ジム・ロジャーズとともにクォンタム・ファンドを設立したジョージ・ソロス
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
昨日はジム・ロジャーズについて調べてみましたが、クォンタム・ファンドを共同で設立したジョージ・ソロスについて調べてみました。
ジョージ・ソロスとジム・ロジャーズは、ふたりとも午(うま)年生まれで、ちょうど12歳差です。
ジョージ・ソロスのほうが年上なんですね。
ジョージ・ソロスを九星気学で占ってみると?
■ジョージ・ソロス(7-2-1)
ジョージ・ソロスは、1930年8月12日生まれ。
本命星:七赤金星
月命星:二黒土星
傾斜宮:一白水星
ジョージ・ソロスは、本命星の七赤金星に、月命星の二黒土星からエネルギーが与えられ、七赤金星から傾斜宮の一白水星にエネルギーが流れる相生の関係です。
行動の本命星をはさんで、月命星と傾斜宮が並ぶ理想的な相生といえます。
理性的な判断によって行動を起こし、それが信念へと変わるタイプです。
まじめに考えたことを実行しているので、周囲からも賛同を得られやすいはずですが、二黒土星の他力本願な意識→七赤金星の批判的な言葉→一白水星の本心を見せない、というエネルギーの流れになりやすいのか、著名人や歴史人物には、実は少ない星回りです。
七赤金星は精錬された金属であり、お金を意味しています。
七赤金星には、カンが良くて話も上手、明るく、自己顕示欲も強いという資質があります。
二黒土星は温和でまじめな気質を備えていますが、欲が深いところがあって、利益のためには苦労を惜しみませんが、どちらかといえば受け身であり、他人の言に迷いやすいところも。
この二黒土星が七赤金星を尅しているので、七赤金星のカンの良さ、するどい批判力などが殺されてしまいます。
つまり、ジョージ・ソロスは、欲に負けて目が曇ることがあるタイプと言えます。
また、一白水星は水であり、思索的。
創造力や企画力がありますが、秘密主義です。
こんなジョージ・ソロスと同じ星回りには、孫正義さんがいます。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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ジョージ・ソロスの運気を九星気学でみてみると?
■1969年 ジム・ロジャーズとともに後のクォンタム・ファンドを設立
1969年は四緑木星中宮年で、七赤金星は北東にあり、変化変動です。
ジョージ・ソロスは、ジム・ロジャーズとともに後のクォンタム・ファンドを設立します。
クォンタム・ファンドは、ジム・ロジャースが抜けるまで驚異的な利益率を叩き出します。
九星盤をみると、ジム・ロジャーズのためにジョージ・ソロスがファンドを設立した、とも読めますね。
■1980年 ジム・ロジャーズがクォンタム・ファンド辞める
1980年は二黒土星中宮年で、七赤金星は北にあり、本厄です。
七赤金星の定位には四緑木星が回座し、拡散の暗示があります。
ジム・ロジャーズが、ジョージ・ソロスの元を離れた途端に、クォンタム・ファンドの資産が半減するほどの大損を出してしまいます。
なんとなく、運命的ですね。
■1992年 「イングランド銀行を潰した男」
1992年は八白土星中宮年で、七赤金星は東南にあり、運気は旺盛です。
ジョージ・ソロスは、イギリスの通貨ポンドへ空売りを行い、15億ドルとも言われる利益を得ます。
これにより、「イングランド銀行を潰した男」の異名を取ります。
■1998年 クォンタム・ファンド世界最大のヘッジファンドになる
1998年は二黒土星中宮年で、七赤金星は北にあり、本厄です。
七赤金星の定位には四緑木星が回座し、拡散と調う(ととのう)の暗示があります。
クォンタム・ファンドは、運用資産規模において世界最大のヘッジファンドとなります。
ジョージ・ソロスは、このときを待っていたのかもしれません。
■2010年 ファンド規模が史上最高額の270億ドルに
2010年は八白土星中宮年で、七赤金星は東南にあり、運気は旺盛です。
ジョージ・ソロスが「イングランド銀行を潰した男」の異名をとった1992年と同じ九星盤になります。
このとき、ファンド規模が史上最高額の270億ドルに達します。
■2020年 花が咲く
2020年は七赤金星中宮年で、花が咲くときです。
七赤金星の定位には九紫火星が回座し、世間の注目を集めるときです。
しかし、五黄土星の反対側にあり、暗剣殺ですから、ジョージ・ソロスは、悪いニュースで世間の注目を集めることになりそうです。
ジョージ・ソロスとジム・ロジャーズの相性を九星気学でみてみると?
ジョージ・ソロスとジム・ロジャーズの九星を五行に置き換えたのが、上の図です。
これをみると、ジム・ロジャーズとジョージ・ソロスとは、まったく異なる資質をもった2人でありながら、ジム・ロジャーズから、ジョージ・ソロスに対してエネルギーが流れていることがわかります。
ジョージ・ソロスが、ジム・ロジャーズの分析や発言を重視し、頼っていたことが五行にも現れています。
いっぽう、ジム・ロジャーズは、ジョージ・ソロスの本質に触発されて行動していたことがわかります。
この2人が設立したクォンタム・ファンドが、大成功するのは、当然のことと言えるのかもしれません。
ジョージ・ソロスを宿曜占星術で占ってみると?
■ジョージ・ソロス【室宿】
宿曜占星術では、ジョージ・ソロスは室宿の生まれです。
ジム・ロジャーズも室宿の生まれなので、ふたりは【命・命】の関係になります。
室宿は、金運があり、商売上手な本命宿なのですが、クォンタム・ファンドの設立者が2人とも財運のある2人だったことは驚きです。
しかし、ふたりは【命・命】の関係になるので、はじめのうちは話があって、とても良い感じがしますが、同じ個性・本性が現れているため、後にはケンカ別れになる可能性が高いという間柄です。
実際に、クォンタム・ファンド運営の考え方の違いにより、ジム・ロジャーズは、ジョージ・ソロスと袂を分かつことになります。
室宿さんは、人間関係に損得勘定が入りやすい傾向があるので、他人への思いやりに欠ける面もありますが、ジョージ・ソロスの場合、九星気学では欲深で批判的な人物だと思われるので、この傾向はより強いのではないかと思われます。
室宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「室宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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また、27の本命宿それぞれの2020年の運気は、以下のブログをお読みになってください。
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