映画「ボヘミアン・ラプソディ」のエネルギーに圧倒されました!
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
Queen(クイーン)の映画「ボヘミアン・ラプソディ」ですが、みなさんは、何回くらいご覧になったでしょうか?
2回観ているという方が少なくないうえに、3回、4回という方も多く、映画館に足を運ぶと、特に週末は朝から満席というところも少なくありません。
かくいう生方も、リアルタイムでQueenファンだったので、すでに4回、「ボヘミアン・ラプソディ」を観ております。
4回目でやっと、少し冷静に映画を観ることができました。
1回めのときは、帰宅してすぐにライブ・エイドの映像をYouTubeで観て、さらに涙を流しました。
それからは、YouTubeでQueenの曲を流しながらブログを書いたりしています。
もちろん、今もQueenの音楽が流れています。
世界中で大ヒットしている映画「ボヘミアン・ラプソディ」に描かれているフレディ・マーキュリーとQueenの軌跡について、今回は検証してみようと思います。
映画公開前に、Queenの4人について調べていますので、基本的な情報はそちらをお読みください。
⇒ 世界で最も売れたアーティストQueen(クイーン)の真実とは?
活動に関する情報は、Queenのオフィシャルサイトに掲載されているものとしました。
⇒ http://www.queenonline.com/queen
九星気学で見るクイーンとは?
今回は九星気学で運気をみていきます。
そのための基本情報は、下記の通りです。
名前のあとにある数字は、本命星ー月命星ー傾斜宮を表しています。
フレディ・マーキュリーの場合、本命星が九紫火星、月命星が八白土星、傾斜宮が六白金星になります。
■フレディ・マーキュリー(9-8-6)
■ブライアン・メイ(8-6-7)
■ロジャー・テイラー(6-9-2)
■ジョン・ディーコン(4-2-7)
1971年Queen結成
最後に加入したジョン・ディーコンの加入日が1971年3月1日となっており、オフィシャルサイトでは、この日がQueen結成の正式な日付となっています。
1971年3月1日の年盤と月盤は、どちらも二黒土星中宮になっています。
ジョン・ディーコン(4-2-7)が加入したと考えると、四緑木星は西にあって収穫、そして月命星の二黒土星が中宮になっています。
日盤では、四緑木星が変化変動の北東に位置していることも、意味ありげですね。
1973年EMIと契約、アルバム「Queen」をリリース
1973年は、Queenとフレディ・マーキュリー(9-8-6)にとって、大きな変化があった年です。
1973年は九紫火星中宮年なので、言いかえれば、フレディ・マーキュリーの年でした。
本命星の九紫火星が中宮、月命星の八白土星が東南にあって勢いがあります。
八白土星は、ブライアン・メイ(8-6-7)の本命星でもあります。
ロジャー・テイラー(6-9-2)は、月命星が九紫火星ですから、気持ちはウキウキ。
ジョン・ディーコン(4-2-7)の本命星の四緑木星は南にあり、前厄でしたが、陽の目を見るというタイミングです。
4人にとって、決して悪くないスタートでした。
1975年「ボヘミアン・ラプソディ」リリース
映画のタイトルにもなっている「ボヘミアン・ラプソディ」がはいったアルバム「A Night At The Opera(オペラ座の夜)」がリリースされたのは1975年。
「ボヘミアン・ラプソディ」は、9週間1位を獲得します。
1975年は、七赤金星中宮年です。
フレディ・マーキュリーの九紫火星は西にあって収穫、ブライアン・メイの八白土星は北西にあって実をつけるとき、ロジャー・テイラーの六白金星は東南にあり最も勢いがあるときでした。
映画のなかでは酷評されている「I’m In Love With My Car」が、「ボヘミアン・ラプソディ」とともにシングルカットされたのは、ロジャー・テイラーの六白金星が強かったことを意味しているのではないでしょうか。
「A Night At The Opera(オペラ座の夜)」は、Queenにとって最初のプラチナ・アルバムになりました。
1977年「We Will Rock You」「 We Are The Champions」リリース
いまや世界中で歌われ、演奏される「We Will Rock You」と「 We Are The Champions」がはいったアルバム「News Of The World」がリリースされた1977年は、五黄土星中宮年です。
定位にもどったときには裏を読みます。
九紫火星のフレディ・マーキュリーの運気は一白水星、八白土星のブライアン・メイの運気は七赤金星、六白金星のロジャー・テイラーは二黒土星、四緑木星のジョン・ディーコンは三碧木星を見ることになります。
「 We Are The Champions」はフレディ・マーキュリーの曲ですが、フレディ・マーキュリーにとって1977年は決して良いことばかりではなかったようです。
ブライアン・メイの場合、八白土星は変化変動にありますが、裏の七赤金星は西にあって収穫ですから、良い変化が得られた可能性が高いです。
「We Will Rock You」はブライアン・メイの曲ですから、なにか閃いたということではないでしょうか。
映画のなかで「We Will Rock You」は、オーディエンスにバンドの一部になってもらう、という考えを語っていましたが、まさにこれがひらめきだったのだと思われます。
1980年「Another One Bites The Dust 」リリース
