「がん」と診断される
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
2022年9月8日、エリザベス2世が薨去し、皇太子(プリンス・オブ・ウェールズ)がチャールズ3世として即位しました。
イギリス史を学んだ生方にとって、チャールズ1世、2世は、それぞれ歴史上の人物として深く記憶されています。
チャールズ1世はピューリタン革命(清教徒革命)において処刑された国王であり、チャールズ2世はチャールズ1世の息子で、ピューリタン革命で共和国となったイングランドから亡命。
王政復古で無事に国王として返り咲くのですが、亡くなる直前にカトリックに改宗し、その後名誉革命が起こります。
つまり、チャールズ1世、2世は、イングランド内戦状態で国王になった人物なのです。
イギリス国王最長の在位記録となった母・エリザベス2世のあとを継いだチャールズ3世について調べてみました。
⇒ イギリス国王を九星気学と宿曜占星術で見てみると?共通点は?
※2022年9月9日に投稿した記事に追加・修正を行いました。
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チャールズ3世を九星気学でみると?
■チャールズ3世(7-8-4)
チャールズ3世は、1948年11月14日生まれ。
本命星:七赤金星
月命星:八白土星
傾斜宮:四緑木星
チャールズ3世は、本命星の七赤金星に月命星の八白土星からエネルギーが流れている相生の関係です。
しかし、傾斜宮の四緑木星が、本命星の七赤金星から剋され、月命星の八白土星が四緑木星から剋されている相剋の関係も持っています。
心の中は、理性と本能が相争うため、複雑な精神構造となりやすいといえます。
七赤金星は、周囲の人を楽しませることが好きで、物事を斜めに見る視点を備えており、その発言は、多方面に影響を与える傾向があります。
八白土星は努力の星、プライドの星であり、この八白土星から、自己顕示欲の強い七赤金星にエネルギーが流れていますから、自分ファーストになりがち。
四緑木星は、コミュニケーション能力の高さと優柔不断さを合わせ持っています。
ダイアナ妃と結婚はしたものの、結婚前から長年、現在のカミラ夫人との愛人関係を続けていたあたり、この星回りの複雑さを表しているのではないでしょうか。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【七赤金星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
チャールズ3世の運気を九星気学でみると?
■1952年 王位継承順位1位
1952年は三碧木星中宮年で、七赤金星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽のあたるときであり、良くも悪くも注目されるときです。
七赤金星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺(自滅)の暗示があります。
チャールズは、母のエリザベス王女がイギリス女王に即位したため、王位継承順位が1位となります。
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■1981年 ダイアナ妃と結婚
1981年は一白水星中宮年で、七赤金星は南西にあり、後厄です。
七赤金星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。
チャールズは、ダイアナと結婚します。
三碧木星生まれのダイアナにとっては、収獲のときであり、変化変動の運気にありました。
■1996年 ダイアナ妃と離婚
1996年は四緑木星中宮年で、七赤金星は北東にあり、変化変動です。
七赤金星の定位には六白金星が回座し、高貴な人のサポートがある暗示があります。
チャールズの場合は、母であるエリザベス女王でしょう。
別居、不倫などで世界中の話題になっていたチャールズ皇太子とダイアナ妃は、離婚します。
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■2005年 カミラ夫人と再婚
2005年は四緑木星中宮年で、七赤金星は北東にあり、変化変動です。
七赤金星の定位には六白金星が回座し、高貴な人のサポートがある暗示がありますから、カミラ夫人との再婚には、エリザベス女王による後押しがあったと考えられます。
しかし、離婚経験者との再婚となるため、イギリスでは、チャールズ皇太子を次の国王とは考えない人が多いそうです。
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■2020年 新型コロナウイルスに感染
2020年は七赤金星中宮年で、花が咲くときです。
七赤金星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも世間の注目を集める暗示があります。
九紫火星には伝染病の象意もあるので、新型コロナウイルス感染も致し方なし、の運気ですが、症状は急性で、一定しないという暗示があります。
チャールズ皇太子は71歳。
高齢者の感染は悪化しやすいと聞きますので、早く回復されることをお祈りします。
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■2022年9月8日 国王に即位
2022年9月8日、チャールズ皇太子は、母・エリザベス2世薨去にともない、チャールズ3世として即位します。
この日の九星盤をみると、年盤では定位の西にもどった七赤金星は収穫のときであり、新しいステージに移行するときです。
月盤の七赤金星は北東にあり変化変動、そして年盤の七赤金星には、月盤の六白金星が回座し、権威(この場合は天が妥当かもしれません)のサポートを受ける暗示があります。
月盤の七赤金星には、日盤の六白金星が回座し、ここでも権威のサポートを受ける暗示があります。
しかし、日盤の七赤金星には日破がついており、また「離」の作用が働く運気です。
「離」の作用とは、現在地点から離れることを意味しており、死別・別離も含まれます。
チャールズ3世の場合には、母を失うことを意味していることは明らかです。
気になるのは日破がついていること。
新国王チャールズ3世にとって、なにか影をさすようなことがあるのかもしれません。
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■2024年2月5日 「がん」と診断される
2024年2月5日、チャールズ3世は、「がん」と診断されます。
この日の九星盤をみると、年盤の九紫火星は後厄、九紫火星の定位には七赤金星が回座しているので、がんだとすると、肺、咽頭、口の周辺で発生している可能性が高そうです。
また、腹部全体でもがんがある可能性があり、もしかすると、すでに全身にがんがあるのかもしれません。
チャールズ3世を宿曜占星術でみると?
■チャールズ3世【畢宿】
宿曜占星術では、チャールズ3世は畢宿の生まれです。
畢宿は、大衆的な本命宿です。
チャールズ3世は七赤金星生まれなので、ダイアナ妃との離婚がなければ、ひろく国民に支持される国王となっていたことでしょう。
畢宿さんは、自分なりの「心の王国」を持つ理想主義者であり、自分の信念を曲げない頑固者でもあります。
ちなみに、危宿生まれのダイアナ妃との相性は【友・衰】、井宿生まれのカミラ夫人との相性は【安・壊】の関係です。
ダイアナ妃の場合、チャールズ3世からエネルギーが流れていますが、カミラ夫人との関係ではチャールズ3世にカミラ夫人からエネルギーが流れているので、チャールズ3世にとってカミラ夫人のほうが居心地が良い関係なのかもしれません。
また、チャールズ3世は、日曜生まれの畢宿さんなので、大変善良で、なにかにつけ遺恨を残すようなことはありませんが、遠慮はないようです。
また、災難が突然襲ってくる運勢をもっています。
畢宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「畢宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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