2019年4月は九紫火星中宮月になります。 

月破は戌の方位（西北西）になりますから、一白水星の方には、4月は要注意の月になります。

また、五黄土星は北にあり、南の四緑木星が暗剣殺になります。

南北の方位は、4月は誰にとっても大凶の方位となりますので、できるだけ避けていただきたいところなのですが、吉神が南北に集中しています。

4月は、以下の方位に吉神がついています。

午（南）ー生気

丁（南微西）ー月徳合・天徳合

子（北）ー天道

壬（北微西）－月徳・天徳 

九紫火星は火であり、太陽をあらわしています。

さまざまな場面や事象に陽があたるため、秘密が露見したり、文書・契約関係で問題が起こったりする暗示があります。

また株価や物価などは、急激に上昇、また高値が続くと長続きしないという暗示です。

お金関係は上下動し、変化が激しく、むしろ悪化する可能性も秘めています。

また、火山活動が活発になったり、太陽の活動が変化したり、または火事が増加したり、という暗示もあります。

その場合は、北海道・東北、または四国や九州で、火山活動または火山性地震が起こったり、大規模火災が発生したりするかもしれません。

ただし、南北に吉神がたくさんついていますので、天災や災害が発生したとしても、大規模にはならずに済む可能性もあります。

夏、火、赤、紫、熱、光、明かり、太陽、陽炎

付着、離別、生別、死別

発見、露見、立腹、抗議、破壊、喧嘩、戦争、競争、示現、分離、極端

美麗、装飾、名誉、名声、人気、昇進、先見

照る、輝く、割る、広がる、論争する、読書する、見物する、鑑定する、鏡を見る

太陽、暑気、南風、あたたかい、炎暑

裁判所、警察署、交番、検査場

信号、見張り場所、灯台、消防署

国会議事堂

書籍・文具店、百貨店、雑貨店、化粧品店

映画館、図書館、博物館

競技場、賭博場、宴会場

火事場、噴火口

株券、債権、手形、証書

書画、書籍、地図

設計図、記録、契約書

インターネット

礼装、神棚、城、像

鏡、神仏具、紙幣

学者、裁判官、医師、会計係、警察官、監督、顧問、理事、名誉職、新聞記者、小説家、美人、俳優、染色家、眼科医、美容師

海苔、貝類、干物、馬肉、あざやかな色彩の食品

心臓、首、眼、顔面、頭部

美食過食による胃腸障害

ノイローゼなどの精神疾患

孔雀、鳳凰、キジ、金魚

花全般、あじさい、シャクヤク、牡丹、百日紅、紅葉、南天、クスノキ、榊󠄀

一白水星は北西にあり、実をつけるときですが、月破がついています。

思いがけないことが起こったり、計画が途中で破れたりする暗示があります。

しかし、評価が高まったり、表彰を受けるなどの慶び事がおこりやすいときでもあります。

また、仕事にまじめに取り組む気持ちが高まります。

吉方位：東

二黒土星は西にあり、収穫のときです。

高望みをすると、困難に見舞われますので、現状維持に努めたほうが良さそうです。

また、言葉による失敗やトラブルが起こりやすいので、お酒の席では言葉を慎むようにしましょう。

吉方位：東南

三碧木星は北東にあり、変化変動のときです。 

しかし、受け身に徹して、自分から積極的に動かないほうが良いでしょう。

また、第三者の誹謗中傷などによって、あなた自身の信用が損なわれるという暗示があります。

吉方位：なし

四緑木星は南にあり、前厄であり、暗剣殺です。 

周囲の人や環境から、凶運がもたらされる暗示があります。

コミュニケーション能力が高まりますが、言葉で失敗する可能性も高まります。

無意識に発した言葉が、周囲に悪影響を与えてしまうかもしれません。

吉方位：なし

五黄土星は北にあり、本厄です。 

腹部から下半身にかけて、冷えからくる病の暗示があり、長引く可能性があります。

しかし、目上からの引き立てが期待でき、将来性のある話が持ち込まれる可能性もあります。

吉方位：東南、西

六白金星は南西にあり、後厄です。

身体的不調が起こりやすく、また自分の言動で凶運を呼び込みやすい暗示があります。

飲食をともなう席が増えたり、現金収入があったりしますから、気安く応じる前に、よくよく考えてから行動してください。

吉方位：西、東南、東

七赤金星は東にあり、運気は上昇に転じます。

目上の人からの引き立てがあり、チャンスが巡ってくる暗示です。

新しい人間関係や仕事の話が出てくるかもしれませんので、積極的になって吉です。

吉方位：東南

八白土星は東南にあり、運気は旺盛です。

しかし、希望通りに物事が進まない暗示があり、不足や不満足感を感じるでしょう。

また、隠していたことが表面化したり、持病が再発したりといったことが起こりやすいので、調子に乗ってはいけません。

吉方位：西、東

九紫火星は中宮にあり、花が咲くときです。

変化変動のときを迎えていますが、受け身に徹したほうが良さそうです。

また、悩みや負荷、困難があなたを襲うかもしれません。

吉方位：西、東南

九星気学でみる2019年4月の運気を動画でご覧になっていただけます↓

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⇒ 干支にもある吉方位！さらに運気アップの吉方位旅行とは？

