こんにちは、生方吉子（うぶかたよしこ）です。  

エンリコ・フェルミは、フェルミのパラドックス、フェルミ推定に名前を残した物理学者です。

世界初の原子炉の運転を成功させ、マンハッタン計画に参画してもいます。

エンリコ・フェルミについて調べてみました。 

エンリコ・フェルミは、 1901年9月29日生まれ。

本命星：九紫火星

月命星：七赤金星

傾斜宮：七赤金星

エンリコ・フェルミは、本命星の九紫火星と、月命星と傾斜宮の七赤金星が、火剋金（火は金属を溶かす）という相剋の関係です。 

九紫火星は、頭脳明晰で、先見性があります。

また、感覚的であり、アイデアがどんどん出てくる星です。

月命星と傾斜宮の七赤金星は、金属であり金運を表しています。

その場の雰囲気を明るく楽しいものにする天性の才能があり、にぎやかなことを好みます。

七赤金星の特質は批判力であり、物事を斜めにみて、言葉にする能力が高いのですが、この星回りは七赤金星を２つも持っているので、少し口うるさいタイプかも。

また、九紫火星は自尊心が高く、七赤金星は自己顕示欲が強いので、ライバル心を燃やす星回りといえます。

九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。

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⇒ 【九紫火星】最も運気が強いのは？本命星・月命星・傾斜宮の組合せは？

エンリコ・フェルミは、 1954年11月28日に、ガンでこの世を去ります。

この日の九星盤をみると、年盤では、九紫火星は東南にあり、運気は旺盛です。

しかし、九紫火星の定位には五黄土星が回座し、五黄殺（自滅）の暗示があります。

エンリコ・フェルミは、マンハッタン計画にも参加し、原爆関連に深くかかわっていたので、ガンで亡くなったのは放射能によるものかもしれません。

月盤では、九紫火星は北西にあり、実をつけるときですが、年盤の九紫火星と対冲であり、運気は波乱に満ちたものとなりがちです。

日盤では、九紫火星は中宮にあり、「命厄」です。

月盤の九紫火星には、日盤の一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。

53歳という若さでなくなってしまったのも、実験と理論の双方で実績を残した、エンリコ・フェルミの運命だったのだと思います。 

宿曜占星術では、エンリコ・フェルミは昴宿の生まれです。  

昴宿は、学問を好む本命宿です。

昴宿さんは、天賦の資質があり、それを磨き上げることで真の力量が発揮できます。

しかし、二面性がある昴宿さんは、わかりにくい人物と思われがち。

昴宿さんは、趣味と実益を兼ねるような仕事で成功しやすいので、実利よりも名誉を求めるようなポジションが向いているようです。

昴宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「昴宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。

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