アメリカ合衆国第47代大統領へ
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
トランプ前大統領は、大統領選を制し、次期アメリカ大統領となります。
ふたたび、世界が混乱するのでしょうか?
それとも、前回とは違うのでしょうか?
ドナルド・トランプについて調べてみました。
※2024年5月31日に投稿した記事に追加・修正を行いました。
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ドナルド・トランプを九星気学でみると?
■ドナルド・トランプ(9-1-4)
ドナルド・トランプは、1946年6月14日生まれ。
本命星:九紫火星
月命星:一白水星
傾斜宮:四緑木星
ドナルド・トランプは、月命星の一白水星が本命星の九紫火星を、水剋火(水は火を消す)という相剋の関係です。
しかし、月命星から傾斜宮の四緑木星へ、傾斜宮から本命星にエネルギーを与える相生の関係で、ふとした行動が、心の奥底から湧き出てしまったものなので、理性では止められないタイプ。
また、水と火という両極端の激しさを持っているので、極端な言動に走りがちな傾向がみられます。
九紫火星生まれの人は、頭脳明晰ですが、どちらかと言えば落ち着きがない傾向があります。
美的感覚や先見性がありますが、熱しやすく冷めやすいのも九紫火星の特徴です。
一白水星は水であり、思索的な面をもち、企画力や創造力に長けています。
両極端な九紫火星と一白水星を、傾斜宮の四緑木星が橋渡しをしています。
四緑木星は、人の心を読むのが早く、話術がうまいコミュニケーション能力が高い星。
人を信じやすく、だまされやすい一面もありますが、自分が信じることについては、手強いネゴシエーターになります。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【九紫火星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
ドナルド・トランプの運気を九星気学でみると?
■2016年11月8日 大統領選挙
ドナルド・トランプが、大統領となった2016年の大統領選挙の日の九星盤をみてみましょう。
九紫火星生まれのトランプ大統領は、年盤では東に出て、運気は上昇に転じています。
九紫火星の定位には六白金星が回座し、天または権威のサポートがある暗示があります。
いっぽう、民主党候補のヒラリー・クリントン氏は、八白土星生まれ(8-3-1)です。
八白土星は、南西にあり後厄、さらに暗剣殺、そして定位対冲です。
定位対冲のときは、運命の歯車が大きく動くときなので、良いことも悪いことも起こりやすいと言えます。
また、八白土星の定位には五黄土星が回座し、自滅の暗示がありますので、これだけをみても、ヒラリー・クリントン氏が、大統領に選出されることはない年盤です。
月盤も、年盤とまったく同じです。
2016大統領選挙は、得票数ではヒラリー・クリントン氏がトランプ大統領を上回っていたのですが、選挙人獲得数でトランプ大統領がヒラリー・クリントン氏を上回り、トランプ大統領の勝利が確定しています。
得票数で、対立候補を下回った候補が、選挙人獲得数により大統領に指名されたのは、2000年アメリカ合衆国大統領選挙で大統領となったジョージ・W・ブッシュ以来、16年ぶりのことでした。
ちなみに、ジョージ・W・ブッシュ元大統領は、トランプ大統領とまったく同じ九星の持ち主です。
不思議な因縁と言うか、9-1-4の人は、波乱の選挙となる運勢を持っているのかもしれません。
■2020年11月3日 大統領選挙
2020年は七赤金星中宮年です。
トランプ大統領の九紫火星は西にあり、収穫のときですが、五黄土星の反対側にあり暗剣殺です。
また、九紫火星の定位には二黒土星が回座し、受け身という暗示があり、年運に恵まれているとは言い難い運気です。
ジョー・バイデン氏の四緑木星は南西にあり、後厄です。
また四緑木星の定位には六白金星が回座しているので、天または権威のサポートを受ける暗示があります。
月盤では、トランプ大統領の九紫火星は中宮にあり、花が咲くときです。
年盤の九紫火星には、月盤の二黒土星が回座しているので、ここでも受け身の暗示があり、トランプ大統領が自分の思い通りにはならない可能性が高いという運気です。
一方、ジョー・バイデン氏の四緑木星は南にあり前厄、そして暗剣殺です。
前厄のときは陽のあたるときであり、良くも悪くも目立つ運気ですが、年盤の四緑木星には、月盤の六白金星が回座しています。
月盤から読み取れるのは、良い方に転がれば、ジョー・バイデン氏が大統領になる目もありそう、ということです。
月盤で気になる点は、ジョー・バイデン氏の月命星である八白土星には月破がついていることです。
