Googleの「三頭政治」経営
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
Googleの共同創業者のラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン、そして長くCEOとして辣腕をふるったエリック・シュミットについて調べてみましたが、この3人は全員が九紫火星生まれなのです。
まったく同じ本命星を持つ3人なのですが、Googleの成長と成功には、この3人の相性が隠されているようです。
3人の相性を調べてみました。
ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン、エリック・シュミットを九星気学でみると?
■ラリー・ペイジ(9-4-1)
ラリー・ペイジは、1973年3月26日生まれ。
本命星:九紫火星
月命星:四緑木星
傾斜宮:一白水星
ラリー・ペイジは、傾斜宮の一白水星から月命星の四緑木星へ、月命星の四緑木星から本命星の九紫火星へとエネルギーが流れる相生の関係です。
九紫火星は火であり太陽をあらわし、美的センスに優れ、アイデアがどんどん出てくるタイプです。
表現力豊かで社交的ですが、対抗意識を燃やして、軽率な言動に走ることも。
四緑木星は風であり、どこにでも入っていけるようなコミュニケーション能力の高さを意味していますが、人を信用しすぎてだまされることもあります。
一白水星は水であり、よく考えて企画したり、創造したりすることが得意ですが、考えすぎるため、行動に移せないことも。
この星回りは、周囲の様子を見て行動するので、とても慎重なところがあります。
しかし、心から沸き起こってくる思いが思考になり、行動へと移せるタイプで、運勢は旺盛です。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
↓
⇒ 【九紫火星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
■セルゲイ・ブリン(9-8-6)
セルゲイ・ブリンは、1973年8月21日生まれ。
本命星:九紫火星
月命星:八白土星
傾斜宮:六白金星
セルゲイ・ブリンは、本命星の九紫火星から月命星の八白土星へ、月命星の八白土星から傾斜宮の六白金星へとエネルギーが流れる相生の関係です。
九紫火星は火であり太陽を表しており、芸術的なセンスにすぐれ、先進的なアイデアをどんどん出すような性質をもっています。
頭脳明晰で、興味がどんどん移り変わり、人間関係も深さより広さが特徴です。
八白土星は山であり、積み重なった土を表しています。
八白土星は誇り高い努力家であり、困難にはめっぽう強く、目標に到達するためにはどんなことでもやり抜くようなところがあります。
この星回りは、華やかなのに努力家で、その努力が自らの才能を大きく育てていきます。
六白金星は天であり、高貴な人を意味しています。
気位が高い理想主義者が多く、上位に向かって前進しようとする気持ちが強く、独立精神にあふれています。
六白金星には先見性があり、九紫火星のアイデアと重なり、周囲をアッと言わせるような演出を好みます。
九紫火星・八白土星・六白金星は、いずれもプライドの高い星なので、表面には出していないかもしれませんが、非常に高い自尊心の持ち主です。
運勢は旺盛で、行動が確信に変わり、確信が信念になっていくタイプです。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【九紫火星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
■エリック・シュミット(9-3-2)
エリック・シュミットは、1955年4月27日生まれ。
本命星:九紫火星
月命星:三碧木星
傾斜宮:二黒土星
エリック・シュミットは、本命星の九紫火星をはさんで、月命星の三碧木星、傾斜宮の二黒土星が並び、三碧木星から九紫火星、九紫火星から二黒土星へとエネルギーが流れる相生の関係です。
九紫火星は火であり、頭脳明晰で、社交的ですが、深い人間関係は苦手な方です。
九紫火星は美的センスがあり、アイデアがどんどん湧いてくる星なので、先進的で斬新なことにチャレンジしていきます。
三碧木星は開拓精神に優れ、誰よりも先にやってみたいという性質をもっていますから、九紫火星の新しもの好きの性質に勢いがついています。
二黒土星はまじめで勤勉、そして大欲を持っていますから、自らのアイデアをなんとか形にしてみたいと考えます。
この星回りは、自分を表現する能力に優れ、華やかな雰囲気があるにもかかわらず、実はまじめという人なので、誰からも好かれる要素を持っています。
しかし、言葉が行き過ぎることがあるため、言葉で失敗しやすいタイプと言えます。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【九紫火星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン、エリック・シュミットの相性を九星気学でみると
まず、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンの九星を、五行に置き換えてみました。
五行が循環していて、相性が良いことがわかります。
ラリー・ペイジは、直感的なアイデアを、良く考えて理論化し、言葉や行動に移すタイプなのですが、セルゲイ・ブリンは、まったく逆で行動してみて、理論化し、理解するというタイプ。
ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンの行動や言葉は似ているのですが、そこに至る経緯がまったく逆のふたりなのです。
しかも、お互いにない部分を互いに補い合うような関係になっているのですから、この2人がGoogleの共同創業者となったというのは、ただの偶然ではないように思えます。
ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンに、エリック・シュミットの九星を加えてみましょう。
2人だけで、五行は循環しているのですが、エリック・シュミットが加わったことで、営業力と技術開発力が強まったことがわかります。
ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン、エリック・シュミットの3人は、本命星・月命星・傾斜宮が相生の関係にあり、運気は旺盛です。
しかし、慎重派のラリー・ペイジ、まずやってみる派のセルゲイ・ブリンよりも、エリック・シュミットのほうが経営には向いています。
ラリー・ペイジでは、製品の完成度にこだわりすぎてしまいますし、セルゲイ・ブリンは、テストマーケティングを繰り返して、企業としての体力と評判に傷をつけてしまうでしょう。
エリック・シュミットには、世間に対してどう見せるべきか、という視点がある一方で、数字だけにとらわれない地道さがあります。
この3人のなかで、エリック・シュミットが長くCEOを努めたからこそ、今のGoogleがあるといえそうです。
ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン、エリック・シュミットを宿曜占星術でみると?
