81通りの本命星・月命星・傾斜宮の組合せごとに調べてみました
こんにちは、生方吉子（うぶかたよしこ）です。
著名人や芸能人などを中心に、データをまとめていますので、偏りがあることは前提となりますが、それでも本命星・月命星・傾斜宮の組合せによって、運気・運勢の強弱があるのではないか？という疑問から、このリサーチをはじめました。
そこで、直近のデータをもとに、九星気学の81通りの組合せ別に、生まれた曜日、十干・十二支、宿曜占星術における本命星について調べてみました。
本命星：七赤金星
月命星：七赤金星
傾斜宮：八白土星
という組合せの人物は、2021年4月13日現在、93人となります。
この星回りの93人について調べてみました。
7－7－8の人物とは？
2つの七赤金星と八白土星を持ち、行動と理性はどちらも七赤金星です。
自己顕示欲と批判力を備え、カンが鋭く、言語能力も高いのが、7－7－8のもつ特長です。
誕生月は、3月初旬から4月初旬、12月初旬から1月初旬生まれとなります。
西洋占星術では、魚座・牡羊座、射手座・山羊座が含まれます。
七赤金星は精錬された金属であり、お金です。
七赤金星はカンがよく、物事を斜め上から見て批判する能力を備えています。
また自己顕示欲が強く、弁がたつので、周囲に与える影響力も大きいのですが、実行力に欠け、不満を抱えやすい傾向があります。
八白土星は高い山であり、自分のプライドのために努力します。
冷静沈着で意志堅固であり、自己の世界に他人が入ることを良しとしません。
7－7－8の人物は、物事を多方面からとらえて評価し、言葉にすることができるのですが、自己顕示欲と高いプライドが邪魔をすることも。
生まれた曜日は？
■火曜生まれが多い
7－7－8の人物は、火曜生まれが多いようです。
火曜生まれには、唐の憲宗李純、後漢の高祖劉知遠、清の雍正帝、井伊直政、ノーベル生理学・医学賞を受賞したハルダン・ケファー・ハートラインと屠呦呦、ノーベル化学賞を受賞したアドルフ・ブーテナント、ノーベル平和賞を受賞したルートヴィッヒ・クヴィデ、ヴァイオリニストのセーケイ・ゾルターンとエリカ・モリーニ、タイガー・ウッズ、石橋脩騎手、五味康祐、桂春団治 （3代目）、5代目 鈴々舎馬風、津川雅彦さん、錦野旦さん、若村麻由美さん、大倉士門さん、美少年の佐藤龍我さんがいます。
十干は？
■癸（みずのと）が多い
十干十二支とは、60年で一周するというものです。
十干と十二支には、それぞれ意味があるのですが、それについては下記のブログをお読みになってください。
⇒ 陰陽五行と干支
十干では、癸（みずのと）が最も多い結果となりました。
七赤金星は、十干では庚（かのえ）・辛（かのと）にあたります。
十干を五行に置き換えて整理すると、以下の通りとなります。
木の性（甲・乙）：14人
火の性（丙・丁）：17人
土の性（戊・己）：22人
金の性（庚・辛）：16人
水の性（壬・癸）：24人
癸（みずのと）は、雨露の陰水をあらわします。
癸（みずのと）は、研究心旺盛で、頭の回転も速いのですが、表と裏があるといった性質があります。
五行では、水の性が最も多いのですが、水の性には、良く考えて企画するという資質があるので、慎重派のほうが成功しやすいということかもしれません。
癸（みずのと）生まれには、南北朝時代の陳の後主陳叔宝、ノーベル生理学・医学賞を受賞したジョージ・スネルとハルダン・ケファー・ハートライン、ノーベル化学賞を受賞したアドルフ・ブーテナント、コンピュータの父ともいわれるジョン・フォン・ノイマン、ピアニストのルドルフ・ゼルキンとリリー・クラウス、ヴァイオリニストのセーケイ・ゾルターン、ナタン・ミルシテインとエリカ・モリーニ、大倉士門さん、竜星涼さん、Snow Manの宮舘涼太さん、岡本圭人さん、小島瑠璃子さん、武井咲さん、寺西優真さんがいます。
十二支は？
本命星が七赤金星となるのは、子年、卯年、午年、酉年だけです。
■卯年生まれが多い
卯年生まれが多い結果となりました。
十二支を五行に置き換えると、
木の性（甲・乙）：卯年
火の性（丙・丁）：午年
土の性（戊・己）：なし
金の性（庚・辛）：酉年
水の性（壬・癸）：子年
という対応になります。
卯は陰木で、草木が土の表面に芽を出した状態であり、正直すぎて失敗しやすく、情にもろいという性質を持っています。
卯年生まれには、五代の後漢の高祖劉知遠、隠帝劉承祐、明の宣徳帝、ローマ教皇のインノケンティウス12世、ノーベル生理学・医学賞を受賞したジョージ・スネル、ハルダン・ケファー・ハートラインとハロルド・ヴァーマス、ノーベル化学賞を受賞したアドルフ・ブーテナント、ノーベル物理学賞を受賞したブライアン・ジョゼフソン、ノーベル文学賞を受賞した高行健、コンピュータの父ともいわれるジョン・フォン・ノイマン、ピアニストのルドルフ・ゼルキンとリリー・クラウス、ヴァイオリニストのセーケイ・ゾルターン、ナタン・ミルシテインとエリカ・モリーニ、コンラート・アデナウアー、10代目柳家小三治、5代目 鈴々舎馬風、加藤一二三さん、津川雅彦さん、フットボールアワーの岩尾望さん、タイガー・ウッズがいます。
また、自殺した西部邁さんと森村桂さんも卯年生まれです。
宿曜占星術では？
■井宿・畢宿・亢宿が多い
27の本命宿のうち、井宿・畢宿・亢宿生まれが多い結果となりました。
井宿は、経営の才があり、組織人としての才能があり、計算に強い分、冷徹な面を持った本命宿です。
畢宿は、自分の信念や節を曲げない頑固、自分の理想を追い求めて努力する職人気質な本命宿です。
亢宿さんは清廉潔白、頑固一徹、小手先でやり過ごすことを好まず、口先だけの人を嫌う本命宿です。
7－7－8は、目立ちたがりですが、それだけに周囲に人が集まってきます。
そんな多くの人達を理性的に判断できるような本命宿と相性が良いようです。
また、壁宿と柳宿は、7－7－8にはいませんでした。
壁宿の本質は参謀型、黒幕型であり、自意識が強く、意外と打算的な本命宿です。
柳宿は、話し方に説得力があり、指導者的な立場の役割を自然とこなす本命宿です。
どちらも謀に強い本命宿です。
宿曜占星術の27の本命宿それぞれの性格や運気、相性をもっと知りたい方はこちらをご覧になってください。
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