「CHAGE and ASKA」からASKAさん脱退のなぜ?
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
「CHAGE and ASKA」といえば、1990年代前半を代表する男性ボーカルデュオ。
その「CHAGE and ASKA」から、2019年8月25日に、ASKAが脱退を表明しました。
調べてみたら、すでに一緒には活動していないので、ここで敢えて脱退する意味とは?
ASKAさんの運気をみてみましょう。
九星気学でみるASKAさんとは?
■ASKAさん(6-5-6)
ASKAさんは、 1958年2月24日生まれ。
本命星:六白金星
月命星:五黄土星
傾斜宮:六白金星
ASKAさんは、本命星と傾斜宮の六白金星に対し、月命星の五黄土星がエネルギーを与えてくれる相生の関係です。
五黄土星は、万物を育てる土ではありますが、腐らせ消滅させるという腐食作用のある土でもあります。
土の作用の二面性は、とくに精神面において極端な形となって現れるタイプと言えます。
六白金星は、気位の高い星であり、負けず嫌いの性質を持っています。
性格が強く、独立性・独創性が強いので、人から指図されることを何よりも嫌います。
ASKAさんが現状に不満をもっているとしたら、それはASKAさんが思い描くイメージが、あまりにも理想的であり、自分の今とはかけ離れているからではないでしょうか。
ASKAさんとまったく同じ星回りには、SMAPを育てた飯島三智さん、デヴィ夫人などがいます。
⇒ 元SMAPマネージャー・飯島三智さんの性格・運気・運勢を占ってみると
また、残念なことに、田口淳之介さん、勝新太郎さんなど、薬物使用で逮捕された方々も、ASKAさんとまったく同じ星回りです。
この星回りは、うまく行っているときは良いのかもしれませんが、うまくいかなくなると、高いプライドと強い意志が、さまざまな面で邪魔をするのかもしれません。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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九星気学でみるASKAさんの運気とは?
■2009年 CHAGE and ASKA無期限活動休止
2009年は九紫火星中宮月で、六白金星は南西にあり、後厄です。
しかも歳破がついているので、ASKAさんは心身ともに、思い通りにならないイライラと体力の衰えを感じていたのではないでしょうか。
CHAGE and ASKA無期限活動休止という発表も致し方なし、という運気だと思います。
■2013年 一過性脳虚血症、薬物報道、活動自粛
2013年は五黄土星中宮月で、六白金星は北西にあり、実をつけるときですが、またまた歳破がついています。
6月には一過性脳虚血症と診断され、8月に開催予定だったCHAGE and ASKAとしてのスペシャル・ライブが延期されます。
さらに、夏頃からは、違法薬物の使用疑惑や、暴力団関係者との接触などについて報道され、10月には活動自粛を発表します。
■2014年5月17日 逮捕
ASKAさんは、2014年5月17日に、覚せい剤取締法違反(所持)の容疑で逮捕されます。
この日の九星盤をみると、年盤では六白金星は西にあり、収穫のとき。
これまでの精算のとき、と言いかえることができるでしょう。
年盤では、六白金星の定位である北西に五黄土星が位置しており、自滅の暗示があります。
さらに5月の月盤では、六白金星は北西にあり、実をつけるときですが、月破がついています。
しかも、年盤の五黄土星のうえに回座しているので、五黄殺の影響を受けます。
つまり、2014年の六白金星には自滅の暗示がつきまとい、5月はその影響が強まったと見ることができます。
なにをやってもうまく行かない数年間が続いたあとに、覚せい剤の所持・使用で逮捕されるとは、まさに人生の精算のときだったといえそうです。
■2016年 再逮捕
2016年は二黒土星中宮月で、六白金星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽があたるときであり、良くも悪くも世間の注目を集めます。
ASKAさんは、約12万字にも及ぶ長文ブログを公開して話題になったのですが、11月には覚せい剤取締法違反(使用)の容疑で逮捕されてしまいます。
容疑不十分で起訴されませんでしたが、疑惑は残りました。
■2019年8月25日 CHAGE and ASKA脱退
脱退を発表した2019年8月25日の九星盤をみてみましょう。
年盤では、六白金星は東に出て、運気は上昇に転じています。
8月の月盤では、六白金星は定位にもどっています。
定位に戻ったときは、六白金星のウラである二黒土星を見る必要があります。
二黒土星の南西は、将来にむけて根を張るときを示していますが、8月の二黒土星は、南西にあり、年盤の五黄土星のうえに回座しています。
五黄殺の影響を受けることを示していますから、ASKAさん一人で決め、行動した結果が、脱退という発表となったようです。
2020年は、六白金星が東南に出るので、運気は旺盛になります。
ただし、定位対冲となるため、運命の歯車が大きく動くときとなります。
ASKAさんにとって、心安らかなときとは言えない展開があってもおかしくありません。
宿曜占星術でみるASKAさんとは?
