徳川慶喜の側用人
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
大河ドラマ『青天を衝け』で、渋沢栄一と徳川慶喜の縁をつくった平岡円四郎。
あの辺のエピソードは、ほぼ史実らしいですね。
徳川慶喜の側用人として活躍した平岡円四郎は、幼い頃から利発であったそうです。
しかし、先が見えすぎるがゆえに、43歳で水戸藩士による暗殺されます。
平岡円四郎について調べてみました。
⇒ 暗殺された162人を九星気学と宿曜占星術で見てみると?共通点は?
平岡円四郎を九星気学でみると?
■平岡円四郎(7-8-4)
平岡円四郎は、1822年11月20日生まれ。
本命星:七赤金星
月命星:八白土星
傾斜宮:四緑木星
平岡円四郎は、本命星の七赤金星に月命星の八白土星からエネルギーが流れている相生の関係です。
七赤金星は、周囲の人を楽しませることが好きで、目立ちたがり屋が多い星です。
物事を斜めに見る視点を備えており、批判力があるため、その発言は、多方面に影響を与える傾向があります。
八白土星は努力の星ですから、精進したいという気持ちが行動となってあらわれ、多くの人から称賛されるタイプです。
この星回りは、八白土星から七赤金星にエネルギーが流れているので、冷静沈着に目標に突き進みます。
四緑木星は、コミュニケーション能力の高さと優柔不断さを合わせ持っています。
相手の気持ちを読んで誰とでも仲良くなれますが、自分の信じることを主張するときは、手強いネゴシエーターに変身します。
この星回りは、理性と本能が相争うため、複雑な精神構造となりやすいといえます。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【七赤金星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
平岡円四郎の運気を九星気学でみると?
■1859年 甲府勝手小普請
1859年は六白金星中宮年で、七赤金星は北西にあり、実をつけるときですが、暗剣殺です。
七赤金星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。
平岡円四郎は、一橋派の危険人物として処分され、甲府勝手小普請に左遷されます。
甲府勝手小普請とは、不良旗本・御家人への懲罰処分の一種で、明確な職務(役)は与えられていなかったそうです。
■1862年 徳川慶喜が将軍後見職に就任
1862年は三碧木星中宮年で、七赤金星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽の当たるときであり、良くも悪くも注目されるときです。
また、七赤金星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺(自滅)の暗示があります。
平岡円四郎の主君・徳川慶喜が、将軍後見職に就任し、江戸に戻ります。
■1863年 一橋家用人に復帰
1863年は二黒土星中宮年で、七赤金星は北にあり、本厄です。
七赤金星の定位には四緑木星が回座し、知名度アップと遠方の暗示があります。
平岡円四郎は、一橋家用人として復帰すると、徳川慶喜の上洛にも随行します。
京都では、徳川慶喜は公武合体派の中心となりますが、裏で動いているのは平岡円四郎と黒川嘉兵衛と見なされるようになります。
■1864年 近江守
1864年は一白水星中宮年で、七赤金星は南西にあり、後厄です。
七赤金星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。
平岡円四郎は、側用人番頭を兼務し、一橋家家老並に任命されます。
その後、徳川慶喜の請願により大夫となり、近江守に叙任されます。
■1864年7月19日 暗殺される
1864年7月19日、平岡円四郎は、水戸藩士江幡広光、林忠五郎らに暗殺されます。
この日の九星盤をみると、年盤では七赤金星は南西にあり、後厄です。
年盤の七赤金星には、月盤の九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示と、「離」の作用が働く暗示があります。
また、月盤の七赤金星は南にあり、ここでも「離」の作用が働く暗示があります。
日盤では、七赤金星は北西にあり暗剣殺。
月盤の七赤金星には、日盤の一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示もあります。
一白水星には、怨念、血液といった象意があります。
平岡円四郎は即死だったそうなので、かなり多量の出血があったのではないでしょうか。
平岡円四郎を宿曜占星術でみると?
■平岡円四郎【危宿】
宿曜占星術では、平岡円四郎は危宿の生まれです。
危宿は、直観力やセンスがあり、独自のものを作り出す本命宿です。
危宿さんは理性よりも感性にまさる傾向があり、感情の起伏が激しい人が多いとされます。
創造的な分野、自分の好きな分野では、忍耐力を発揮し、才能も発揮します。
また、時流を的確につかみ、交友関係が広く、流行にも敏感です。
危宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「危宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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