カレンダーに書いてある一粒万倍日とは?
カレンダーにもよりますが、「一粒万倍日」と書いてある日があります。
たとえば、2018年8月の場合、8月6日、7日、12日、19日、24日、31日が「一粒万倍日」です。
「一粒万倍日」とは、読んで字のごとく、一粒の籾(米)が万倍に増えるという意味をもつ日のこと。
一粒万倍日は、何事を始めるにも良い日とされています。
仕事始め、開店、種まき、お金を出すことが吉です。
たとえば、大安と重なると、一粒万倍日の効果が倍増、凶の日と重なったら半減するといわれています。
大黒天の日とは?
大黒天とは、七福神のひとり、大黒さまのことです。
もともとはインドのシヴァ神のことで、仏教にとりいれられて大黒天となりました。
大国主と習合されて、背中に大きな袋を持っていたり、米俵の上に座っていたり、ネズミがお使いとなっていたりします。
福の神、財産の神様として、信仰を集めています。
大黒天の日とは、この大黒さまの日ということで、財福の吉日となります。
60日に一度やってくる甲子(きのえね)が大黒天の日とされます。
弁財天の日とは?
弁財天は、大黒天とともに、七福神に数えられる女神です。
鎌倉の銭洗弁財天が有名で、お金に関係する吉神です。
とくに蓄財の神として信仰されています。
弁財天の日は、60日に一度めぐってくる己巳(つちのとみ)の日になります。
弁財天のお使いが白蛇とされているので、12日に一度ある巳(み=へび)の日は、弁財天に関係のある吉日なのですが、そのなかでも己巳(つちのとみ)が弁財天の日となります。
弁財天の日には、宝くじの購入はもちろんですが、お財布を新しくすることもおすすめです。
不動尊の日とは?
毎月28日が不動尊の日となります。
不動尊とは、不動明王のことで、大日如来の化身といわれています。
不動明王は、密教の世界では、さまざまな難事を救ってくださることから、安全や出世、勝負事、商売繁盛の成就などにご利益があるとされています。
目黒不動尊の縁日が、毎月28日なのは、不動尊の日だからなんです。
カレンダーで吉日を確認すると、いつ何をやるかが決まってきます
商売をやっていると、酉の日も気になりますね。
11月の酉の日が、酉の市の日となります。
熊手を買って、お金をかき集める願いを込めます。
一粒万倍日、大黒天の日、弁財天の日、不動尊の日も、お金に関係する運気アップの日のこと。
また、なにかを始めるなら、これらの吉日を選ぶようにすると良いとされています。
九星気学と合わせてみると確度があがります
吉日とあわせてみたいのが、九星気学の日盤です。
九星気学では、9つの星が毎日ぐるぐると巡っています。
たとえば、その日が大黒天の日であったとしても、あなたの九星が暗剣殺であったり、日破であったりしたら、この日は大黒天の日という吉日のエネルギーが、あなたには届かないか、半減すると考えてください。
お店を開店するなら、自分の九星の位置と、吉日とを調べてから、開店日を決めた方が良いでしょう。
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