こんにちは、生方吉子（うぶかたよしこ）です。  

昨夜は早めに寝てしまい、山形県沖を震源とする地震に気づきませんでした。

新潟県村上市で震度6強という大きな地震だったんですね。

被災された皆様に、お見舞い申し上げます。

さきほどTwitterでもつぶやきましたが、6月は北日本で地震があるかも、と1ヶ月前に書いていたのです。

そして、災厄は2倍になるかも、とも。

ツイートのなかにもある通り、三碧木星は地震の象意があるのですが、実は七赤金星には断層、山崩れといった象意があり、七赤金星も地震と関連性が高い九星になります。

下の九星盤は、山形県沖（酒田の南西50km付近）を震源とする地震が発生した2019年6月18日の九星盤です。

最大震度は震度6強。

気象庁の『過去の地震情報震度6強以上』では、10件が掲載されています。

↓

https://earthquake.tenki.jp/bousai/earthquake/entries/level-6-plus/

マグニチュード6.7は、4番目の大きさになります。

さて、九星盤を詳しくみてみましょう。

2019年の年盤では、東南の七赤金星に歳破がついています。

6月は七赤金星中宮月ですから、天候としては暴風雨の暗示があります。

が、先程も書いたとおり、地震に関連する断層や山崩れといった象意があります。

月盤の北には三碧木星があり、月破がついています。

「破」とは、破壊性を表しています。

つまり、東京からみて北の方位に地震が起こる可能性が高い、と読むことができます。

6月18日の日盤では、五黄土星が中宮となり、七赤金星に回座していますから、土砂崩れなどが起こりやすいという暗示。

三碧木星は東にあり、月盤の五黄土星の上に回座していますので、三碧木星（地震）が起こる可能性があることを暗示していました。

こんなにきれいに、災厄が起こりそうな暗示がある日も珍しいです。

いつも、天候よりも人間の運気を読んでいるので、このような九星盤をみると、「三碧木星と七赤金星の人は気をつけて」というアドバイスになります。

北海道厚真町で、最大震度7を記録した地震です。

M6.7で、昨夜の山形県沖の地震と同じ規模になります。

北海道厚真町は、東京から見て、北東と北の境目ぐらいにあります。

まず、2018年の年盤の北に五黄土星があり、五黄殺が気になります。

五黄殺は、自滅的な破壊作用なので、北の大地が破壊されるという暗示になります。

また、厚真町が北東と北の境目あたりなので、北東の方位をみると、年盤では三碧木星が位置し、変化変動です。

地震の三碧木星が変化変動なので、地震があってもおかしくないと読めます。

2018年9月の月盤をみると、月破が東北東についているので、年盤の三碧木星の上に月破がついていることになります。

さらに、6日の日盤では、五黄土星が北東に回座していて、破壊作用の暗示がみられます。 

熊本県西原村、益城町で震度7を記録した地震です。

同じ日の3時55分頃には、震源地が熊本県阿蘇地方の地震も発生しており、熊本県産山村で、震度6強を記録しています。

熊本県西原村、益城町、産山村は、東京から見て南西です。

2016年は、五黄土星が北東にあり、南西の八白土星は暗剣殺です。

暗剣殺は、他動的な破壊性を意味しています。

八白土星は山を表しているので、山間部において破壊的な被害があると読むことができます。

実際に、道路が寸断され、復旧には大変な時間がかかりました。

2016年4月は、震度6強以上の地震が、熊本県で4回も発生しています。

4月の月盤をみると、年盤の五黄土星のうえに三碧木星が回座しています。

これをみると、地震が起こるのは、東北の方位のように見えますが、実際には、南西の方位に、地震による大きな被害があることの暗示だったことになります。

年盤の五黄土星には歳破がついているので、破壊性が2倍となり、その影響が、反対側の八白土星にもあると読むのが正しいのかもしれません。

そして、16日の日盤をみると、五黄土星が南西に回座しており、自滅の五黄殺であることがわかります。

熊本県 益城町で震度7を記録した地震です。

一連の熊本地震の、最初の大きな地震になります。 

熊本県益城町は、東京から見て南西です。

南西の方位で、山間部に破壊的な被害があると先に書きましたが、14日の日盤では、南西には三碧木星が位置し、さらに日破がついていました。

熊本地震のはじまりは、三碧木星に日破がついていることから始まったようです。

宮城県栗原市、仙台市宮城野区で、震度6強を記録した地震です。

3月11日に発生した東日本大震災から、約1ヶ月後に起こりました。

2011年は七赤金星が中宮年なので、1年を通じて、断層や山崩れなどの象意があります。

北には三碧木星があり、本厄なので、北日本で地震発生の可能性が高いと読みます。

しかし、震源地は、東京から見て北東の方位。

この日の九星盤では、日盤に注目したいと思います。

4月7日の日盤では、南西に五黄土星が位置しており、北東の二黒土星が暗剣殺です。

二黒土星は耕作地を表しています。

北東は変化変動ですから、耕作地に破壊的な変化変動があると読むことができます。

また、月盤では二黒土星が北にあり、三碧木星に回座していますので、北の方位で耕作地が「震える」と読めます。

宮城県栗原市で、震度7を記録し、東日本全体が揺れた東日本大震災の日の九星盤です。

2017年の年盤と、3月の月盤がまったく同じです。

年盤と月盤が重なるときは、重大事が起こりやすいのですが、2011年3月のこの地震をきっかけにして、多くのことが変わりました。

先にも書きましたが、七赤金星には、断層や山崩れの象意の他に、水に関係のある沼、沢、窪地、低地といった象意もあります。

地震の三碧木星は、年盤・月盤ともに、北にあり、本厄です。

11日の日盤では、北東に二黒土星があり、暗剣殺です。

これは、2011年4月7日の日盤とまったく同じです。

東日本大震災の震源地は、東京から見て北東にあたります。

二黒土星は耕作地だと書きましたが、五黄土星の反対側にあり、破壊的な被害を受ける暗示がありました。

東日本大震災では、農業だけでなく、工業にも大きな被害がありました。

二黒土星は、耕作地という意味だけでなく、育てるという意味もあり、すべての受け皿のような九星です。

また、年盤・月盤の北東には一白水星がありますので、水害の暗示です。

大きな津波に見舞われたのは、年盤と月盤が重なっていたからでしょう。

一白水星は、陰の極であり、終末とか行き止まりという意味があります。

東日本大震災という未曾有の災害が、陰が極まったときだとすると、その後の復旧・復興活動によって、日本経済が息を吹き返したと見ることもできます。

陰が極まり、陽に転じるのが一白水星です。

そして、七赤金星が中宮であることと合わせてみれば、東日本大震災がきっかけとなり、日本経済が上向くという暗示と見ることができるのです。

震度6強以上の地震が起こった日の九星盤をみてきました。

地震の象意をもつ三碧木星、山崩れの象意をもつ七赤金星がどのような状態にあるのかが、大きな地震との関連性があることを、あらためて確認できたと思われます。

また、歳破・月破・日破による破壊性もまた、地震との関連性が高いこと。

さらには、五黄土星による五黄殺、その反対側の九星がうける暗剣殺の破壊性が、地震による影響を表しているようです。

生方が思うに、年盤も大切ですが、地震に関しては月盤と日盤を読むと良い、と感じました。

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