在位70年、96歳で死去
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
イギリスのエリザベス女王(エリザベス2世)が、新型コロナウイルスに感染したことを報告したのは、今年2月のこと。
実はそれからさかのぼること3ヶ月、2021年12月26日に開運ブログ読者のお一人から、次のようなメッセージを頂きました。全文掲載させていただきます。
「初めまして。
今年もあとわずかですが、ここのブログでエリザベス女王について占っていたので来年以降どうなるのか知りたくて書いてしまいました。ここのブログで来年(2022)が女王が危ないと書かれておりましたが何月ぐらいが一番悪い月なんでしょうか(不謹慎と思いましたが)いろいろ勝手を申しますが宜しくお願いします。」
これに対して生方は、以下のように返信いたしました。
「はじめまして、生方吉子です。
この度は、古い投稿へのお問い合わせありがとうございます。
投稿へのお問い合わせについては、普段は投稿の追記・修正という形でお知らせしているのですが、国家元首でもあるエリザベス女王については、メールでの返信という形を取らせていただきます。
エリザベス女王の体調が、これまで以上に悪化、または崩御されるとしたら、2022年2月、4月、5月、6月、9月~11月となります。
ご高齢でもありますから、とても心配な年運です。
なかでも、2月と5月は運気がとても悪いので、ぜひ、ご注意いただきたいときとなります。
ご質問については以上となります。
今後とも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。」
そして、新型コロナウイルスに感染したというニュースが流れたのが2月でした。
エリザベス女王のことを調べてみました。
※2022年2月22日に投稿した記事に追加・修正を行いました。
エリザベス女王を九星気学でみると?
■エリザベス女王(2-9-7)
エリザベス女王は、1926年4月21日生まれ。
本命星:二黒土星
月命星:九紫火星
傾斜宮:七赤金星
エリザベス女王は、本命星の二黒土星に対し、月命星の九紫火星がエネルギーを与える相生の関係です。
また本命星の二黒土星からは、傾斜宮の七赤金星にエネルギーが流れる相生の関係です。
本命星をはさんで月命星と傾斜宮がならぶ星巡りの場合、運勢が強いと言われています。
行動に対して精神がエネルギーを与えているので、考えた上で行動するタイプ。
また、その行動によって腹も決まってくるという循環があります。
二黒土星は耕された土であり、万物を育てる星、勤勉で忠実な星です。
天の恵みを受け止めることから、受け身であり、女性を表しています。
そのため、表面的には柔和で奉仕的ですが、内心は気ままで強情、そして欲が深いという面があります。
しかし、自分から積極的に何かを始めることは苦手で、この傾向は傾斜宮の七赤金星にも見られますから、エリザベス女王は状況に合わせて行動するという人物だと思われます。
九紫火星は太陽・火であり、美的センスやひらめきを意味していますが、感情面では激しいものを持っています。
エリザベス女王は、めったに起こりませんが、怒ると怖い女性ではないでしょうか。
また、七赤金星は沢をあらわし、よろこび事を意味するほかに不足や不満を意味します。
七赤金星には悪気がないのに不満を口にする性質があり、二黒土星にも考えなしに思いついたことを口にする脂質があるため、思いも寄らない場面で相手を傷つけてしまうことも。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
↓
⇒ 【二黒土星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
エリザベス女王の運気を九星気学でみると?
■1947年 エディンバラ公爵フィリップと結婚
1947年は八白土星中宮年で、二黒土星は北東にあり変化変動です。
五黄土星の反対側にあり暗剣殺、そして定位対冲です。
暗剣殺は他動的な災難に見舞われる暗示ですが、定位対冲なので、運命の歯車が大きく動くときです。
エリザベス女王は、生涯の伴侶となるエディンバラ公爵フィリップと結婚します。
■1952年 即位
1952年は三碧木星中宮年で、二黒土星は東南にあり、運気は旺盛です。
二黒土星の定位には九紫火星が回座し、世間から注目される暗示があります。
エリザベス女王は、父・ジョージ6世が崩御し、25歳で君主の座につきました。
■1997年 ダイアナ元王太子妃が事故死
1997年は三碧木星中宮年で、二黒土星は東南にあり、運気は旺盛です。
即位したときと同じ九星盤なので、二黒土星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示があります。
エリザベス女王は、ダイアナ元王太子妃が事故死したことに際し、冷淡な態度で応じたとして避難されます。
これに対して、哀悼のメッセージを送り、ダイアナ元王太子妃の名誉回復と、王室の信頼回復に努めることになります。
■2007年 イギリス史上最高齢の君主に
2007年は二黒土星中宮年で、花が咲くときです。
二黒土星の定位には八白土星が回座し、変化変動です。
エリザベス女王は、イギリス史上最高齢の君主となります。
■2015年 イギリス史上最長在位の君主に
2015年は三碧木星中宮年で、二黒土星は東南にあり、運気は旺盛です。
エリザベス女王の場合、三碧木星中宮の九星盤のときに、人生上のイベントが多いようですね。
エリザベス女王は、イギリス史上最長在位の君主になるとともに、存命する在位中の君主の中で世界最高齢となります。
■2019年 存命の君主では世界第1位の長期在位君主に
2018年は九紫火星中宮年で、二黒土星は北東にあり変化変動です。
五黄土星の反対側にあり暗剣殺、そして定位対冲です。
暗剣殺は他動的な災難に見舞われる暗示ですが、定位対冲なので、運命の歯車が大きく動くときです。
エリザベス女王が結婚したときと同じ九星盤になります。
エリザベス女王は、存命の君主では世界第1位の長期在位君主になります。
