81通りの本命星・月命星・傾斜宮の組合せごとに調べてみました
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
著名人や芸能人などを中心に、データをまとめていますので、偏りがあることは前提となりますが、それでも本命星・月命星・傾斜宮の組合せによって、運気・運勢の強弱があるのではないか?という疑問から、このリサーチをはじめました。
そこで、直近のデータをもとに、九星気学の81通りの組合せ別に、生まれた曜日、十干・十二支、宿曜占星術における本命星について調べてみました。
本命星:八白土星
月命星:七赤金星
傾斜宮:六白金星
という組合せの人物は、2021年4月13日現在、38人となります。
この星回りの38人について調べてみました。
8-7-6の人物とは?
八白土星、七赤金星、六白金星を持ち、行動の八白土星から、理性の七赤金星にエネルギーが流れる相生の関係です。
行動することで、理性的に整理し、納得するタイプですが、プライド高く、目立ちたがりでもあります。
誕生月は、6月初旬から7月初旬生まれとなります。
西洋占星術では、双子座・蟹座が含まれます。
八白土星は高い山であり、自分のプライドのために努力します。
冷静沈着で意志堅固であり、自己の世界に他人が入ることを良しとしません。
社交的ではありませんが、努力を積み重ねることで人生を切り開いていきます。
七赤金星はカンがよく、物事を斜め上から見て批判する能力を備えています。
また自己顕示欲が強く、弁がたつので、周囲に与える影響力も大きいのですが、実行力に欠け、不満を抱えやすい傾向があります。
六白金星は天であり、理想主義者の星です。
気位が高く、負けず嫌いであり、独立精神が強く、他の追随を許さないようなプライドを持っています。
他人から指図されたり、自分の意志を曲げて人に従うことを嫌います。
8-7-6の場合、目的遂行能力は高いのですが、自分の思い通りにしたい気持ちが強く、周囲とのバランスはあまり考えないかもしれません。
生まれた曜日は?
■水曜生まれが多い
8-7-6の人物は、水曜生まれの人が多いようです。
水曜生まれには、ポール・ゴーギャン、ノーベル生理学・医学賞を受賞したヘンリー・ハレット・デール、フランス大統領のジョルジュ・ポンピドゥー、ヴァイオリニストのユリア・フィッシャーと宮下綾子さん、皇帝と呼ばれたテニスプレイヤーのビョルン・ボルグ、陸上の山縣亮太選手、脚本家の田辺茂範さん、宮野真守さんがいます。
十干は?
■乙(きのと)・丁(ひのと)・辛(かのと)が多い
十干十二支とは、60年で一周するというものです。
十干と十二支には、それぞれ意味があるのですが、それについては下記のブログをお読みになってください。
⇒ 陰陽五行と干支
十干では、乙(きのと)・丁(ひのと)・辛(かのと)が多い結果となりました。
八白土星は、十干では戊(つちのえ)・己(つちのと)にあたります。
十干を五行に置き換えて整理すると、以下の通りとなります。
木の性(甲・乙):10人
火の性(丙・丁):9人
土の性(戊・己):4人
金の性(庚・辛):7人
水の性(壬・癸):8人
最も多い木の性は、行動の八白土星に対して、木剋土(木は土をしめつけ養分を奪う)という相剋の関係になります。
木の性は、八白土星の持つ性質を弱めているものと思われます。
もっとも少ない己(つちのと)生まれには、ノーベル生理学・医学賞を受賞したジェラルド・モーリス・エデルマン、庚(かのえ)生まれには、同じくノーベル生理学・医学賞を受賞したフランソワ・ジャコブがいます。
十二支は?
本命星が八白土星となるのは、寅年、巳年、申年、亥年だけです。
■亥年生まれが多い
亥年生まれが多い結果となりました。
十二支を五行に置き換えると、
木の性(甲・乙):寅年
火の性(丙・丁):巳年
土の性(戊・己):なし
金の性(庚・辛):申年
水の性(壬・癸):亥年
という対応になります。
亥は陰水で、木は枝だけになり草は枯れる状態をあらわし、猪突猛進、多方面に秀でるという性質をもっています。
8-7-6は、土の性と金の性を持っていますが、ここに水の性が加わることで、パワーアップすると考えられます。
亥年生まれには、宇多天皇(第59代天皇)、フランス大統領のジョルジュ・ポンピドゥー、ノーベル生理学・医学賞を受賞したエリック・ヴィーシャウスとヘンリー・ハレット・デール、ノーベル化学賞を受賞したウィリアム・スタイン、ノーベル文学賞を受賞したトーマス・マンとチェスワフ・ミウォシュ、ノーベル平和賞を受賞したシーリーン・エバーディー、漫画家のかざま鋭二さん、武論尊さん、ヴァイオリニストのアニヤ・イグナティウス、宮下綾子さん、ユリア・フィッシャー、南伸坊さん、宮野真守さんがいます。
宿曜占星術では?
■房宿が多い
27の本命宿のうち、房宿生まれが多い結果となりました。
房宿は、おしゃべり好きで、言わなくても良い批判や悪口に走りやすいのですが、目的に向かって進む忍耐力を備え、大衆の気持ちをつかむ直観力があるため、カリスマが登場しやすい本命宿といえるでしょう。
心宿、箕宿、斗宿、壁宿、胃宿、参宿、柳宿、危宿は、8-7-6にはいませんでした。
心宿、参宿、柳宿は、毒害宿に属しています。
毒害宿は、相手を倒してしまうほどのエネルギーに満ちた人物、競争に強い人物など、乱世に強い人が多い宿です。
口が悪い点は、房宿と似ていますが、それ以上にエネルギー満点なのが、毒害宿と言えます。
宿曜占星術の27の本命宿それぞれの性格や運気、相性をもっと知りたい方はこちらをご覧になってください。
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