母は佐々成政の娘
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
狩野派を代表する絵師のひとりが狩野探幽です。
なんたって、生方でも知っていますし、たぶん障壁画を見たことがあります。
その狩野探幽の母が、佐々成政だとは知りませんでしたが。
狩野探幽について調べてみました。
狩野探幽を九星気学で占ってみると?
■狩野探幽(2-1-6)
狩野探幽は、慶長7年1月14日(1602年3月7日)生まれ。
本命星:二黒土星
月命星:一白水星
傾斜宮:六白金星
狩野探幽は、本命星の二黒土星と月命星の一白水星は、土剋水(土は水を堰き止める)の相剋の関係です。
理性ではいけないと知りつつも、本能の誘惑に負けてしまうタイプかも知れません。
二黒土星は耕作地の土であり、母性愛、育成力といった性質を持っており、基本的に受身です。
二黒土星は、ナンバー2というポジションが最適であり、まじめ・勤勉さで、自らの才能を発揮していきます。
一白水星は水を表しており、誰とでも仲良くなれる柔軟性を持っていますが、実は秘密主義。
研究熱心で根気強いので、二黒土星のまじめさもあり、努力することを厭いません。
六白金星は天であり、理想主義者の星です。
この星回りの人は、自分の理想を実現させるために考え、努力する傾向が強いので、大成功する人もいれば、ひとり懊悩する人もいるようです。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【二黒土星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
狩野探幽の運気を九星気学でみてみると
■1617年 江戸幕府の御用絵師となる
1617年は五黄土星中宮年で、二黒土星は定位に戻って南西にあり、後厄です。
定位に戻ったときは、新しいステージに移行するときです。
狩野探幽は、江戸幕府の御用絵師となります。
■1626年 二条城障壁画
1626年は五黄土星中宮年で、二黒土星は定位に戻って南西にあり、後厄です。
定位に戻ったときは、新しいステージに移行するときです。
狩野探幽は、二条城の障壁画を手掛け、のちに重要文化財に指定されます。
■1634年 名古屋城障壁画
1634年は六白金星中宮年で、二黒土星は北にあり、本厄です。
二黒土星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。
狩野探幽は、名古屋城の障壁画を手掛けます。
これも重要文化財に指定されます。
また、静岡浅間神社の三十六歌仙図額も手掛けており、この前後は忙しい時期だったようです。
■1640年 東照宮縁起(仮名本)
1640年は九紫火星中宮年で、二黒土星は西にあり、収獲のときです。
二黒土星の定位には六白金星が回座し、目上のサポートがある暗示があります。
狩野探幽は、東照宮縁起(仮名本)を手掛け、重要文化財に指定されます。
前年には、東照権現像も制作しており、この年前後は、 日光東照宮に関係した制作を行なっていたようです。
■1641年 大徳寺方丈障壁画
1641年は八白土星中宮年で、二黒土星は北東にあり変化変動、そして暗剣殺です。
二黒土星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺(自滅)の暗示があります。
また、定位対冲のため、運命の歯車が大きく動くとき。
狩野探幽は、大徳寺の方丈障壁画を手掛けます。
大徳寺には、ほかに四季松図屏風も収蔵されており、どちらも重要文化財に指定されています。
■1650年 酬恩庵方丈障壁画
1650は八白土星中宮年で、二黒土星は北東にあり変化変動、そして暗剣殺です。
二黒土星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺(自滅)の暗示があります。
また、定位対冲のため、運命の歯車が大きく動くとき。
狩野探幽は、酬恩庵の方丈障壁画を手掛け、のちに重要文化財に指定されます。
■1656年 妙心寺法堂雲龍図
1656は二黒土星中宮年で、花が咲くときです。
二黒土星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。
狩野探幽は、妙心寺法堂の雲龍図を手掛けます。
■1674年 死去
1674年は二黒土星中宮年で、花が咲くときです。
二黒土星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。
狩野探幽は亡くなります。
享年73。
狩野探幽を宿曜占星術で占ってみると?
■狩野探幽【軫宿】
宿曜占星術では、狩野探幽は軫宿の生まれです。
軫宿は、直観力や洞察力が鋭い本命宿です。
軫宿さんには、自分だけの堅固な城が心の中にあり、他人の侵入を許さない自我の強さがあり、完全主義者です。
仕事にかかると、周囲の詮索や中傷には動じません。
軫宿さんは、ビジネスの世界よりも、学問や芸術、技能、芸能の世界に生きるほうが向いていますので、狩野探幽が、数多くの作品を残したのは、軫宿さんの資質によるところが大きいかもしれません。
軫宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「軫宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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