1935年は二黒土星中宮年で、八白土星は南西にあり後厄ですが、定位対冲です。

また、八白土星の定位には五黄土星が回座し、五黄殺（自滅）の暗示があります。

八白土星にとっては、最悪の運気ともいえますが、定位対冲なので、運命の歯車が大きく動くときです。

原節子は、日活多摩川撮影所に入社し、女優としてデビューします。

1937年は九紫火星中宮年で、八白土星は東南にあり、運気は旺盛です。

八白土星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。

原節子は、日独合作映画『新しき土』のヒロインに抜擢されます。

また、原節子はドイツを訪問し、各地で大歓迎されます。

1946年は九紫火星中宮年で、八白土星は東南にあり運気は旺盛ですが、歳破がついています。

八白土星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。

原節子は、資生堂のイメージガールに起用されます。

また、黒澤明監督の戦後初の作品『わが青春に悔なし』のヒロインに抜擢されます。

1947年は八白土星中宮年で、花が咲くときです。

原節子は、フリーの女優として独立し、『安城家の舞踏会』に出演すると、大ヒットします。

1949年は六白金星中宮年で、八白土星は西にあり、収獲のときです。

八白土星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも世間の注目をあつめるときです。

原節子は、『晩春』『青い山脈』『お嬢さん乾杯』に出演し、毎日映画コンクールの女優演技賞を受賞します。

1953年は二黒土星中宮年で、八白土星は南西にあり後厄ですが、定位対冲です。

また、八白土星の定位には五黄土星が回座し、五黄殺（自滅）の暗示があります。

原節子は、『白魚』の撮影中に、眼前で実兄（東宝のカメラマン）が列車にはねられ死亡します。

これにより、体調が不安定となり、通院を繰り返すようになります。

1936年は一白水星中宮年で、八白土星は東に出て、運気は上昇に転じます。

八白土星の定位には四緑木星が回座し、知名度アップの暗示があります。

原節子は、小津安二郎監督の通夜に出席しますが、これを最後に女優業を事実上引退します。

2015年は三碧木星中宮年で、八白土星は北にあり、本厄です。

八白土星の定位には六白金星が回座し、目上のサポートがある暗示があります。

高齢者が亡くなるときに、六白金星が回座することがありますので、この場合の六白金星は天であろうと思われます。

原節子は、肺炎のために死去します。