「Another One Bites The Dust 」は、Queenの曲のなかで、最初にアメリカで大ヒットした曲です。
この曲は、四緑木星のジョン・ディーコンの曲ですが、1980年は、ジョン・ディーコンがQueenに加入した年と同じ二黒土星中宮年です。
4人にとって、悪くない年です。
四緑木星のジョン・ディーコンにとっては収穫の年、そして月命星は二黒土星で中宮ですから、この成功によってかなりの自信を持ったのではないでしょうか。
1982年アルバム「Hot Space」リリース
Queenのオフィシャルサイトでも、あまり取り上げられていないアルバムが「Hot Space」です。
映画のなかで、記者から曲以外の質問攻めにあって、フレディ・マーキュリーがかみつくシーンとなっているのが、アルバム「Hot Space」を記者発表したときです。
この年は九紫火星中宮年ですから、フレディ・マーキュリーの年だったはずです。
1973年にEMIと契約した年と同じはずなのですが、本命星が中宮にあるときは、吉凶入り乱れた運気となりやすいのです。
中宮とは頂点でもあり、得意になっていると足元をすくわれるという事になりやすい運気です。
また、フレディ・マーキュリーの月命星である八白土星には歳破がついています。
月命星は心を表していますから、この年のフレディ・マーキュリーは精神的に不安定で、思い通りにいかないことに苛立っていたことがわかります。
これは、本命星が八白土星のブライアン・メイにも言えることです。
1984年「Radio Ga Ga」リリース
1984年には「Radio Ga Ga」が含まれている「The Works」がリリースされます。
「Radio Ga Ga」は、ロジャー・テイラーの曲のなかでも、最も有名な曲と言って良いでしょう。
ロジャー・テイラーは六白金星ですから、東南にあって、最高に勢いのある時です。
こういうタイミングで、ロジャー・テイラーの曲がシングルカットされるようです。
1985年7月13日ライブ・エイド
Queenの転機ともいえるライブ・エイドは、1985年7月13日に行われました。
1985年は六白金星中宮年で、ロジャー・テイラーの年でした。
フレディ・マーキュリーの九紫火星は変化変動、ブライアン・メイの八白土星は収穫、ジョン・ディーコンの四緑木星は東に出てきて、やっと明るさを取り戻します。
しかし、このライブ・エイドの日に限っていえば、フレディ・マーキュリーの日であったと見ることができます。
年盤では九紫火星は変化変動、月盤では中宮、日盤では南にあります。
南は前厄ですが、太陽に照らされるように注目を集めるときですから、ライブ・エイドでのフレディ・マーキュリーのパフォーマンスが高く評価されても、まったくおかしくありません。
月命星の八白土星、傾斜宮の六白金星もそれぞれ良いポジションにあることから、映画で描かれたようなフレディ・マーキュリーの再生は、ライブ・エイドがきっかけだったと見ることができます。
1987年 フレディ・マーキュリーHIV感染を知る
個人的には、フレディ・マーキュリー自身は1987年よりも前に、自分がHIVに感染していることを知っていたのではないかと思うのですが、公式には1987年にHIV感染を知ったことになっています。
1987年は、四緑木星中宮年です。
九紫火星は北にあり本厄です。
本命星は身体(行動)を表しますので、HIVが発症して、急速にフレディ・マーキュリーの体力が衰えた時期と一致します。
前年の1986年のライブツアーが、フレディ・マーキュリー最後のライブとなったのも、急速に悪化した体調によるところが大きいようです。
1986年は九紫火星が南にあって、陽の目をみるとき、評価を受けるときでしたから、病気は深く進行していたにもかかわらず、元気な姿を魅せることができたのではないでしょうか。
1990年アルバム「Innuendo」制作
フレディ・マーキュリーが生前、最後に制作したアルバム「Innuendo」は、オフィシャルサイトによると1990年に制作されたようです。
この年のフレディ・マーキュリーは、九紫火星が東南にあるため、体調的には悪くない、むしろ何かしなければという気持ちのときだったようにみえます。
八白土星が東にありますから、その気持はブライアン・メイにも通じていたことでしょう。
1991年11月24日フレディ・マーキュリー死去
フレディ・マーキュリーが亡くなった1991年は、九紫火星中宮年でした。
今年(2018年)と同じです。
11月の月盤を見ると、九紫火星は南にあります。
年盤では南に四緑木星があり暗剣殺ですから、この年11月のフレディ・マーキュリーは思い通りにならないばかりか、周囲の雑音など、気が休まらなかったものと見えます。
さらに悪いことに、11月の月盤は定位に戻っていますから、九紫火星のフレディ・マーキュリーの運気は一白水星も合わせてみなければなりません。
一白水星は、年盤の五黄土星の上に回ってきていることがわかります。
五黄殺に回座していますから、亡くなってしまってもおかしくない運気であったことがわかります。
24日の日盤では、八白土星が中宮です。
フレディ・マーキュリーにとって悪くない運気でしたが、月盤をみるかぎり、病には勝てなかったのでしょう。
HIVは、今では治療薬もあって、死に至る病ではありません。
時代が、フレディ・マーキュリーをつくり、Queenという伝説を作り出したのかもしれません。
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