⇒ 九星気学は方位学 吉方位・凶方位が持つ象意とは？

⇒ 九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人

九星気学では、日盤を９つの本命星が巡っています。

そのなかで、運気の良くない日は次のような日になります。

開運ブログでは、以前も書いていますが、五黄殺の正面、反対側に本命星があるときは「暗剣殺」という凶運日になります。 

暗剣殺は、他人からの影響によって運気が下がります。

日破とは、破れのある日のことです。

この日破が、自分の本命星にある日は凶になります。

2019年4月の月盤は九紫火星中宮ですから、五黄殺は北、暗剣殺は南になります。

宿曜でも、毎日その日の宿があります。

本命宿によって、その宿がどのような意味になるのか異なります。

それは、本命宿にはそれぞれ異なるホロスコープがあり、そのホロスコープが毎日の運気の基本となります。

日の運気を見るためには、ホロスコープにある次の意味を知る必要があります。

「命」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（現在）

「業」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（過去）

「胎」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（未来）

ホロスコープでは、命からはじまる「現在」の９日間、業からはじまる「過去」の９日間、胎からはじまる「未来」の９日間が、順番に巡っています。

宿曜では27日でひと回りし、また命からはじまります。

そして、この周期のなかで何をしても凶の意味があるのが、暗黒の一週間です。

暗黒の一週間とは、「業」・栄・衰・安・危・成・壊の７日間を指します。

体力・気力が落ち込み、なかなか思い通りに進みません。

やらなければならない仕事があるのに、少しもはかどらない、または手につかない、という時期にあたります。

この期間は、積極的な行動は避け、自己主張は避け、我を張るような行動は絶対に避けましょう。

「業」は善行を求めているので、無私無欲で過ごすことが大切です。

この暗黒の一週間で、とくに大凶という日は「成」「壊」の日。

つぎに悪いのは「栄」「衰」になります。 

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⇒ 二十七宿別 性格と2019年の運気（密教宿曜占星術）

本命星と同じ宿星の日。

この世に生を受けたその日のことです。

• 所持控えめに
• 無私無欲
• 礼儀正しく
• 失礼のない身だしなみを心がけましょう

あらゆることに対して吉運があるとされています。

発展運のある日。

• 前向きに
• 仕事関係は進めてよし
• 新しいことも吉
• 気持ちが盛り上がるおしゃれを心がけましょう

本命宿のエネルギーを抑制し、委縮させる日です。

• 体調不良
• 旅行は避ける
• 身の程を知る
• 自らを振り返る

物事を穏やかに安定させる気が働く日です。

• 安定
• 内面の充実させる
• リフレッシュ
• 造築・造園は吉

本来のエネルギーに力を貸さない、助けない日。

危険なほうへ傾いていく作用が働く日です。

• 好事魔多し
• 取引や交渉は避ける
• 売買は凶
• 怪我に注意
• 旅行は避ける
• 口はわざわいの元

物事が達成・成就する日。

地道に努力して生きた人、苦労してきた人が報われる日です。

• 大きな計画を立てると吉
• 交際が一歩すすむ

何事も不利な方向に進む日。

万事控えめにすべき日です。

• 悪しき敵を破壊すると吉
• 内なる敵を破壊する
• 予定外の行動は避ける
• 因果応報
• さわらぬ神にたたりなし

人と人との和合の日。

これまでの人間関係が助けになる日です。

• 交友をひろげる
• 仕事は前向きに
• 行事、結婚式、宴会など人が集まることは吉
• 新しい出会い、新しい恋愛に最高の日

人間関係に吉の日。

積極的な交友を行う日です。

• 人を大切にする気持ち
• プライベートな関係に目を向ける

前世が宿っている日。

現世の災いの因縁となる前世の悪行という意味を含む日です。

• 清めの期間のはじまり
• 善行は悪を成就させない
• 人のために尽くす

受胎の日。

誕生まで元気で過ごせるかどうかわからないあやうさを含んだ日です。

• 諸事控えめに
• ムリはしない
• 謙虚にふるまう
• 病気に注意

⇒ 27宿別の性格と運気

カレンダーの青い部分は、宿曜占星術の暗黒の一週間にあたります。

暗黒の一週間と、九星気学で凶の日が重なるときは、特に注意しましょう。

2019年4月は、天皇の退位があります。

北が五黄殺、南が暗剣殺なので、社会全体が不安定になりやすいときに、天皇退位、新天皇の即位があります。

旧暦では、4月5日から5月5日までが4月にあたり、九星気学や宿曜占星術でみる運気は、この期間をさすためです。

九紫火星が中宮の4月は、さまざまな階層、場面において、秘密の暴露や文書上のトラブルが発生しやすいときです。

元号が変わることによるトラブルも発生するかもしれませんね。

契約書類などには、よく目を通し、理解してからサインしたいものです。

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