屋根瓦の火難除け
日本の屋根といえば瓦ですが、江戸時代初期には瓦は高級品で、しかも重量があるために、町民の家には葺くことができませんでした。
しかし軽量化が進み、享保5年(1720)には、一般家屋での瓦の使用が許されるようになり、享保8年(1723)には火事対策として瓦葺きが奨励されるようになります。
さらに寛政の大火のあとには、瓦葺き以外は禁止され、瓦葺きにするための費用を補助する政策も導入して、瓦葺きを徹底しました。
美しく整った瓦屋根は、江戸の大火と切っても切り離せない関係にあるのです。
そして、その瓦葺きの屋根には、火難除けが祈願されていました。
たとえば、鬼瓦には「水」や「泉」の文字をいれて、波や龍の模様を彫刻するなどが、全国的に見られます。
座敷の格天井にも、本来は水にちなんだ図柄が選ばれていたといいます。
現在は花鳥風月が描かれていることが多いのですが、火事にならないように水を天井にたたえていたわけですね。
これらは、一種のまじないですが、日常的に目にすることで火事にならないように気を付けることにもなったのではないでしょうか。
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神棚の場所
神棚のある家は少なくなりましたが、きちんと神棚をしつらえて信心されている方も少なくありません。
その神棚の場所には、位置・方位・方向など、さまざまな制約があります。
この制約に従わないと、先祖の加護が薄くなり、病人が出たり、貨運が衰えたりするといわれています。
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神棚は通り抜けの場所に置かない
神棚の下を人が通るような、通り抜けのところは良くないとされています。
また神棚の上が廊下の場合には大凶といわれます。
人が神様を踏みつけることになるためです。
神棚の向きが門・入口・かまどや仏壇と向かい合っているのも凶といわれます。道路から神棚が見えるのもよくありません。
神棚の上に部屋や押し入れなどがある場合には、神棚の天井に、正方形の白紙に「雲」と書いたものをはっておかなければならないとされています。
神棚を上から見下ろすようなことは不敬とされています。
仏壇も同じですから、場所選びには要注意です。
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お墓のたたり
墓地や神社、寺院、古戦場の跡地に家を建てると、住む人が貧窮し、家人に病気が絶えないといわれます。
これは、家を建てた場所に、祟りをする気を発しているために災いが生じるとして、家相では極悪の相と言われています。
どんな宗教でも、お墓は先祖の霊が、静かに安らかに眠るための場所としています。
そのような大切なお墓を、むやみに取り壊したり、埋めて踏みつけるような人間は、非常識で社会生活も満足にできないと考える人が多いのです。
運命や因縁を重く考える中国の思想では、家を建てる場所がないからといって、お墓を壊すような者は次第に落ち目になり、子孫も耐える、と主張しています。
どうしてもお墓のあった場所に家を建てなければならない場合には、丁寧に法要を営み、お墓とその周囲の土を全部、丁寧に他へ移し、そのあとに新しい土を入れると、墓地の影響がなくなるといわれます。
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家内に異変があるときの霊符
井戸水が濁ったり、火があやしく光ったり、灯火に見たこともない花が咲いたりしたときは、これらを除くために、この霊符を書いて安置します。
霊符を書く前には、
「霊符とは?御札と何が違うの?書き方や使い方を紹介します」をお読みになってください。
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