ここまで見てわかるのは、トランプ大統領も、 ジョー・バイデン氏も、どちらも圧倒的に強い運気ではないことです。
だから接戦なんでしょうけれども・・・。
日盤でも、トランプ大統領には受け身の暗示があるため、天に祈る状態です。
いっぽう、ジョー・バイデン氏には、天の助けがある暗示があるので、こちらも天に祈る状態と読めます。
結局、接戦でバイデン大統領が誕生します。
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■2022年11月15日 2024年大統領選挙に出馬表明
2022年11月15日、ドナルド・トランプは、2024年大統領選挙に出馬を表明します。
この日の九星盤をみると、年盤の九紫火星は定位の南にもどり、良くも悪くも注目されるとき。
月盤では東に出て、運気は上昇に転じ、目上のサポートを受ける暗示があります。
しかし、日盤の九紫火星は暗剣殺、さらに月盤の九紫火星には五黄土星が回座して自滅の暗示があり、月盤と日盤の九紫火星は対冲です。
なんだか、焦って出馬表明してしまったようにみえます。
九紫火星はひらめきとアイデアの星なのですが、思いつきで行動しやすいのです。
ドナルド・トランプの場合は、周囲の空気を読んで直感的な行動を優先させやすいので、共和党が思ったような議席数にならなかったことが、出馬表明の真意かもしれません。
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■2024年5月30日 有罪評決
2024年5月30日、トランプ前大統領は、不倫口止め料をめぐる事件で有罪の評決がくだされました。
この日の九星盤をみると、年盤の九紫火星は後厄で、よろこびごとの暗示があります。
月盤の九紫火星は運気が上昇に転じていますが、変化変動の暗示があります。
月盤の九紫火星には、日盤の五黄土星が回座し、五黄殺・自滅の暗示があります。
また、日盤の九紫火星は暗剣殺であり、この日は、九紫火星にとって最悪の一日だったようです。
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■2024年 大統領選挙
2024年は三碧木星中宮年で、九紫火星は南西にあり後厄ですが、人間関係の拡大とよろこびごとの暗示があります。
民主党からバイデン大統領が出馬するとしたら、良い勝負となりそうですが、歳破がついています。
四緑木星生まれのバイデン大統領は、定位対冲であり、運命の歯車が大きく動くときでもあるのですが、思い通りに進めるのは困難な運気です。
四緑木星の定位には二黒土星が回座し、女性の暗示があります。
ここで、思い出したいのが、副大統領のカマラ・ハリスです。
カマラ・ハリスは、トランプ前大統領と同じ九紫火星生まれ。
バイデン大統領の代わりに、カマラ・ハリスが出馬する可能性もありそうです。
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■2024年 大統領選挙
2024年11月6日、ドナルド・トランプは、大統領選に勝利します。
この日の九星盤をみると、年盤と月盤の九紫火星は対冲しています。
また、変化変動の暗示が二重にありますから、転機をむかえることを意味しています。
カマラ・ハリスも九紫火星生まれなので、同じ運気なのですが、ドナルド・トランプがアイドル並みのタレント性の持ち主だとすれば、カマラ・ハリスは自分の理想を実現しようとする努力家。
この差が、今回の大統領選に影響したのかもしれません。
ちなみに、大統領選で再選を果たしたのは、ドナルド・トランプのほかに、グロバー・クリーブランド第22代・第24代大統領がいます。
1893年のことですから、131年ぶりとなります。
ドナルド・トランプを宿曜占星術でみると?
■ドナルド・トランプ【箕宿】
宿曜占星術では、ドナルド・トランプは箕宿の生まれです。
箕宿は、計算よりもカンが鋭く、つねに筋を通すことを信条とする本命宿です。
箕宿さんは、一本気で見栄をはらず、度胸が良いタイプであり、自分を頼ってくる弱者や、好きな人のためなら「たとえ火のなか、水の中」と果敢に問題に取り組む度胸があります。
箕宿さんは、なぜか困難な場面で、がぜん張り切るところがあります。
今回の出馬表明は、そんな箕宿の性質からかも。
欲望も強く、行いにけじめがないというところがあり、何事も度を超す傾向があります。
ドナルド・トランプは、金曜生まれの箕宿さんなので、しっかり者ですが、見栄によって散財しがちなようです。
箕宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「箕宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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