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『変な家』の家相をみると?

『変な家』の家相をみると?

雨穴さんの『変な家』

こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。 

 

雨穴さんの『変な家』を読みました。

 

映画化されるようなので、手に取ってみました。

 

このブログでは、家相についても書いておりますので、『変な家』に登場する家の家相について、書き留めておきたいと思います。

 

ちなみに、雨穴さんの『変な家』はホラーミステリーなので、家相の本ではありません。

 

『変な家』に登場する家

1.窓のない子ども部屋のある家

変な家』の冒頭に登場するのが、子ども部屋に窓がない部屋です。

 

ここでは図面を示しませんので、あらかじめご了承ください。

 

まず、子ども部屋に窓がない部屋とは、壁や物入れ、床の間などによって遮断された部屋のことです。

 

これは、家相を知るひとなら、だれでも「あっ」と感じる、家相の良くない家です。

 

このような部屋を「四方ふさがり」といいます。

 

「四方ふさがり」が良くないのは、まず空気の循環が悪く、日光が射さないために陰気になりやすいためです。

 

そのため、運気も低調になると考えられています。

 

変な家』では、殺人を行う子どもを監禁するための部屋、として「四方ふさがり」の部屋が登場します。

 

2.いびつな家

つぎに登場するのが、いびつな家、です。

 

いびつな家、というのは、家相的にみてアウトな場合が多いのです。

 

家相では、「張り」や「欠け」という言葉であらわされます。

 

「張り」や「欠け」は、一辺の長さの三分の一以下の出っ張りを「張り」、一辺の長さの三分の一以上の出っ張りを「欠け」とみます。

 

適度な「張り」は、運気を良くすると考えられていますが、張りすぎや「欠け」は、運気を下げると考えられています。

 

変な家』に登場するいびつな家は、大きく三角形に張り出しているので、張りすぎ、または「欠け」とみる家相となります。

 

「張り」や「欠け」は、方位と関連していますから、どの方位に「張り」があるのか、また「欠け」があるのかによって、意味が変わってきます。 

 

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3.シンメトリーの家

物語が進行するにつれて、ホラー感が増してきますが、3番めに登場するシンメトリーの家には驚きました。

 

じつは、生方が以前、拝見したことのある間取りによく似ているのです。

 

どこが似ているのかといえば、それは、家の中心をはしる廊下です。

 

シンメトリーの家の特徴は、玄関から一直線に廊下が伸びていて、家を左右に分けていることです。

 

このような「中廊下」は、凶相の間取りと考えられています。

 

生方が相談を受けた間取りも、この「中廊下」で、さらに玄関から奥に直通する廊下だったのです。

 

しかも、廊下の先には、使用はしていないものの、なぜか玄関があるのです。

 

変な家』では、突き当りには仏壇が設置されていて、その奥に隠し部屋があるということでしたが・・・。

 

ここでは、この「中廊下」の家に住んでいたご相談者について、少し詳しく書いておきましょう。

 

ご相談者をXさんとします。

 

Xさんは、以前から、何度かご相談をいただいていたのですが、しばらく音信がありませんでした。

 

最後にご相談を受けたのが、引っ越しの方位でした。

 

そのときは、引越し先は吉方位だとお知らせしていました。

 

ところが、突然、Xさんから連絡をいただきました。

 

「わたし、もしかすると命を落とすかもしれません」

 

という衝撃の一言でした。

 

よくよくお聞きすると、引っ越してしばらくしてから、体調が悪化し、仕事も休みがちになっているとのこと。

 

さらに、可愛がっていたペットが急死。

 

同居している方が経済的苦境に立たされていて、自分が家賃を立て替えるなど、貯蓄を切り崩して生活しているというのです。

 

そこで、方位的には問題のなかったはずの、家の間取りを見せていただきました。

 

ひと目見て、「中廊下」の凶相の家であることがわかりましたので、「すぐに引っ越したほうが良い」とアドバイスさせていただきました。

 

方位はもちろんですが、間取りも良い家相を探していただきました。

 

ところが、運気が低迷しているときというのは、なかなか良い物件に巡りあえないようで、家相が良いと方位が悪い、方位が良いと家相が悪いという物件ばかりなのです。

 

1ヶ月ほどして、家相・地相が良い物件が見つかりました。

 

しかし、方位はあまり良くありません。

 

そこで、方位の欠点は霊符でカバーすることにしたのです。

 

その家に引っ越してからは、霊符を張り、仏壇では毎日お線香を焚いて、邪気を払うようにしていただいています。

 

また、家の中心が清浄であり、主が居心地よく過ごせるようなアドバイスもおこないました。

 

その後、体調も回復し、お仕事も順調になっているとお知らせいただきました。 

 

まとめ

雨穴さんの『変な家』は家相の本ではありませんが、登場する家は、いずれも家相的には凶相の家です。

 

おそらく雨穴さんは、家相について知識を得てから、この本をお書きになっているのではないでしょうか。

 

「図面をみるのが難しい」「家相なんて」と考えているひとにとっては、家相を知る最初の一歩となるかもしれません。

 

2時間ほどで読めますから、手にとってみてはいかがでしょうか。

 

 

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