こんにちは、生方吉子（うぶかたよしこ）です。  

知事にも地方色が出るのかどうか、しばらくの間、47都道府県の県知事について調査、まとめています。

知事には、官選と公選の2種類ありますが、公選だけだとヒトケタしかいない都道府県があるので、明治以降の官選知事も含めています。

なぜなら、官選とはいえ、住民との関係は生まれますし、明治以降の政治動向により、都道府県はそれらの政策に組み込まれていったと考えるためです。

今回は鳥取県なのです。

鳥取県知事としたのは、官選と公選知事で、生年月日が判明している人たちです。

これまでに47人が知事となっているのですが、生年月日がわからない知事が12人もいました。

なんと25%以上！

地方によっては、これからもこんなことがあるのかと先が思いやられます。

対象となったのは、以下の歴代知事35人です。

※敬称略

林敬三

河田景与

山田信道

関義臣

西村亮吉

調所広丈

三吉周亮

武井守正

久保田貫一

寺田祐之

深野一三

告森良

野村政明

荒川義太郎

川島純幹

山田新一郎

大久保利武

岡喜七郎

佐竹義文

阿部寿準

岩田衛

白上佑吉

木下信

中谷秀

石井保

館哲二

副見喬雄

土肥米之

西尾愛治

遠藤茂

石破二朗

西尾邑次

平林鴻三

片山善博

平井伸治

鳥取県政史に詳しい方がいらっしゃっったら、ご意見を伺ってみたいです。

本命星は行動をあらわしていますが、九紫火星生まれが最も少ない結果となりました。 

気性が激しい九紫火星が、鳥取県民はあまり好きではないようです。

しかし、五黄土星というエネルギーに溢れたタイプは、受け入れられています。

今まで調べてみて、政治に関しては、本命星が五黄土星という人は少ないので、珍しい傾向だと思いますが、地方政治では、五黄土星は多いのかもしれません。

五黄土星生まれの知事は、次の通りです。

※敬称略

山田信道

武井守正

深野一三

石井保

遠藤茂

月命星は精神をあらわすのですが、九紫火星（7人）が最も多くなっています。

月命星に九紫火星を持っている知事は、次のとおりです。

※敬称略

野村政明

阿部寿準

武井守正

深野一三

遠藤茂

佐竹義文

西村亮吉

九紫火星は、火であり太陽を表しています。

興味の対象が次々と変わっていく傾向があります。

しかし、先見性に優れ、美的感覚も良いので、そちらの方面のイベントなどで成功しやすい知事が多いということかもしれませんね。

傾斜宮は、隠れた性格、本性を表しています。

その傾斜宮で最も多かったのは、三碧木星です。

北海道知事も三碧木星が最も多いという結果でした。

⇒ 歴代の北海道知事を九星気学と宿曜占星術で見てみると？共通点は？

三碧木星を傾斜宮に持っている人は、明るく陽気、声に特徴があります。 

また正義感が強く、弱者の味方という人が多いのです。

三碧木星を傾斜宮に持っている知事は、次のとおりです。

※敬称略

白上佑吉

大久保利武

岩田衛

荒川義太郎

林敬三

副見喬雄

佐竹義文

官選知事ばかりなので、公選知事に求められているのは、もっと違う資質なのでしょう。

本命星・月命星・傾斜宮の組み合わせのなかで、最も多かったのは、

本命星：五黄土星

月命星：九紫火星

傾斜宮：一白水星

という知事でした。

武井守正、深野一三、遠藤茂がいます。

感情的に激しい九紫火星と、唯我独尊で自分の道を行こうとする五黄土星を持っているだけでなく、表面上は柔軟性があるように見えて、いったん荒れ狂うと津波のようにすべて押し流す一白水星まで揃っています。

小泉純一郎元首相、ノーベル賞を受賞した本庶佑さん、元アメリカ大統領のウィリアム・マッキンリー、トーマス・ジェファーソンも、この星回りです。

政治家が多いところをみると、激しい感情が渦巻く内面があるからこそ、政治家として行きていけるタイプ７日もしれません。

九星の組合せ別の運気などに興味のある方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。

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十干十二支とは、60年で一周するというものです。

十干と十二支には、それぞれ意味があるのですが、それについては下記のブログをお読みになってください。

⇒ 十干・十二支にあらわれる性格とは？

⇒ 陰陽五行と干支

⇒ 今年の漢字は「災」60干支でみても平成は災害と事件の多い時代だった？

まずは十干からですが、丙（ひのえ）と丁（ひのと）、火の性に属する十干が少ないという傾向が見られます。

政治家には勢いが必要だと思うのですが、鳥取県知事には、火のような勢いは必要がないみたいです。

十二支では、丑年（うしどし）生まれと亥年（いのししどし）生まれが多い結果となりました。

丑年生まれの注意すべき資質として、優柔不断、計算高い、思い込みが強い、欲深があります。

また亥年生まれの注意すべき資質として、独断専行、酒食、猪突猛進、多方面に秀でるがあります。

どちらも、政治家は戒めなければならないことですが、鳥取県民は、こういう資質を持っている方が好きなようです。

ちなみに、歴代の総理大臣で最も少なかったのは、巳年（へびどし）生まれです。

⇒ 九星気学と宿曜で見る歴代総理大臣とは？小泉進次郎さんはどうなる？

27の本命宿のうち、最も多かったのは鬼宿でした。   

鬼宿生まれには、本質を見抜く能力があると考えられています。

自分が正しいと思うことに突き進みますが、このときに周囲の同意を得られないこともおおいのです。

トリッキーな発想も得意で、意外にも公的なポジションで責任を果たします。

鬼宿生まれの知事は、次のとおりです。

※敬称略

河田景与

西尾愛治

西村亮吉

宿曜占星術の27の本命宿それぞれの性格や運気、相性をもっと知りたい方はこちらをご覧になってください。

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平井伸治知事は、1961年9月17日生まれ。

本命星：三碧木星

月命星：七赤金星

傾斜宮：一白水星

本命宿：斗宿

本命星が三碧木星、本命宿が斗宿なので、東京都知事になってもおかしくない方のようです。

⇒ 歴代の東京都知事を九星気学と宿曜占星術で見てみると？共通点は？

本命星の三碧木星に対して、傾斜宮の一白水星からエネルギーが流れる相生の関係です。

しかし、月命星の七赤金星と本命星の三碧木星は、金剋木（金属は木を切り倒す）の相剋の関係になっていて、行動が精神を剋していることになります。

思ったとおり、本音のままに行動すると、失敗しやすいということかもしれません。

鳥取県といえば、鳥取砂丘くらいしか印象にありませんが、同じように鳥取県知事には特徴的なものが見られませんでした。

官選とはいえ、知事職についた人物の25%の生年月日が不明というところにも、その片鱗が現れているように思います。

鳥取だけでなく、地方都市は、こういう傾向なのでしょうか。

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