出世作は『ターミネーター』
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
『ターミネーター ニュー・フェイト』に主演するアーノルド・シュワルツェネッガーについて、調べてみましたが、ジェームズ・キャメロン監督にとっても『ターミネーター』は出世作です。
また、『タイタニック』や『アバター』で、世界をあっと言わせました。
ジェームズ・キャメロン監督は、クレジットされる作品は多いものの、監督作品は意外にもそんなに多くはありません。
探検家という肩書ももっている映画監督は、どんな人物なのでしょう?
ジェームズ・キャメロンを九星気学で占ってみると?
■ジェームズ・キャメロン(1-2-4)
ジェームズ・キャメロンは、1954年8月16日生まれ。
本命星:一白水星
月命星:二黒土星
傾斜宮:四緑木星
ジェームズ・キャメロンは、本命星の一白水星から傾斜宮の四緑木星にエネルギーが流れる相生の関係ですが、月命星は二黒土星なので、土剋水(土は水を堰き止める)という相剋の関係も持っています。
精神が行動を負かしている関係ですから、自分の行動に疑問を感じやすい、悩みやすいタイプと言えます。
一白水星は水であり、表面的な柔軟性とは異なり、秘密主義であり、深く思考して創造性や企画性を高めるという資質を持っています。
ジェームズ・キャメロン監督が、『ターミネーター』や『タイタニック』『アバター』といった映画を制作・監督しているのは、この一白水星の性質によるものかもしれません。
しかし、この一白水星を二黒土星が尅しています。
二黒土星は母なる大地であり、まじめで勤勉な性質を意味しています。
どちらかといえば受け身であり、他力本願なところがあるため、手元に持っている、せっかくのアイデアや企画がすべて実現しているとは言いかねるところがあります。
四緑木星は風であり、人の心を読むことに長けたネゴシエーターです。
この資質に対して、一白水星からエネルギーが流れていますから、ときに人の話を聞かない頑固な一面もあり、そのためにチャンスを生かせないことがあります。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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ジェームズ・キャメロンの運気を九星気学でみてみると?
■1984年 『ターミネーター』
■1997年 『タイタニック』
■2009年 『アバター』
■2019年 『ターミネーター:ニュー・フェイト』
2019年は八白土星中宮年で、一白水星は西にあり、収穫のときです。
一白水星の定位には四緑木星が回座し、拡散、そして「調う(ととのう)」の暗示があります。
ジェームズ・キャメロン監督は、『ターミネーター:ニュー・フェイト』を正当な続編と位置づけて制作していますが、この背景には、権利がジェームズ・キャメロンの手に戻ったことも肝経しているようです。
■2020年 実をつけるとき
2020年は七赤金星中宮年で、一白水星は北東にあり、変化変動です。
一白水星の定位には三碧木星が回座しており、『ターミネーター』で成功した1984年と同じです。
ジェームズ・キャメロンにとって、なにか大きな変化があったとしてもおかしくない運気です。
ジェームズ・キャメロンを宿曜占星術で占ってみると?
■ジェームズ・キャメロン【婁宿】
宿曜占星術では、ジェームズ・キャメロンは婁宿の生まれです。
婁宿は、一芸に秀でた人が多い本命宿です。
婁宿さんは、人を見る目があり、相手の隠れた面を見抜く才能があります。
また、婁宿さんは自説を主張することにかけては、頑固で強硬、妥協しませんが、この資質は、一白水星と四緑木星をもっているジェームズ・キャメロンの性格を形作っているのではないでしょうか。
なぜなら、似通った資質が重なれば、それだけ性格に強くあらわれるためです。
婁宿さんは利にさとく、ビジネス感覚で物事を判断することも多いのが婁宿さんなので、人を批判したり、仕事ができない人を蔑んだりするところもあります。
婁宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「婁宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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また、27の本命宿それぞれの2020年の運気は、以下のブログをお読みになってください。
ジェームズ・キャメロンとアーノルド・シュワルツェネッガーの相性は?
アーノルド・シュワルツェネッガーは、1947年7月30日生まれ。
本命星:八白土星
月命星:六白金星
傾斜宮:七赤金星
下の図は、ジェームズ・キャメロンとアーノルド・シュワルツェネッガーの九星を五行に置き換えたものです。
これをみると、アーノルド・シュワルツェネッガーからジェームズ・キャメロンに対してエネルギーが流れていることがわかります。
そのエネルギーとは、ジェームズ・キャメロンの行動を後押しするものであり、現実的な理由によるもののようです。
言い換えれば、映画『ターミネーター』は、アーノルド・シュワルツェネッガーの存在があったからこそ、映画化できたということかもしれません。
宿曜占星術では、箕宿生まれのアーノルド・シュワルツェネッガーと、婁宿生まれのジェームズ・キャメロンは、【栄・親】の関係です。
【栄・親】の関係とは、宿曜占星術では最高の相性とされる関係であり、お互いの良さを引き出し合うことができるので、互いに協力し合って仕事をすることができる間柄です。
だから、『ターミネーター』はヒットし、シリーズ化したのでしょう。
箕宿生まれのアーノルド・シュワルツェネッガーはカンも頭も良いので、頭の良い人が好きな婁宿生まれのジェームズ・キャメロンとは通じ合います。
やはり、ヒット作品の誕生の裏には、相性の良さが隠されているようです。
⇒ アーノルド・シュワルツェネッガーの性格・運気・運勢を占ってみると
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