徳川四天王・徳川十六神将・徳川三傑と称される功臣
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
井伊直政は有名なので名前は知っていしたがが、大河ドラマ『おんな城主直虎』で詳しく知った人物です。
「井伊の赤鬼」「井伊の赤備え」と、シンボルカラーが赤というのも記憶に残りやすいと思います。
井伊直政について調べてみました。
井伊直政を九星気学で占ってみると?
■井伊直政(7-7-8)
井伊直政は、永禄4年2月19日(1561年3月4日)生まれ。
本命星:七赤金星
月命星:七赤金星
傾斜宮:八白土星
井伊直政は、本命星と月命星の七赤金星に対し、傾斜宮の八白土星からエネルギーが流れている相生の関係です。
行動も精神も七赤金星なので、カンが鋭く、説得力のある言葉を発しますから、言葉では決して人には負けることがありません。
明るく、その場の雰囲気を楽しくさせる天性の性分を持っていますが、自己顕示欲が強く、軽く見られることを嫌います。
傾斜宮の八白土星は、高い自尊心を持っており、自分のプライドのために努力し、遂行するという性質をもっています。
八白土星は頑固で閉鎖的でもあるため、表面的には明るく振る舞っていても、内面では策を練っているかもしれません。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【七赤金星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
井伊直政の運気を九星気学でみてみると
■1575年 徳川家康の小姓となる
1575年は二黒土星中宮年で、七赤金星は北にあり本厄ですが、七赤金星の定位には四緑木星が回座し、知名度アップの暗示があります。
井伊直政は、徳川家康に見いだされて小姓として取り立てられ、井伊氏に戻ります。
■1582年 元服
1582年は四緑木星中宮年で、七赤金星は北東にあり、変化変動です。
七赤金星の定位には六白金星が回座し、目上のサポートがある暗示があります。
井伊直政は元服し、万千代から直政に名前を変えます。
本能寺の変のときには、徳川家康の伊賀越えに従い、滞在先の堺から三河国に帰還します。
■1584年 小牧・長久手の戦い
1584年は二黒土星中宮年で、七赤金星は北にあり本厄ですが、七赤金星の定位には四緑木星が回座し、知名度アップの暗示があります。
井伊直政は、小牧・長久手の戦いで、初めて井伊の赤備えを率いて武功を挙げます。
■1590年 小田原征伐
1590年は五黄土星中宮年で、七赤金星は定位に戻って西にあり、収獲のときです。
定位に戻ったときは、新しいステージへ移行するとき。
井伊直政は、小田原征伐において、唯一夜襲をかけて小田原城内にまで攻め込んだ武将としてその名を知られることになります。
■1597年 高崎城築城
1597年は七赤金星中宮年で、花が咲くときです。
七赤金星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも目立つ暗示があります。
井伊直政は、徳川家康が江戸にはいると、上野国箕輪(群馬県高崎市)に、徳川氏家臣団の中で最高の12万石で封ぜられられます。
その後、箕輪城を廃し、高崎城を築城します。
■1600年 関ケ原の戦い
1600年は四緑木星中宮年で、七赤金星は北東にあり、変化変動です。
七赤金星の定位には六白金星が回座し、目上のサポートがある暗示があります。
井伊直政は、関ヶ原の戦いでは東軍指揮の中心的存在となり、西軍の大名を東軍に取り込みます。
■1602年 死去
1602年は二黒土星中宮年で、七赤金星は北にあり本厄ですが、七赤金星の定位には四緑木星が回座し、知名度アップの暗示があります。
井伊直政は、関ヶ原の戦傷が癒えずに、彦根城築城途中に佐和山城で死去。
井伊直政は、二黒土星中宮のときに人生の転機を迎えていますので、本来なら徳川家康の側近として、評価を高めていたのではないでしょうか。
井伊直政を宿曜占星術で占ってみると?
■井伊直政【心宿】
宿曜占星術では、井伊直政は心宿の生まれです。
心宿は、目上にも年下からもウケが良く、慕われ愛される本命宿です。
しかし、心宿さんは、純粋な精神と深い洞察力をもっているためか、他人には話せない悩みや孤独は、根深いものがあります。
井伊直政は、高い能力から徳川家康には重用されましたが、外様であったことから、徳川譜代大名には嫌われていたそうです
かつて、徳川家康が栗毛の名馬を井伊直政に与え、本多重次がわざわざ直政のいるところで、「あのような名馬を万千代みたいな子倅にくれてやるとは、殿も目が暗くなったのではないか」といった意味のことを放言しました。
その後、井伊直政が徳川家中一の大身となり、本多重次は家康から蟄居を命じられ、直政は重次と顔を合わせたときに、「昔、殿が名馬を下さった時に子倅だの何だのと馬鹿になされましたが、このような大身になれたのは、名馬に違わぬ働きをしたからでございます。目が暗かったのは本多殿の方でありましたな」と言い放ったそうです。
七赤金星を2つ持っていますから、人から下にみられることを最も嫌う井伊直政らしいエピソードです。
しかし、井伊直政は火曜生まれの心宿さんなので、出しゃばりで調子に乗りやすい人。
思慮が足りず、本人に悪意はなくても争い事や揉め事に発展しやすい傾向があります。
言わなくて良いことも、勢いで言い放ってしまっていたのかもしれませんね。
心宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「心宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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