EUを離脱できるのか?イギリス総選挙を占ってみた
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
国民投票によって、イギリスがEUから離脱することを決めたのは2016年のこと。
あれから3年、イギリスは揺れに揺れ、EU離脱が決まっていません。
2019年12月12日の総選挙によって、やっと、その方向性が見えてくることになりそうです。
そこで、保守党のボリス・ジョンソン(Alexander Boris de Pfeffel Johnson)首相と、労働党のジェレミー・コービン(Jeremy Corbyn)党首について、調べてみました。
ボリス・ジョンソン首相とジェレミー・コービン党首を九星気学で占ってみると?
■ボリス・ジョンソン首相(9-1-4)
ボリス・ジョンソン首相は、1964年6月19日生まれ。
本命星:九紫火星
月命星:一白水星
傾斜宮:四緑木星
ボリス・ジョンソン首相は、月命星の一白水星が本命星の九紫火星を、水剋火(水は火を消す)という相剋の関係です。
しかし、月命星から傾斜宮の四緑木星へ、傾斜宮から本命星にエネルギーを与える相生の関係です。
ふとした行動が、心の奥底から湧き出てしまったものなので、理性では止められないタイプ。
九紫火星生まれの人は、頭脳明晰ですが、どちらかと言えば落ち着きがない傾向があります。
美的感覚や先見性がありますが、熱しやすく冷めやすいのも九紫火星の特徴です。
しかし、月命星に一白水星があるので、思索的な面もあり、企画力や創造力にも長けています。
両極端な九紫火星と一白水星を、傾斜宮の四緑木星が橋渡しをしています。
その四緑木星には、人の心を読むのが早く、話術が上手という資質があるので、この資質が生かされると、さらに運気が開けてきます。
■ジェレミー・コービン党首(6-2-9)
ジェレミー・コービン党首は、1949年5月27日生まれ。
本命星:六白金星
月命星:二黒土星
傾斜宮:九紫火星
ジェレミー・コービン党首は、傾斜宮の九紫火星から、月命星の二黒土星、本命星の六白金星へとエネルギーが流れる相生の関係です。
マグマのように心の奥底から湧き上がってきた気持ちを、理性的に考え、実行に移すことができる人のはずです。
六白金星は天であり、高貴な人を表しているため、気位の高い理想主義者が多い星です。
二黒土星は耕された土であり、天の恵みを受けとって万物を育成します。
九紫火星は火であり太陽です。
先見性はありますが、思いつきも多いのが九紫火星です。
運気はとても強いのですが、心の奥底から自分を信じているので、強情で頑固になりがち。
先見性があるのに、受け身で他力本願、加えて気位が高く、自分からは動かないことも多そうです。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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ボリス・ジョンソン首相とジェレミー・コービン党首の運気を九星気学でみてみると?
■2019年7月23日 ボリス・ジョンソン保守党党首に
ボリス・ジョンソン首相が、保守党の党首に選ばれた2019年7月23日の九星盤をみてみましょう。
2019年は八白土星中宮年で、ボリス・ジョンソン首相の九紫火星は北西にあり、実をつけるときです。
九紫火星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。
7月の月盤と23日の日盤は、どちらも六白金星中宮で、九紫火星は北東にあり、変化変動です。
年盤の九紫火星に月盤・日盤の七赤金星が回座し、人間関係の拡大と金銭の出入りが増える暗示があります。
この関係は、易では「沢火革(たくかかく)」の卦となります。
「沢火革」の卦には、人生の大転換期であり、運気は強いという意味があります。
ボリス・ジョンソン首相にとっては、運命の歯車が動いたときと言えそうです。
■2015年9月12日 ジェレミー・コービン労働党党首に
ジェレミー・コービン党首は、2015年9月12日に労働党党首になっています。
この日の九星盤をみると、年盤では六白金星は北東にあり変化変動ですが、歳破がついています。
また、六白金星の定位には四緑木星が回座し、拡散の暗示があります。
月盤では、六白金星は東南にあり年盤の二黒土星に回座しています。
党内の支持を受けて、党首になることが約束されていたかのようです。
しかし、年盤の六白金星には月盤の一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
これは、易では「水天需(すいてんじゅ)」の卦と読むことができます。
「水天需」の卦には、待つこと、養生することという意味があり、養生する=準備することによって開運できるとされています。
しかし、おもしろいのは日盤が年盤と同じ九星盤であることです。
日盤の六白金星は月盤の一白水星に回座、月盤の六白金星には日盤の二黒土星が回座しています。
つまり、サンドイッチ状態なのです。
六白金星には権威や目上の人の意味があり、二黒土星には受け身・他力本願の意味があるので、このときのジェレミー・コービン党首は、自分を引き立ててくれる人物の力を当てにできるという運気なのです。
だれか、サポートしてくれるパワーが近くに存在した可能性があります。
■2019年12月12日 イギリス総選挙
2019年12月12日、イギリス総選挙が行われます。
2019年の年盤では、ボリス・ジョンソン首相の九紫火星は北西にあり実をつけるとき。
一方の、ジェレミー・コービン党首の六白金星は東にあり、運気は上昇に転じます。
ボリス・ジョンソン首相が夕日だとすれば、ジェレミー・コービン党首は朝日の状態です。
また、ジェレミー・コービン党首には、世間から注目を集める暗示があります。
12月の月盤では、ボリス・ジョンソン首相の九紫火星は東南にあり、運気は旺盛です。
ジェレミー・コービン党首の六白金星は北にあり、本厄であり、暗剣殺です。
12月の運気では、ボリス・ジョンソン首相の圧勝といえます。
12日の日盤では、ボリス・ジョンソン首相の九紫火星は東にあり運気は上昇に転じますが、月盤の九紫火星には日盤の一白水星が回座しています。
イギリス総選挙では、保守党が勝利する可能性が高いのですが、問題は山積みと言っても良い状況です。
ジェレミー・コービン党首の六白金星は、日盤では南にあり世間の注目を集めるときですが、月盤の五黄土星に回座しているので、極端な結果になりやすい暗示があります。
月盤の六白金星には日盤の七赤金星が回座し、不十分の暗示もありますので、総選挙は敗退の可能性が高く、ジェレミー・コービン党首は、選挙結果によっては党首の座を明け渡すことになるのかもしれません。
まとめ
イギリス総選挙は、ボリス・ジョンソン首相が率いる保守党の勝利となりそうです。
しかし、ボリス・ジョンソン首相には、困難が待ち受けており、大きな変化を迎えるでしょう。
首相退任もあるかもしれません。
一方の労働党・ジェレミー・コービン党首は、総選挙では良い結果を得られず、自身の進退にも、その影響が及びそうです。
イギリスのEU離脱には、まだまだ問題が多く、不安が残るようです。
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