81通りの本命星・月命星・傾斜宮の組合せごとに調べてみました
こんにちは、生方吉子（うぶかたよしこ）です。
著名人や芸能人などを中心に、データをまとめていますので、偏りがあることは前提となりますが、それでも本命星・月命星・傾斜宮の組合せによって、運気・運勢の強弱があるのではないか？という疑問から、このリサーチをはじめました。
そこで、直近のデータをもとに、九星気学の81通りの組合せ別に、生まれた曜日、十干・十二支、宿曜占星術における本命星について調べてみました。
本命星：六白金星
月命星：六白金星
傾斜宮：二黒土星
という組合せの人物は、2021年3月26日現在、38人となります。
この星回りの38人について調べてみました。
6－6－2の人物とは？
2つの六白金星と二黒土星を持ち、行動と理性が同じ六白金星です。
直感の二黒土星から、行動・理性の六白金星にエネルギーが流れており、考えがそのまま行動になるタイプです。
誕生月は、10月初旬から11月初旬生まれとなります。
西洋占星術では、てんびん座・さそり座が含まれます。
六白金星は天であり、理想主義者の星です。
気位が高く、負けず嫌いであり、独立精神が強く、他の追随を許さないようなプライドを持っています。
他人から指図されたり、自分の意志を曲げて人に従うことを嫌います。
二黒土星は畑の土であり、万物を育て、母のような慈しみをもっていますが、女性の星なのでおしゃべりであり、基本的には受け身です。
まじめで勤勉な態度と行動で、人々をサポートすることによって輝きます。
6－6－2の場合、完璧主義になりやすいため、独断的な考えが行動に直接的にあらわれ、周囲との摩擦に悩んでしまうかもしれません。
生まれた曜日は？
■火曜生まれが多い
6－6－2の人物は、火曜生まれが多いようです。
火曜生まれには、松平忠吉、ノーベル生理学・医学賞を受賞したピーター・ドハーティー、ノーベル物理学賞を受賞したアンドレ・ガイム、ノーベル文学賞を受賞したアンリ・ベルクソン、ピアニストのヴァルター・ギーゼキング、滝藤賢一さん、ウエンツ瑛士さん、元KAT-TUNの田中聖さん、騎手の川田将雅さんがいます。
十干は？
■ 乙（きのと）が多い
十干十二支とは、60年で一周するというものです。
十干と十二支には、それぞれ意味があるのですが、それについては下記のブログをお読みになってください。
⇒ 陰陽五行と干支
十干では、乙（きのと）が最も多い結果となりました。
六白金星は、十干では庚（かのえ）・辛（かのと）にあたります。
十干を五行に置き換えて整理すると、以下の通りとなります。
木の性（甲・乙）：10人
火の性（丙・丁）：8人
土の性（戊・己）：9人
金の性（庚・辛）：7人
水の性（壬・癸）：5人
乙（きのと）は、忍耐強い、迷いやすいという性質をもっており、独断的になりやすい6－6－2にとって、歯止めをかけるような役割りを果たしているのかもしれません。
乙（きのと）生まれには、元の成宗テムル、ノーベル生理学・医学賞を受賞したゲルハルト・ドーマクとディキソン・W・リチャーズ、ピアニストのヴァルター・ギーゼキング、ウエンツ瑛士さん、元KAT-TUNの田中聖さん、騎手の川田将雅さん、SEKAI NO OWARIのFukaseさんがいます。
十二支は？
本命星が六白金星となるのは、丑年、辰年、未年、戌年だけです。
■未年生まれが多い
未年生まれが多い結果となりました。
十二支を五行に置き換えると、
木の性（甲・乙）：なし
火の性（丙・丁）：なし
土の性（戊・己）：丑年、辰年、未年、戌年
金の性（庚・辛）：なし
水の性（壬・癸）：なし
という対応になります。
六白金星は、まじめで勤勉な土の性の性質を、基本的に持って生まれることがわかります。
未は陰土で、意思が弱い、居所が定まらないという性質をもっています。
未年生まれには、ノーベル生理学・医学賞を受賞したゲルハルト・ドーマクとディキソン・W・リチャーズ、ノーベル文学賞を受賞したアンリ・ベルクソン、PayPal創業者のピーター・ティール、ヴァイオリニストのヴァレリー・クリモフとレオニダス・カヴァコス、ピアニストのアルトゥール・フリードハイムとヴァルター・ギーゼキング、ジャニー喜多川さん、いかりや長介さん、湯江健幸さん、団優太さん、漫画家の松本大洋さんがいます。
宿曜占星術では？
■虚宿が多い
27の本命宿のうち、虚宿生まれが多い結果となりました。
虚宿は、勝負運の強さとカンの鋭さは、二十七宿のなかで一番という本命宿です。
良い方向に向かえば成功しますが、悪い方に向かうと坂を転げ落ちていくという運勢をもっています。
角宿、氐宿、尾宿、胃宿、鬼宿、翼宿、軫宿は、6－6－2にはいませんでした。
角宿、翼宿、軫宿は、女宮に属しています。
女宮は、腹の中で考えていることが周囲からはわかりにくく、気まぐれなところがあります。
しかし思慮深い資質があり、ときにやや陰湿で粘着性が高いという性質をもっています。
思考と行動が一致している6－6－2は、女宮とは相性が良くないようです。
宿曜占星術の27の本命宿それぞれの性格や運気、相性をもっと知りたい方はこちらをご覧になってください。
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