名探偵ポワロ、ミス・マープルの生みの親
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
アガサ・クリスティの作品には、誰もが知るものが多いのではないでしょうか?
この2作品は、今でも世界中で映像化されており、アガサ・クリスティが「ミステリーの女王」と呼ばれるのは当然のことでしょう。
アガサ・クリスティについて調べてみました。
⇒ 伝説の推理作家「岡嶋二人」の相性と運気とは?江戸川乱歩賞受賞からコンビ解消まで
アガサ・クリスティを九星気学で占ってみると?
■アガサ・クリスティ(2-4-3)
アガサ・クリスティは、1890年9月15日生まれ。
本命星:二黒土星
月命星:四緑木星
傾斜宮:三碧木星
アガサ・クリスティは、本命星の二黒土星が、月命星の四緑木星と傾斜宮の三碧木星から剋されている、木剋土(木は土をしめつけ栄養を奪う)という相剋の関係です。
二黒土星は耕された土であり、勤勉に万物を育てる意味があります。
アガサ・クリスティの膨大は作品群は、まさに子どものような存在かもしれません。
しかし、二黒土星は柔和に見えて、強情なところがあります。
この二黒土星を尅している四緑木星は、人の心を読み、交際が巧みなタイプ。
押しの強い交渉をするネゴシエーターのように振る舞うかと思えば、人を信じすぎてだまされやすい面も持っています。
三碧木星は、言語能力が高い星です。
また、三碧木星には開拓心が強く、誰よりも早くやってみたい、体験したいという意識が強い傾向があります。
アガサ・クリスティの作品の舞台が、当時としては珍しい場所、あこがれの旅行先であったのは、三碧木星によるものでしょう。
周囲の顔色をうかがって行動を抑制するようなところがありますが、それがアガサ・クリスティの創造力に火をつけていたのかもしれません。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【二黒土星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
アガサ・クリスティの運気を九星気学でみてみると
■1920年 『スタイルズ荘の怪事件』
1920年は八白土星中宮年で、二黒土星は北東にあり変化変動、暗剣殺、そして定位対冲です。
定位対冲のときは、運命の歯車が大きく動くときです。
また、二黒土星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺(自滅)の暗示があります。
おまけに歳破までついています。
二黒土星にとっては最悪の運気と言えるのですが、大きな転換期を迎えることが多い運気といえます。
アガサ・クリスティは、『スタイルズ荘の怪事件』で、ミステリ作家としてデビューします。
■1926年 『アクロイド殺し』
1926年は二黒土星中宮年で、花が咲くときです。
二黒土星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。
アガサ・クリスティが『アクロイド殺し』を発表すると、その意外な真犯人を巡って論争が起こり、一躍有名になります。
また、アガサ・クリスティは謎の失踪事件を起こします。
■1928年 離婚
1928年は九紫火星中宮年で、二黒土星は西にあり、収獲のときです。
二黒土星の定位には六白金星が回座し、目上の人のサポートを受ける暗示があります。
アガサ・クリスティは、夫のアーチボルドと離婚します。
■1930年 再婚
1930年は七赤金星中宮年で、二黒土星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽の当たるときであり、良くも悪くも注目されるときです。
二黒土星の定位には四緑木星が回座し、知名度アップの暗示もあります。
アガサ・クリスティは、14歳年下の考古学者であるマックス・マローワンと再婚します。
■1934年 『オリエント急行の殺人』
1934年は三碧木星中宮年で、二黒土星は東南にあり、運気は旺盛です。
二黒土星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示があります。
アガサ・クリスティは、『オリエント急行の殺人』『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』『三幕の殺人』などのヒット作を次々と発表します。
■1939年 『そして誰もいなくなった』
1939年は七赤金星中宮年で、二黒土星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽の当たるときであり、良くも悪くも注目されるときです。
二黒土星の定位には四緑木星が回座し、知名度アップの暗示もあります。
アガサ・クリスティは、『そして誰もいなくなった』を発表します。
■1956年 大英勲章第2位 (DBE) 叙勲
1956年は八白土星中宮年で、二黒土星は北東にあり変化変動、暗剣殺、そして定位対冲です。
定位対冲のときは、運命の歯車が大きく動くときです。
また、二黒土星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺(自滅)の暗示があります。
おまけに歳破もついています。
アガサ・クリスティは、大英勲章第2位 (DBE) を叙勲されます。
■1975年 『カーテン』
1975年は七赤金星中宮年で、二黒土星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽の当たるときであり、良くも悪くも注目されるときです。
二黒土星の定位には四緑木星が回座し、知名度アップの暗示もあります。
アガサ・クリスティは、1943年に描き下ろしていた『カーテン』の発表を許可します。
■1976年1月12日 死去
アガサ・クリスティは、風邪をこじらせ、1976年1月12日に亡くなります。
この日の九星盤をみると、年盤では、二黒土星は南にあり前厄、そして「離」の作用があるときです。
月盤の二黒土星は北にあり本厄。
年盤の二黒土星には、月盤の一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があり、しかも年盤と月盤は対中ですから、波乱模様の運気となります。
月盤の二黒土星には、日盤の六白金星が回座し、天に召される暗示もありますから、天寿を全うしたといって良いのではないでしょうか。
アガサ・クリスティを宿曜占星術で占ってみると?
■アガサ・クリスティ【亢宿】
宿曜占星術では、アガサ・クリスティは亢宿の生まれです。
亢宿は、まじめで愚直、ストイックな本命星です。
アガサ・クリスティは二黒土星生まれでもあるので、かなり真面目な人だったようです。
また、自分に厳しく、全身で取り組み、限界まで努力し続けるという資質を持っています。
長編小説66作、中短編を156作、戯曲15作など、アガサ・クリスティ名義だけでも、かなりの多作といって良いでしょう。
亢宿さんは、生半可(中途半端)を軽蔑し、小手先でやり過ごすことを好みませんので、アガサ・クリスティの作品は、クオリティの高いミステリーとして、今も読みつがれているのでしょう。
亢宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「亢宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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