブであり、また物質欲も旺盛です。
6-5-6の場合、高い理想を掲げ、強い意志によって実現させようとします。
かなりの負けず嫌いであり、プライドの高さも人一倍です。
生まれた曜日は?
■火曜生まれが多い
6-5-6の人物は、火曜生まれが多いようです。
火曜生まれには、鳥羽天皇(第74代天皇)、エドワード7世、ノーベル物理学賞を受賞したルイ・ネール、数学者のエンリコ・ボンビエリ、ピアニストのヴェルナー・ハースとクリストフ・エッシェンバッハ、ヴァイオリニストのアルバート・サモンズ、コナミホールディングス創業者の上月景正さん、篠山紀信さん、東野圭吾さん、ユヴァル・ノア・ハラリ、日本初のオリンピック代表選手である三島弥彦、フィギュアスケートの田中刑事選手、デヴィ・スカルノさん、時任三郎さん、原田知世さん、松山ケンイチさん、赤楚衛二さん、栗原類さん、flumpoolの阪井一生さん、岩崎ひろみさん、中村龍介さんがいます。
十干は?
■乙(きのと)が多い
十干十二支とは、60年で一周するというものです。
十干と十二支には、それぞれ意味があるのですが、それについては下記のブログをお読みになってください。
⇒ 陰陽五行と干支
十干では、乙(きのと)が最も多い結果となりました。
六白金星は、十干では庚(かのえ)・辛(かのと)にあたります。
十干を五行に置き換えて整理すると、以下の通りとなります。
木の性(甲・乙):28人
火の性(丙・丁):22人
土の性(戊・己):22人
金の性(庚・辛):24人
水の性(壬・癸):8人
乙(きのと)は、草や蔓などの陰木をあらわします。
乙(きのと)は、情にもろく、忍耐強いのですが、気弱で神経質で迷いやすいという性質をもっています。
五行では、木の性が最も多いのですが、これは、強い理性の五黄土星を剋すことで、6-5-6の強烈さを緩和しているのではないかと考えられます。
火の性が多いのも、2つ持つ六白金星を剋すことで、六白金星の高いプライドを和らげているのではないでしょうか。
乙(きのと)生まれには、ローマ教皇のグレゴリウス14世、ノーベル生理学・医学賞を受賞したカール・ピーター・ヘンリク・ダム、ノーベル経済学賞を受賞したラグナル・フリッシュ、フィンランド首相のサンナ・マリン、マチュピチュの初代村長となった野内与吉、ピアニストのファニー・メンデルスゾーン、ヴィルヘルム・ケンプ、ギオマール・ノヴァエス、松山ケンイチさん、松下奈緒さん、宮崎あおいさん、満島ひかりさん、flumpoolの阪井一生さん、道端アンジェリカさん、元KAT-TUNで違法薬物で逮捕された田口淳之介さんがいます。
十二支は?
本命星が六白金星となるのは、丑年、辰年、未年、戌年だけです。
■戌年生まれが多い
辰年生まれが多い結果となりました。
十二支を五行に置き換えると、
木の性(甲・乙):なし
火の性(丙・丁):なし
土の性(戊・己):丑年、辰年、未年、戌年
金の性(庚・辛):なし
水の性(壬・癸):なし
という対応になります。
六白金星は、まじめで勤勉な土の性の性質を、基本的に持って生まれることがわかります。
戌は陽土で、葉が落ち始める状態を表しており、人からのアドバイスを受け入れない、高望みという性質を持っています。
宿曜占星術では?
■房宿が多い
27の本命宿のうち、房宿生まれが多い結果となりました。
房宿は、不思議に集まる財運に恵まれた吉祥の本命宿。
目的に向かって進む忍耐力も備え、大衆の気持ちをつかむ直観力があるため、カリスマが登場しやすい本命宿でもあります。
次に多い畢宿と壁宿は、安重宿に属しています。
安重宿は、名声を博す人が多く、世の中のリーダーとして尊敬されるような人物を排出する宿です。
また、張宿は、堂々とした貫禄があり、自分から頭を下げなくても周囲が気を使って働いてくれる本命宿です。
いずれも、言語能力が高く、存在感がある本命宿といえます。
宿曜占星術の27の本命宿それぞれの性格や運気、相性をもっと知りたい方はこちらをご覧になってください。
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