『太平洋戦争の大嘘』
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
「おもしろい本があるんですけど」といただいた本が『太平洋戦争の大嘘』です。
本の中身を簡単に紹介すると、太平洋戦争は、第2次世界大戦に参戦したいアメリカ大統領・ルーズベルトが、日本を追い詰めて、日本から戦端をひらかせ、最終的にヨーロッパ戦線に参戦することを目的としたことによって起こった戦争である、ということになります。
アメリカ国民は戦争には反対だったので、フランクリン・ルーズベルトは、戦争をはじめる理由を探していました。
そのときに利用されたのが、日独伊三国同盟です。
この日独伊三国同盟は、軍事同盟として異例のものだそうで、すでに戦争しているドイツと同盟を結んだことによって、日本は戦争せざるを得ない状況を選んでしまったというのです。
これらの事実を、最初に明らかにしたのがフーヴァー元大統領です。
ルーズベルトの前の大統領であり、ルーズベルト大統領が犯した過ちを生前書き残していたのが『裏切られた自由(フリーダム・ビトレイド)』です。
フーヴァー元大統領の死後、50年間も出版されず、2011年にアメリカで出版され、その後、日本でも出版されました。
日本で、この『裏切られた自由(フリーダム・ビトレイド)』のことを、ほとんど誰も知らない理由のひとつは、1冊1万円近い価格にあると思います。
この本のなかで、ルーズベルト元大統領は、完全に悪人です。
そこで、生方は、フランクリン・ルーズベルトとはどんな人だったのか、占ってみたいと思いました。
九星気学でみるフランクリン・ルーズベルトとは?
■フランクリン・ルーズベルト(2-9-7)
フランクリン・ルーズベルトは、1882年1月30日生まれ。
本命星:二黒土星
月命星:九紫火星
傾斜宮:七赤金星
フランクリン・ルーズベルトは、西郷隆盛や島津斉彬、小日向文世さんや星野源さんと、まったく同じ星回りです。
本命星の二黒土星が、月命星の九紫火星からエネルギーをもらい、傾斜宮の七赤金星は、本命星の二黒土星からエネルギーを与えられている相生の関係です。
運気は強いほうです。
二黒土星は母なる大地であり、生み育てる星です。
九紫火星は太陽であり、火をあらわしています。
七赤金星は、精錬された鉱物を表します。
九紫火星の激情ともいえる情熱をもって、物事を達成しようとまじめに行動し、その行動から財を成します。
「フランクリン・ルーズベルトは新しもの好きだった」ようですが、九紫火星がもつ先見性、次々と興味が移り変わる性質が影響しているように思います。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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九星気学でみるフランクリン・ルーズベルトの運気とは?
■1941年 日本に経済制裁
1941年は五黄土星中宮年で、二黒土星は南西にあり、後厄です。
五黄土星の年は、天変地異や戦争が発生しやすいと考えられています。
アメリカによる日本に対する経済制裁(ABCD包囲網)は、宣戦布告なき戦争のはじまりと言われています。
1941年12月7日(日本時間で12月8日)、日本軍は真珠湾を攻撃し、太平洋戦争が始まってしまいます。
■1943年 カイロ宣言
1943年は三碧木星中宮年で、二黒土星は東南にあり、運気は旺盛です。
対日方針を協議するために、1943(昭和18)年11月22日から、エジプトのカイロで行われたカイロ会談は、アメリカが起草した宣言案を、イギリスが修正して出されたのがカイロ宣言で、このときに「無条件降伏」が既定路線となり、ポツダム宣言に引き継がれました。
二黒土星のフランクリン・ルーズベルトの思いのままに、カイロ宣言は発布されたと思われます。
■1944年 先例のない4選を果たす
1944年は二黒土星中宮年で、花が咲くときです。
1944年11月7日は、ルーズベルトが大統領として4選を果たした日です。
月盤は年盤と同じく、二黒土星中宮でした。
日盤では、二黒土星が東に出て、運気は上昇に転じていますから、この日にフランクリン・ルーズベルトが勝利したことは、これらの九星盤にあらわれています。
■1945年 ヤルタ会談
1945年は一白水星中宮年で、二黒土星は北西にあり、実をつけるときです。
ソビエト連邦のヤルタで、ルーズベルト、チャーチル、スターリンによるヤルタ会談が開かれます。
ルーズベルトは、日本を降伏させるためにはソ連が対日参戦が必要と考え、日ソ中立条約を一方的に破棄することを促し、スターリンはこれを了承します。
■1945年4月12日 脳卒中で死去
フランクリン・ルーズベルトは、1945年4月12日に脳卒中で死亡します。
この日の九星盤をみると、年盤では二黒土星は北西、月盤では北、日盤では西にあります。
年盤では、北西の六白金星の上に回座した二黒土星ですが、病気の場合は頭脳の疾患をあらわし、急病、悪化を暗示します。
月盤では二黒土星は、一白水星の上に回座しており、病気は悪質、難しいという暗示です。
日盤では二黒土星は、七赤金星の上に回座しており、病気は慢性化という暗示です。
フランクリン・ルーズベルトが、脳卒中で死亡したことは、九星盤にも現れているかのようです。
宿曜占星術でみるフランクリン・ルーズベルトとは?
■フランクリン・ルーズベルト【参宿】
宿曜占星術では、フランクリン・ルーズベルトは参宿です。
参宿は、毒害宿に属しており、血の気が多く、激情にかられて何をするかわからないところがあります。
参宿は、相手の立場を考えず、勝手な論理を組み立て、相手を傷つけることがあります。
しかも、短気で怒りっぽく、毒舌家でもあり、感情の激しさが相手に伝わってしまうこともあります。
参宿は、古い因習や伝統などは、平気で壊し、踏みにじっていく「革新の星」でもあるのですが、やや自分勝手な面が強い人物が多いという傾向が見られます。
チャーチルやスターリンとの相性は?
ウィンストン・チャーチルとヨシフ・スターリンと、フランクリン・ルーズベルトとの相性を見てみましょう。
ウィンストン・チャーチルは、1874年11月30日生まれ。
本命星:九紫火星
月命星:五黄土星
傾斜宮:九紫火星
ヨシフ・スターリンは、1878年12月18日生まれ。
本命星:五黄土星
月命星:一白水星
傾斜宮:九紫火星
フランクリン・ルーズベルトの月命星は九紫火星です。
チャーチルもスターリンも、どちらも九紫火星を持っているので、ルーズベルトとは相性が良かったと考えられます。
しかも、チャーチルとスターリンは五黄土星をともにもっていて、こちらも相性が良いことがわかります。
宿曜占星術では、チャーチルは翼宿、スターリンは心宿です。
参宿のルーズベルトからみて、チャーチルもスターリンも、どちらも【安・壊】の関係です。
【安・壊】の関係は、引き合うエネルギーが強く、急接近しますが、そののちには離れていくという関係です。
しかし、ルーズベルトとチャーチル、スターリンは、戦後の体制を決定づけました。
3人とも運勢が強く、なかでもルーズベルトとスターリンは、毒害宿に属しています。
戦争という事態において、大きな果実を得たアメリカとソ連のリーダーに共通点があったとは、歴史とは皮肉なものです。
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