日本に初めてキリスト教を伝えたイエズス会の創設メンバーの1人
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
戦国時代において、キリスト教の布教のために日本にやってきた宣教師たちが、大航海時代において、大きな役割を果たしていたということがわかってきています。
日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルは、そんな時代のさきがけだった人物です。
フランシスコ・ザビエルについて、調べてみました。
⇒ 第266代ローマ教皇フランシスコの性格・運気・運勢を占ってみると
フランシスコ・ザビエルを九星気学で占ってみると?
■フランシスコ・ザビエル(8-9-4)
フランシスコ・ザビエルは、 1506年4月7日生まれ。
本命星:八白土星
月命星:九紫火星
傾斜宮:四緑木星
フランシスコ・ザビエルは、傾斜宮の四緑木星から月命星の九紫火星へ、月命星の九紫火星から本命星の八白土星へとエネルギーが流れる相生の関係です。
信念が確信になってから行動に移すタイプが多いので、言動において、迷いや悩み、矛盾がありません。
八白土星は、冷静沈着で意志堅固という人が多く、努力家です。
九紫火星は、美的センスや先進性をあらわしており、新しいことや目立つことなどが好きで、熱しやすく冷めやすいという性質を持っています。
四緑木星は風であり、隅々まで行き渡るようなコミュニケーション能力を示していて、人の心を読むのが早く、話術が上手です。
この星回りは、四緑木星から九紫火星、そして八白土星にむかってエネルギーが流れているので、周囲の人が求めていることをすばやく察知し、それに対する回答をひらめくと、辛抱強く実現に向けて動くタイプと言えるでしょう。
そして、驚いたことに、フランシスコ・ザビエルは、幕末に日本を開国させたペリー提督とまったく同じ星回りなのです。
日本に初めての体験をさせた欧米人が、どちらもこの星回りというのは、なんとも奇妙な偶然です。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【八白土星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
フランシスコ・ザビエルの運気を九星気学でみてみると
■1534年 イエズス会の創立
1534年は七赤金星中宮年で、八白土星は北西にあり、実をつけるときです。
しかし、八白土星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
フランシスコ・ザビエルは、イグナチオ・デ・ロヨラらと神に生涯を捧げるという誓い(モンマルトルの誓い)をたてます。
これが、イエズス会の創立となります。
イエズス会は、当初より世界宣教をテーマにしていました。
■1549年 日本到着
1549年は一白水星中宮年で、八白土星は東に出て、運気は上昇に転じます。
八白土星の定位には四緑木星が回座し、知名度アップ、拡散の暗示があります。
フランシスコ・ザビエルは、マラッカで出会った鹿児島出身のヤジロウとともに、薩摩半島の坊津に上陸します。
フランシスコ・ザビエルは、薩摩藩主・島津貴久に謁見して宣教の許可を得ますが、すぐに薩摩藩では禁教となり、京都へ向かいます。
■1551年 念願の京に到着
1551年は八白土星中宮年で、花が咲くときです。
八白土星の定位には二黒土星が回座し、受け身の暗示があります。
フランシスコ・ザビエルは、念願の京に到着しますが、後奈良天皇および征夷大将軍・足利義輝への拝謁を願うも、実現しませんでした。
フランシスコ・ザビエルは、平戸にもどると、大内義隆に再び謁見し、布教を許可します。
このとき、天皇のために準備した献上品を大内義隆に贈ったとされています。
また、約2ヵ月間の宣教で約500人の信徒を獲得したと伝わっています。
さらに、大友宗麟の保護を受けて、豊後国においても宣教を許可されます。
■1552年12月3日 死去
フランシスコ・ザビエルは、1552年12月3日、明の上川島(広東省江門市台山)で亡くなります。
日本での布教を万全なものにするためには、中国での布教が必要であると考えて、中国を志しますが病気に倒れます。
この日の九星盤をみると、年盤と月盤が同じ七赤金星中宮であり、八白土星は北西にあり、実をつけるときです。
しかし、八白土星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
亡くなるような運気とは思えませんが、年盤と月盤が重なっているので、運気は何倍にも強まっているので、病気は悪化、長期化する暗示があります。
フランシスコ・ザビエルは、インドのゴアから、上川島(広東省江門市台山)に移動しています。
この方位は、ギリギリ西、または北東の方位となります。
この年の西は、九紫火星が回座しており、暗剣殺です。
また北東は、八白土星にとって吉方位ではありませんので、フランシスコ・ザビエルが病死したのは、方位にも問題があったからかもしれません。
フランシスコ・ザビエルを宿曜占星術で占ってみると?
■フランシスコ・ザビエル【亢宿】
宿曜占星術では、フランシスコ・ザビエルは亢宿の生まれです。
亢宿は、ストイックな本命宿です。
亢宿さんは、全身で取り組み、限界まで努力し続けるという資質をもっていますが、これは、八白土星生まれのフランシスコ・ザビエルの性格として確立していたように思われます。
また、亢宿さんは、清濁併せ飲むことができないタイプであり、自分の信念に忠実で、押し通そうとします。
フランシスコ・ザビエルが、清貧と貞節を掲げるイエズス会の創設メンバーとなったのは、亢宿さんの資質によるところが大きいのかもしれません。
亢宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「亢宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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