人体実験好きの神聖ローマ皇帝
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
幸せホルモンとして知られるオキシトシンについて調べていたら、神聖ローマ皇帝のフリードリヒ2世に行き当たりました。
フリードリヒ2世は、早く生まれすぎたルネサンス人とも言われ、彼が発布した法令の多くは現代にも影響を及ぼしてるそうです。
たとえば、医薬分業のさきがけとなる、医師が薬剤師を兼ねることを禁止した法令があります。
そんなフリードリヒ2世ですが、人体実験が好きだったことでも知られていて、その人体実験のひとつが、教育を受けていない子供が最初に話す言語を知るために、乳母と看護師に授乳している赤子に向かって何も話さないように命じた実験があります。
人数などは記されていませんが、育ての親から愛情を与えられなかった赤子たちは全て死んだと言われています。
オキシトシンはスキンシップによって分泌されるホルモンなので、スキンシップがないと子どもは育たないということを、後世に示した実験として知られているようです。
フリードリヒ2世とは、どんな人物だったのでしょうか。
フリードリヒ2世を九星気学でみると?
■フリードリヒ2世(5-1-9)
フリードリヒ2世は、1194年12月26日生まれ。
本命星:五黄土星
月命星:一白水星
傾斜宮:九紫火星
フリードリヒ2世は、本命星の五黄土星と月命星の一白水星とは、土剋水(土は水を堰き止める)という相剋の関係です。
五黄土星は、九星のなかで最も強い帝王の星ですから、とても意欲的であり、物欲も旺盛です。
一白水星は、心のうちは明らかにしませんが、表面的には誰とでもおだやかに付き合える星であり、企画力や創造力に長けた星でもあります。
九紫火星は、明るく社交的であり、感覚的な星です。
この九紫火星から五黄土星にエネルギーが流れているため、直感的な行動を優先させることが多いタイプです。
フリードリヒ2世は、思いついたら人体実験、という人だった可能性があります。
人体実験の中には、食事をしたばかりの人間や狩りをしに行った人間を解剖させ、消化の機能について調べた記録もあるそうです。
一白水星はよく考えて計画し、創造するので、パパっとひらめく九紫火星の良いところを活かせないと、この星回りの人は、考えをまとめて行動に移すまでにかなり時間がかかってしまうといえます。
気性は激しく、激しやすいと言えます。
本命星が五黄土星の人は、九星のなかで最も運勢が強いといえますが、強すぎて両極端になりがちです。
フリードリヒ2世に対する評価は、歴史的にはおおむね良いのですが、知的興味とはいえ、人体実験のするなど、現代では考えられないようなことを実行するような面があったことは、やはりこの星回りだったからなのかもしれません。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【五黄土星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
フリードリヒ2世を宿曜占星術でみると?
■フリードリヒ2世【参宿】
宿曜占星術では、フリードリヒ2世は参宿の生まれです。
参宿は、自分を信じることができる、生まれながらに陽性の本命宿です。
また、参宿さんは、古い因習や伝統などは、平気で壊し、踏みにじっていく「革新の星」であるためか、正直すぎて無作法にみえることがあります。
フリードリヒ2世が、歴史家から、時代に先駆けた近代的君主と見られるのは、参宿の性質によるものでしょう。
参宿さんは、才気が全身にあふれており、いつも何かを求めてよく働きます。
皇帝であったから、その行動が評価されていますが、一般人であったなら、どんな評価を受けた人物だったのでしょうか。
参宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「参宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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