土用を知ると、タイミングがわかります
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
10月20日~11月6日まで秋の土用でしたが、実は、首筋ひねったのか、首が右に回らない、首が重いという症状に悩まされていました。
途中、信頼できる鍼灸師の方のお世話になり、少しは緩和したのですが、結局11月7日の立冬が近づくまで、首が痛い、重いという状態が変わりませんでした。
原因はわかっています。
10月下旬、ちょうど土用に入った頃に、ストレッチでゆっくり首回しをしたときに、首筋をひねったのが原因です。
長期間にわたる首が痛いという症状は、それまでストレッチなどやったことがないので、土用にストレッチを始めたからではないか、と疑っています。
土用の期間になにかをスタートさせると、あまり良い結果になったことがありません。
土用に何かを始めることは、わたしの経験上、おすすめできないのです。
土用とは?
土用といえば、夏の土用の丑の日にはうなぎを食べる、という習慣がありますが、土用は夏だけのものではありません。
土用というのは、季節と季節の変わり目の約18日間を指します。
そして、立夏・立秋・立冬・立春の四立の前に、土用があります。
2,018年の場合、
冬の土用:1月17日~2月3日
春の土用:4月17日~5月4日
夏の土用:7月20日~8月6日
秋の土用:10月20日~11月6日
でした。
土用の期間は、土公神という土の神が支配する期間となっており、五行では土にあたるので、土を掘り返したりすることはNGとされています。
ほかにも、引っ越しや旅行、新しい事を始めるのもNGです。
土用期間中でもOKな日もあります
土用期間は約18日間と長いので、その間、なにもできないのは困りものです。
そこで、間日(まび)という便利な日があります。
間日の間は、土用の期間は、土公神という土の神が支配する期間となっているのですが、一般の仕事に支障が出るために、間日が設けられています。
この間日には、土公神は文殊菩薩に招かれて天上に行くので、地上にはいなくなるから、土を動かしても良いのです。
間日は、毎日わりふられる十二支によって決まります。
冬の土用:寅・卯・巳の日
春の土用:巳・午・酉の日
夏の土用:卯・辰・申の日
秋の土用:未・酉・亥の日
土用の期間中でも、間日には土いじりも引っ越しも旅行もOKなのです。
土用期間中は方位にも要注意!
土用の期間中には、方位にも注意が必要です。
冬の土用:北東
春の土用:南東
夏の土用:南西
秋の土用:北西
この方位を土用殺といいます。
旅行や引っ越しはもちろん、この方位への移動はやめたほうが良いとされます。
春の土用や秋の土用は、行楽シーズンと重なりますので、行き先を決めるときの参考にしてはいかがでしょうか。
次は、冬の土用で、2019年1月17日から2月3日までです。
この期間は、ご注意くださいね。
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