しかしこの九星盤は、二黒土星にとっては最悪ともいえるものですから、用心しなければなりません。
■2020年 ヘンリー王子が王室離脱
2020年は七赤金星中宮年で、二黒土星は南にあり前厄であり、歳破がついています。
前厄のときは陽の当たるときであり、注目を集めるときですが、歳破がついていますから、厄介なことに悩まされる暗示があります。
また、契約や文書のトラブル、持病の再発なども起こりやすい運気です。
二黒土星の定位には四緑木星がありますから、遠方に広がる暗示があります。
ヘンリー王子とメーガン妃が王室を離脱し、エリザベス女王はスキャンダルの渦中に落とされます。
■2021年 エディンバラ公爵フィリップ王配薨去
2021年は六白金星中宮年で、二黒土星は北にあり、本厄です。
二黒土星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示がありますが、歳破がついています。
エリザベス女王の夫であるエディンバラ公爵フィリップ王配が、2021年4月9日、薨去されます。
■2022年 新型コロナウイルス感染
2022年は五黄土星中宮年で、二黒土星は定位の南西に戻り、後厄です。
歳破がついているため、思い通りにならない運気です。
また、定位に戻ったときは、新しいステージに移行するとき。
エリザベス女王は、新型コロナウイルスに感染します。
健康面には気をつけたい運気となり、しばらくはよくない運気なので心配です。
■2022年9月8日 薨去
2022年9月8日、エリザベス女王は亡くなりました。
この日の九星盤をみると、年盤では二黒土星は後厄で歳破がついていますから、体調面では今ひとつという状態が続く年運です。
月盤では、二黒土星は東に出て運気は上昇に転じるのですが月破がついています。
年盤の二黒土星には、月盤の一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
さらに、月盤の二黒土星には、日盤の一白水星が回座していて、困難な状況に陥る暗示が重なっています。
このような九星盤では、自力で困難を突破することはかなり難しいと言わざるをえません。
体力がある若い方なら、しばらく時を待てば回復されると思われますが、高齢のエリザベス女王には厳しい状態だったのだと考えられます。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
エリザベス女王を宿曜占星術でみると?
■エリザベス女王【張宿】
宿曜占星術では、エリザベス女王は張宿の生まれです。
張宿は、トーク能力の高い本命宿です。
おしゃべりが巧みで、相手の心をとらえることがうまく、独特の魅力を持っています。
張宿さんには華やかな存在感があり、自然と中心人物となる主役タイプといえます。
張宿さんは、自分の才能を過信しやすいので、自分の知恵や策略におぼれることも。
肉親や関係者などから、有形無形の財産や権利を譲られ、援助される運が張宿さんに備わっていますから、エリザベス女王のような立場にはピッタリの本命宿です。
エリザベス女王は、水曜生まれの張宿さんなので、柔和なようで抜け目がなく、油断ならない人。
向こう気が強く、豪胆に見せていますが、実は小心。
恋愛関係で問題を抱えることが多いという運勢を持っています。
恋愛関係で問題、というのは、故エディンバラ公爵フィリップ王配とのことを差しているのでしょう。
張宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「張宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
↓
エリザベス女王とエディンバラ公爵フィリップの相性は?
エディンバラ公爵フィリップは、1921年6月10日生まれ。
本命星:七赤金星
月命星:四緑木星
傾斜宮:八白土星
本命宿:星宿
エリザベス女王とエディンバラ公爵フィリップの結婚には、多くの難題があり、周囲の祝福をなかなかえられませんでした。
しかし、エリザベス女王はエディンバラ公爵フィリップに一目惚れ。
それもそのはずです。
九星気学では、二黒土星のエリザベス女王を、しっかりと受け止める七赤金星をもち、エリザベス女王のひらめきにエネルギーを与える四緑木星をもち、同時に自分と似ていると感じさせる八白土星を持っているからです。
宿曜占星術では、隣り合う【栄・親】の関係です。
宿曜占星術では最高の相性であり、エリザベス女王が一目惚れしたのは、隣り合う【栄・親】の関係だったからかもしれません。
張宿のエリザベス女王は、星宿のフィリップ殿下からは勇気づけられ、良い運気をもらうことができます。
未来の女王となることが約束されていたエリザベスにとって、頼れる王子様だったのではないでしょうか。
エリザベス女王とメーガン妃の相性は?
サセックス公爵夫人メーガン妃は、1981年8月4日生まれ。
本命宿:一白水星
月命星:三碧木星
傾斜宮:三碧木星
本命宿:亢宿
九星気学では、エリザベス女王のほうが強く、メーガン妃はむしろエネルギーを与えるだけのようです。
二黒土星と一白水星は、土剋水という相剋の関係です。
土は水の流れをせきとめるため、メーガン妃はエリザベス女王のことが苦手であり、どちらかと言えば受け身にならざるを得ません。
宿曜占星術では、エリザベス女王とメーガン妃は【危・成】の関係です。
張宿のエリザベス女王からみて、亢宿のメーガン妃は「危」。
亢宿は自分がリーダーになりたいので、人気者の張宿に対して競争意識があります。
しかし、亢宿のメーガン妃とは、ライバルになるよりも助けてもらえる関係を作るほうが、張宿のエリザベス女王には良い関係といえるでしょう。
自分のことを知りたい!今の悩みやトラブルはどうなるのか?ということを知りたい方は、お問合せからご連絡ください。
↓
鑑定のご依頼をお待ちしております。
また、LINEのお友達に「霊符ワークス(https://lin.ee/jUg7TVJ)」を登録していただくと、大変お得になります。
もっと読みたい方は 開運ブログへ