『東京オリンピック』『木枯し紋次郎』『犬神家の一族』
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
市川崑監督は、2008年に亡くなりましたが、子供のころは『木枯し紋次郎』をよく見ていました。
なんか、かっこよかったんです。
ドキュメンタリー映画の『東京オリンピック』は名作とされています。
市川崑監督について調べてみました。
市川崑監督を九星気学で占ってみると?
■市川崑監督(4-8-1)
市川崑監督は、1915年11月20日生まれ。
本命星:四緑木星
月命星:八白土星
傾斜宮:一白水星
市川崑監督は、本命星の四緑木星と月命星の八白土星が、木剋土(木は土に根をはり栄養を奪う)という相剋の関係にあります。
傾斜宮の一白水星から本命星の四緑木星へエネルギーが流れる相生の関係にあるため、直感的・本能的な行動に結びつきやすいタイプです。
四緑木星は風であり、隅々まで行き渡るようなコミュニケーション能力を示しています。
義侠心が厚く、人のために尽くす人でもあり、ときに強気の交渉力で、物事をまとめてしまう手腕を発揮します。
八白土星は山であり、冷静沈着で意志堅固であり、目的遂行能力が高く、自分のプライドのために努力します。
一白水星には非常に頑固な面がありますが、表面的には柔軟であり、よく考えて行動するという資質を持っています。
また、企画力や創造力にすぐれているのも一白水星の性質です。
この星回りは、企画力・創造力の一白水星から四緑木星にエネルギーが流れているので、「相手に伝えるにはどうすればよいか」を実践しようとする傾向が強いのではないでしょうか。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【四緑木星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
市川崑監督の運気を九星気学でみてみると
■1956年 『ビルマの竪琴』
1956年は八白土星中宮年で、四緑木星は北にあり、本厄です。
四緑木星の定位には七赤金星が回座し、人間関係の拡大と喜びごとの暗示があります。
市川崑監督は、 『ビルマの竪琴』で、エディンバラ国際映画祭グランプリ、ヴェネツィア国際映画祭サン・ジョルジョ賞、アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、リスボン国際映画祭審査員特別賞などを受賞します。
■1965年 『東京オリンピック』
八白土星中宮年で、四緑木星は北にあり、本厄です。
四緑木星の定位には七赤金星が回座し、人間関係の拡大と喜びごとの暗示があります。
市川崑監督は、『東京オリンピック』で、カンヌ国際映画祭青少年向映画賞、UNICRIT賞、英国アカデミー賞長編記録映画賞、国連平和賞、モスクワ国際映画祭スポーツ連盟賞などを受賞します。
■1972年 『木枯し紋次郎』
1972年は一白水星中宮年で、四緑木星は北東にあり、変化変動です。
四緑木星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示があります。
市川崑監督は、連続テレビ時代劇『木枯し紋次郎』を監督・監修し、歴史的なヒットとなります。
■1976年 『犬神家の一族』
1976年は六白金星中宮年で、四緑木星は東に出て、運気は上昇に転じます。
しかし、四緑木星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺(自滅)の暗示があります。
市川崑監督は、『犬神家の一族』を獲得し、以降、横溝正史シリーズの映画作品を監督するようになります。
■1994年 『四十七人の刺客』
1994年は六白金星中宮年で、四緑木星は東に出て、運気は上昇に転じます。
しかし、四緑木星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺(自滅)の暗示があります。
市川崑監督は、『四十七人の刺客』で、東京国際映画祭審査員特別賞を受賞します。
■2006年 『犬神家の一族』
2006年は三碧木星中宮年で、四緑木星は北西にあり、実をつけるときで、定位対冲です。
定位対冲のときは、運命の歯車が大きく動くときです。
四緑木星の定位には二黒土星が回座し、勤勉・受け身の暗示があります。
市川崑監督は、1976年に手掛けた『犬神家の一族』をリメイクします。
■2008年2月13日 死去
市川崑監督は、2008年2月13日に、肺炎で亡くなります。
この日の九星盤をみると、年盤では四緑木星が北東にあり、変化変動です。
四緑木星の定位には九紫火星が回座し、「離」の作用がはたらく暗示があります。
月盤と日盤はどちらも八白土星中宮で、四緑木星は北にあり、本厄です。
年盤の四緑木星には、月盤・日盤の 二黒土星が回座し、受け身の暗示がありますから、九紫火星の「離」の作用にしたがうということでしょう。
死後、市川崑監督には、旭日重光章が授与されました。
市川崑監督を宿曜占星術で占ってみると?
■市川崑監督【畢宿】
宿曜占星術では、市川崑監督は畢宿の生まれです。
畢宿は、強いエネルギーをもった本命宿です。
畢宿さんは仕事熱心で、コツコツとすすめていく性格なので、時間をかけて技能や技術を高めるような仕事に向いています。
とくに、芸術方面や工芸などでは着実に伸びていく資質を持っています。
また、大衆性に優れていますので、市川崑監督が商業的な映画で成功したのは、畢宿さんの性質によるところが大きかったのかもしれません。
畢宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「畢宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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