■ラリー・ペイジ【斗宿】
宿曜占星術では、ラリー・ペイジは斗宿の生まれです。
斗宿は、霊感が鋭く、先を見通す力に優れた本命宿です。
また、カリスマ的な存在であり、欲しいものは手に入れるパワーを備えています。
斗宿さんは、優れた人物と交際することを好み、理想を掲げ、気位も自尊心も高いのですが、リアリストです。
広く大衆の心をつかむことができるような仕事で成功しやすいため、派手な分野で活躍できる資質を持っています。
斗宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「斗宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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■セルゲイ・ブリン【参宿】
宿曜占星術では、セルゲイ・ブリンは参宿の生まれです。
参宿は、陽気で正直なため、憎めない人柄の本命宿です。
参宿さんは、古い因習や伝統などは、平気で壊し、踏みにじっていく「革新の星」。
新しいものに好奇心を抱き、実行力があり、世の中を変えていこうと考えています。
セルゲイ・ブリンは、火曜生まれの参宿さんなので、悪意からではないが、言動が乱暴で、暴力をふるうことがあります。
人は良く、面倒見は良いのですが、秘密を話してしまうため、大事な話はできません。
また、見栄や奢りから散財してしまうことがあります。
参宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「参宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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■エリック・シュミット【井宿】
宿曜占星術では、エリック・シュミットは井宿の生まれです。
井宿は、経営の才があり、別名「増財宿」といわれる本命宿です。
井宿さんは、功名心が強く、名声にあこがれる野心家が多く、権限を与えられると、水を得た魚のように張り切 る人が多いようです。
また、井宿さんは、他人の失敗を許さない厳しさがあり、同時に自分を律することにもなっています。
井宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「井宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン、エリック・シュミットの相性を宿曜占星術でみてみると
斗宿のラリー・ペイジと、参宿のセルゲイ・ブリンは、【安・壊】の関係です。
【安・壊】の関係とは、引き合うエネルギーが強い間柄なので、急速に親密になりますが、その反動でお互いに傷つけあったり、憎み合ったりすることになりやすい関係です。
良い関係にあっても、周囲からトラブルが持ち込まれるなどして、関係に亀裂が入ることもあります。
参宿のセルゲイ・ブリンはエネルギッシュで、斗宿のラリー・ペイジがもつカリスマ性とは反りがあいません。
どちらもパワーが強すぎるのです。
斗宿のラリー・ペイジと、井宿のエリック・シュミットは、【危・成】の関係です。
【危・成】の関係とは、一方は、なにか危険な予感を感じますが、もう一方にとっては何事かを成し遂げるには必要な人物という関係です。
お互いにライバル心が起こりやすいので、良い相性がでれば、互いに向上心を持って研鑽する間柄です。
井宿のエリック・シュミットは理論派なので、斗宿のラリー・ペイジは何度も挑戦しますが、議論では負けてしまうという間柄です。
経営者の手腕という点でも、井宿のエリック・シュミットのほうが勝っているという関係です。
参宿のセルゲイ・ブリンと、井宿のエリック・シュミットは、隣り合う【栄・親】の関係です。
【栄・親】の関係とは、生涯を通じて、良い関係をキープできる間柄であり、お互いの良さを引き出し合うことができるので、互いに協力し合って仕事をすることができます。
とくに、隣り合う【栄・親】の関係は、ビジネス相性が最高に良い関係といえます。
Googleの三頭政治経営は、実はセルゲイ・ブリンとエリック・シュミットのビジネス相性がとても良いことが背景にあるようです。
九星気学では五行が完全に循環し、さらに宿曜占星術では隣り合う【栄・親】の関係にあるわけですから、最強の経営陣であったことがわかります。
企業を育てるときの、経営陣の相性の良さは、やはり大切なのだと、改めて思います。
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