■ASKAさん【昴宿】
宿曜占星術では、ASKAさんは昴宿の生まれです。
昴宿は、先祖代々の加護を受け、他力によって助けられるという本命宿です。
天賦の資質があり、それを磨き上げることで真の力量が発揮されるのですが、優柔不断で問題の解決を先送りするようなところがあります。
この問題の先送りによって、昴宿さんは大いに悩み、エネルギーを消耗しますので、ときには思い切った決断と行動力が必要となります。
ASKAさんにとっては、デビュー40周年当日に、CHAGE and ASKAの脱退を発表したことが、もしかすると思い切った決断だったのかもしれません。
また、昴宿さんは甘やかされることに慣れ、誰かが手を差し伸べてくれることが当然だと考える、依頼心の強さがあります。
昴宿さんは、見た目と内面とのギャップが大きく、二面性をもつ本命宿でもあります。
そのため、昴宿さんは、内面が外面と離れすぎてしまうと、精神的なバランスを崩してしまう傾向がみられます。
昴宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「昴宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる2019年の運気」を読みになってください。
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27の本命宿それぞれの2019年の運気は、以下のブログをお読みになってください。
ASKAさんとChageさんの相性は?
今回、一方的な脱退発表をされてしまった、CHAGEさんとの相性をみてみましょう。
CHAGEさんは、1958年1月6日生まれ。
本命星:七赤金星
月命星:六白金星
傾斜宮:六白金星
本命宿:星宿
CHAGEさんは、本命星、月命星、傾斜宮がすべて金の性に属している金星の人です。
六白金星は天をあらわし、周囲にエネルギーを与える役回りを持っています。
この六白金星を2つも持っているので、六白金星生まれのASKAさんの言動に対し、CHAGEさんは深い理解を示すことができる人であり、ASKAさんはCHAGEさんとは「気が合う」と感じることがたびたびあったのではないでしょうか。
しかし、周囲の人が何を感じ、どんな気分でいるのかについてCHAGEさんは興味がないので、なぜか強気の発言で、周囲に混乱を与えるタイプです。
もしかすると、CHAGEさんの何気ない言葉、それも批判的な言葉に、ASKAさんは深く傷ついていたのかもしれません。
宿曜占星術では、CHAGEさんの星宿からみてASKAさんの昴宿は「衰」、ASKA山から見てCHAGEさんは「友」の、【友・衰】の関係です。
【友・衰】の関係は、一定の期間は、良い関係を構築できますが、いずれは別れてしまう結果となる間柄。
星宿のCHAGE参は、昴宿のASKAさんが困ったときに助けてくれるのですが、普段から礼を失わないような付き合い方が求められます。
依頼心が強く、甘えたい昴宿さんは、星宿さんを親友と考えていますが、星宿さんは口に毒があるので、昴宿さんが頼りたいときに、意外と厳しいのかもしれません。
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