映画『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
映画『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』を観ました。
この映画は、1980年のウィンブルドン選手権男子シングルス決勝戦が描かれた映画で、2017年の作品です。
テニスは好きなスポーツのひとつなので、ウィンブルドン中継は、時間があれば見ている方だと思いますが、『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』では、ボルグとマッケンローの人間性も描かれていて、とても興味深いドラマに仕上がっています。
ビョルン・ボルグについて調べてみました。
ビョルン・ボルグを九星気学で占ってみると?
■ビョルン・ボルグ(8-7-6)
ビョルン・ボルグは、1956年6月6日生まれ。
本命星:八白土星
月命星:七赤金星
傾斜宮:六白金星
ビョルン・ボルグは、本命星の八白土星が、月命星の七赤金星、傾斜宮の六白金星にエネルギーを与える相生の関係です。
努力家でプライドが高い、典型的な唯我独尊タイプと言えるかもしれません。
八白土星は、冷静沈着で意志堅固という人が多く、努力家です。
しかし、プライドが高く、人間関係では、内と外がはっきりしているタイプなので、内輪でみせる表情と、初対面の人に見せる表情が異なります。
七赤金星は、批評家であり、自己顕示欲が高い性質を持っています。
六白金星は理想主義であり、気位が高い星です。
この星回りの人は、向上心が強く、それが努力の源となっています。
そのため、独立志向も強く、自分が信じることに向かって進んでいく傾向が見られます。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
↓
⇒ 【八白土星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
ビョルン・ボルグの運気を九星気学でみてみると
■1974年 全仏オープン初優勝
1974年は八白土星中宮年で、花が咲くときです。
八白土星の定位には二黒土星が回座し、女性・受け身の暗示があります。
ビョルン・ボルグは、18歳で全仏オープンを制します。
■1976年 ウィンブルドン選手権初優勝
1976年は六白金星中宮年で、八白土星は西にあり、収獲のときです。
八白土星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目をあつめる暗示があります。
ビョルン・ボルグは、ウィンブルドン選手権で初優勝すると、1980年7月5日に大会5連覇を達成します。
■1980年 ジョン・マッケンローとの3時間55分におよぶ決勝戦
1980年は二黒土星中宮年で、八白土星は南西にあり、後厄です。
八白土星の定位には五黄土星が回座し、五黄殺(自滅)の暗示があります。
また、定位対冲であるので、運命の歯車が大きく動くときです。
八白土星の運気としては、最悪の部類にはいります。
さらに、精神をあらわす七赤金星は北にあり本厄ですから、精神的に不安定だったことがわかります。
それでも、ジョン・マッケンローに勝てたのは、歳破のおかげではないでしょうか。
ジョン・マッケンローは五黄土星生まれなので、歳破がついています。
変化変動の暗示もあるので、口が悪い悪ガキと思われていたジョン・マッケンローが、ビョルン・ボルグとの決勝戦で、イメージを一新したのもうなづけます。
しかし、歳破がついているので、ビョルン・ボルグに軍配が上がったと考えられます。
■1983年1月 26歳で引退
ビョルン・ボルグは、1983年1月に、26歳の若さで突然引退します。
このときの九星盤をみてみましょう。
年盤では八白土星は東南にあり、運気は旺盛ですが、歳破がついています。
歳破は、思いがけない破れとなって災難がもたらされるという凶運です。
八白土星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があるので、テニス以外のことに気持ちが流れていたのかもしれません。
月盤では、八白土星は北にあり本厄なので、体調面に不安があるときです。
年盤の八白土星には、月盤の二黒土星が回座し、低迷・受け身の暗示があります。
女性の陰もちらつくので、離婚問題があったのかもしれません。
八白土星は一度決めたことは必ず実行しようとしますから、ウィンブルドン5連覇という記録を打ち立てて以降は、気持ちがテニスから離れていたとも考えられます。
■1987年 国際テニス殿堂入り
1987年は四緑木星中宮年で、八白土星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽の当たるときであり、なにかと注目されるときです。
八白土星の定位には七赤金星が回座し、人間関係の拡大と喜びごとの暗示があります。
ビョルン・ボルグは、国際テニス殿堂入りします。
■2017年 『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』
2017年は一白水星中宮年で、八白土星は東に出て、運気は上昇に転じますが、歳破がついています。
八白土星の定位には四緑木星が回座し、知名度アップの暗示があります。
ビョルン・ボルグとジョン・マッケンローの映画『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』が公開されます。
五黄土星のジョン・マッケンローは、南に位置しているので、こちらの目立つときなのですが、五黄土星の定位には一白水星が回座しているので、困難な状況に陥る暗示があります。
興行的には、あまり良くなかった可能性が高いですね。
■2020年 実をつけるときですが・・・。
2020年は七赤金星中宮年で、八白土星は北西にあり、実をつけるときです。
しかし、八白土星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
残念ですが、ビョルン・ボルグにとっては、あまり好ましい状況ではないようですが、精神的には充実しているとみえます。
九星盤をみて気づくのは、本命星・月命星・傾斜宮が北西から東南に向かって並んでいることです。
ビョルン・ボルグの星回りでは、行動することによって、精神的な充実が図られるので、案外、困難な状況を楽しんでいるのかもしれません。
ビョルン・ボルグを宿曜占星術で占ってみると?
■ビョルン・ボルグ【畢宿】
宿曜占星術では、ビョルン・ボルグは畢宿の生まれです。
畢宿は、強いエネルギーを生まれながらに持った、傑出した人物が多い本命宿です。
畢宿さんは、自分の信念は決して曲げず、理想を掲げ、高い見識を備えているので、器用なタイプではありません。
畢宿さんは、人間関係では、慎重に選んで信頼できる人とともに歩もうとしますので、ビョルン・ボルグは、社交的ではないといえます。
これは、八白土星の性質にも共通するので、人付き合いが得意なほうではなさそうですね。
また、 畢宿さんは、自分なりの「心の王国」を持つ理想主義者なので、六白金星を傾斜宮に持つビョルン・ボルグが求道者のようにテニスに取り組んだことも、よく理解できます。
畢宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「畢宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
↓
もっと読みたい方は 開運ブログへ