14人に1人が体外受精
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
2019年の実績では、いまや14人に1人が体外受精で生まれているそうです。
その数は6万598人で、過去最多を更新しました(『データが示す「日本の不妊治療」知られざる実態』)。
不妊治療を受ける人も増加しており、保険適用となったことも、増加を後押ししているようです。
それが一因なのか、不妊治療を受ける女性から相談を受けました。
男女の意識の違いが顕在化する不妊治療
先日、不妊治療を行っている女性から、「夫の理解を得られていない」というご相談を受けました。
性格というか、考え方の違いがあり、それが夫の振る舞いに現れているようです。
聞けば、そのご夫婦の場合、どちらも妊娠しにくい傾向があるのだそうです。
自然妊娠は望み薄であるため、結婚してすぐに不妊治療をはじめました。
不妊の原因はさまざまにあるらしく、妻だけが努力しても妊娠はかなわない中、その女性は、夫の態度にときどきイライラすると言います。
食生活は妊活の第一歩らしいのですが、仕事のストレスもあり、夫は暴食を繰り返してしまうと聞きました。
妻をねぎらう言葉もあり、金銭的な負担も受け入れてくれる夫に感謝はしているものの、妻の根底には夫に対する不満が残っています。
不妊治療が原因で離婚した女性、不妊治療が原因で浮気に走った男性など、不妊治療によって男女の意識の違いがあからさまになっていくようです。
共感できる人、共感できない人
生方が占いを学びはじめたきっかけは、
「なぜ、あの人は無条件に人を信じることができるのだろうか」
「なぜ、この人は相手の話にここまで共感できるのだろうか」
「どうして、あの人は裏表があるのだろうか」
といった、日常的に感じる違和感でした。
相手を信じていないのに、信じたフリができる人が多いことも、占いを学んでいくうちに知ることとなりました。
言い換えれば、持って生まれた性質のなかに、共感できる・できないという因子が、組み込まれているかのようです。
さらにいえば、相手の痛みを自分ごとにできるかどうか、という違いもあるように思います。
これを宿曜占星術の27宿で、分類してみました。
性格や性質は、生まれ育った環境はもちろん、人間関係におけるキャラクターづくりの過程で獲得していくものでもあります。
また、個人を鑑定する場合には、宿曜占星術だけでなく、九星気学、姓名判断など、さまざまな占術で多角的に分析する必要があります。
ですから、以下に掲出するマトリックスは、あくまでも生方個人の見方であり、複雑な人間性を一刀両断にするものではありません。
どちらかといえば、こんな感じ、というものでしかありませんので、あらかじめご了承ください。
宿曜占星術でみる「共感」できる人できない人
下のマトリックスは、縦軸に感能力の高低、横軸が他人を信用できるかどうか、を置いたものです。
感能力とは、相手を理解できる能力、世間という集団意識に対する理解力などを示しています。
他人を信用できるかどうかは、字義そのままですが、「条件付きで信用できる」は「他人を信用できない」に含めました。
まず右上の「他人の傷にも敏感」派です。
危宿、柳宿、婁宿、軫宿などが、ここに当てはまると思うのですが、相手の話を自分ごととして捉えることができる人たちであり、とくに相手のネガティブな面や、精神的な傷に敏感に反応する人々、と言っても良いかもしれません。
こういう人たちは、非常に共感力が高いため、相手の困りごとを自分ごとにして、問題を解決しようとすることがあります。
そのため、少々おせっかいになりがちです。
次に左上の「人間関係に柔軟」派です。
角宿、虚宿、女宿、心宿、張宿、壁宿、氐宿などが、ここに当てはまるでしょう。
どちらかといえば理性的に相手を理解しているので、深い人間関係よりも、浅い人間関係のほうが居心地が良いかもしれません。
「ウソも方便」といいますが、相手の発言の裏も表も読めてしまうときがあるため、相手に合わせて話をする器用なコミュニケーション能力の持ち主です。
3番めは右下の「自分流の人間解釈」派です。
井宿、鬼宿、参宿、室宿、星宿、斗宿、箕宿、翼宿、亢宿などが、ここには当てはまるでしょう。
他人を信用することができる人々なのですが、そこには、自分なりのものさしが存在し、周囲の人間との距離感を測っているような人たちです。
言い換えれば、共感できる人は無条件に信頼できるけれど、共感に乏しい相手への信頼は減少するという感じでしょうか。
自分と性格が似ている人や、育った境遇が似ていると、人は相手に共感を覚えやすくなりますが、そういう感性をもった人たちと言えるかもしれません。
最後に左下の「理想主義」派です。
ここには、胃宿、尾宿、畢宿、房宿、奎宿、昴宿、觜宿などを含めました。
表立って発言したり、行動したりはしませんが、自分の考えがしっかりしていて、他人のアドバイスを簡単には受け入れないグループと言えるかもしれません。
表面的には同調的なのですが、頑固で偏屈な面がしばしば表出します。
また、他人の痛みに鈍感な性質も持っています。
感能力、共感力は低いかもしれませんが、ウソは少なく、信用のおける人物が多いとも言えます。
マトリックスをみると、「人間関係に柔軟」派や「自分流の人間解釈」派が多いのは、そのほうが現実的であるためではないかと思います。
相手の気持ちに寄り添うとは?
