芥川賞として生きる
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
芥川龍之介は、『蜘蛛の糸』『杜子春』といった児童文学も手掛けていて、日本人の記憶に刻まれているような作品が多い作家と言えます。
芥川龍之介は、芥川賞として現在も名前を受け継がれています。
芥川龍之介について調べてみました。
芥川龍之介を九星気学でみると?
■芥川龍之介(9-5-9)
芥川龍之介は、 1892年3月1日生まれ。
本命星:九紫火星
月命星:五黄土星
傾斜宮:九紫火星
芥川龍之介は、本命星と傾斜宮の九紫火星から月命星の五黄土星へエネルギーが流れる相生の関係です。
芸術的センスに優れた人が多く、カリスマ性を発揮するタイプです。
九紫火星生まれは、頭脳明晰で、先見性もありますが、派手好きで、熱しやすく冷めやすい性質を持っています。
九紫火星生まれは、華やかなもの、一過性の流行などを好みますから、その言動は目立ちます。
他人の欠点や弱点を指摘したり、人と争いをおこしたり、秘密にすべきことを口外したりすることも平気です。
これをさらにバックアップするのが、月命星の五黄土星です。
五黄土星は、九星のなかで最も強力な帝王の星であり、強い自我を持っています。
そのため、自分のライバルに対しては、対抗意識を燃やし、駆け引きし、絶対に負けない支配者のように振る舞うことさえあります。
この星回りは、自分自身の思い込みで、自分はもちろん、周囲も巻き込んで大騒ぎしてしまう傾向があります。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【九紫火星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
芥川龍之介の運気を九星気学でみると?
■1915年 『羅生門』
1915年は四緑木星中宮年で、九紫火星は北にあり本厄ですが、定位対冲です。
定位対冲のときは、運命の歯車が大きく動くときです。
また、九紫火星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。
芥川龍之介は、『羅生門』を発表します。
■1916年 『鼻』『芋粥』
■1918年 『地獄変』『蜘蛛の糸』
■1920年 『杜子春』
■1921年 中国訪問
1921年は七赤金星中宮年で、九紫火星は西にあり収穫のときですが、暗剣殺です。
九紫火星の定位には二黒土星が回座し、女性・受け身の暗示があります。
芥川龍之介は、海外視察員として中国を訪れ、『上海遊記』などの紀行文を著します。
また、このころから、体調を崩すようになります。
■1927年7月24日 服毒自殺
1927年7月24日、芥川龍之介は、『続西方の人』を書き上げたあと、服毒自殺し、亡くなります。
35歳でした。
この日の九星盤をみると、年盤では、九紫火星は東南にあり、運気は旺盛ですが、五黄殺(自滅)です。
五黄殺には、自殺や変死という象意があり、芥川龍之介は、この象意のとおりとなってしまいました。
また、月盤の九紫火星には、日盤の五黄土星が回座しているので、ここでも自殺の暗示があります。
芥川龍之介は、服毒自殺のまえにも、帝国ホテルで心中未遂事件をおこしていますから、現実から逃げ出したいという気持ちが強かったのではないでしょうか。
1927年には、『河童』『歯車』『或阿呆の一生』などの代表作を残していますので、生きていれば、さらに多くの作品を残したことでしょう。
芥川龍之介を宿曜占星術でみると?
■芥川龍之介【胃宿】
宿曜占星術では、芥川龍之介は胃宿の生まれです。
胃宿は、頭の回転が速く、研究熱心で、実力もあります。
また、大胆不敵で、独立精神が旺盛です。
胃宿さんは、アクの強い個性派が多く、気に入らないことがあるとそっぽをむき、ふてぶてしい態度をとったりします。
芥川龍之介は、火曜生まれの胃宿さんなので、言葉は粗雑で、おもいやりのない言い方をしますが、正論を主張します。
しかし、陽気で、恨みつらみを残さないタイプです。
胃宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「胃宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」を読みになってください。
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