「相手の気持に寄り添う」という発言を、ときどき報道などで見ることがあります。
しかし、「相手の気持に寄り添う」ことほど、難しいことはないのではないか、と生方は思います。
どんな話でも、すべてを聞くことが、癒やしにつながるとも言われます。
否定せず、提案せず、ただ話を聞いてもらうだけで、心の内が整理され、落ち着いた気持ちになるのかもしれません。
「相手の言動を受け止める」ことが寄り添うこと、なのかもしれません。
しかし、相手が求めるものが違ったら?
話の先、さらにもう一歩先を求めていたら?
そんなことを感じない日はありません。
共感できる、共感できない、という感情には、情報も大きく関わっていると思われます。
よく知っている分野やニュースには共感しやすく、知らないことには共感しにくい。
人間とは、情報の内容だけでなく、情報量にも大きく左右されているようです。
情報の非対称性
最初に登場した妊活中の女性は、次のようなことも言っていました。
「不妊治療には段階があるらしいが、それは、誰がどういう基準で決めているのか」
「医師を信用できなくなってクリニックを変えた」
生方は、その女性から話を聞くまで、不妊治療にさまざまな段階があり、それを決定するのは治療中の患者ではなく、どちらかといえば医師の判断によることを知りませんでした。
ここには、情報の非対称性があります。
情報の非対称性というのは、「売り手」と「買い手」の間において、「売り手」のみが専門知識と情報を有しているのに「買い手」はそれを知らない、双方で情報と知識の共有ができていない状態を指します。
この女性の話を聞く限り、不妊治療をおこなう医師と患者の間には、明らかな情報の非対称性が存在しているように感じました。
ウィキペディアを読むと、「情報の非対称性は、取引の力の不均衡を生み出し、取引が非効率になり、最悪の場合、市場の失敗を引き起こす可能性があります」と書かれています。
これを不妊治療に当てはめれば、治療が非効率となり、最悪の場合、妊娠できないままに治療を終えることになる、ということかもしれません。
また、共感できる、共感できない、ということに言い換えれば、医師は患者に共感できなくても治療はできるのです。
患者に共感することが必須であれば、情報の非対称性を解消する努力があると思うからです。
患者と医師が、同じ程度の知識や情報を共有していれば、患者に特有の環境や原因に即した治療がスピーディに行えるのではないでしょうか。
この知識や情報とは、治療行為に関するものだけでなく、患者個人に関する知識や情報も含まれると思います。
以前、名医・スーパードクターと呼ばれる医師について、姓名を調べたことがあります。
その結果、わかったことは、コミュニケーション能力と観察力の高い姓名の持ち主が多いことでした。
⇒ スーパードクター?名医?名前で見分けられるかも?名医の姓名判断やってみると
他人に共感できる人には、観察力はもちろんのこと、言葉でも相手を理解し、説得できる高いコミュニケーション能力があるはずです。
不妊治療は、先の長い、苦しい治療だと思います。
自分のことを理解してくれる、患者に共感してくれるような医師とめぐり逢いたいものです。
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