明智光秀が主役の『麒麟がくる』
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
大河ドラマ『麒麟がくる』がいよいよ始まりますね。
久々の戦国時代、織豊時代であり、大河ドラマでは人気の高い、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康など、戦国オールスターズが登場します。
そのなかでも、明智光秀は変わり種というか、時代を変えた人物といえるのではないでしょうか。
この開運ブログをお読みになっている方は、すでにお気づきだと思いますが、今まで調べてみて、出演者の相性はドラマのヒット要因のひとつ、だと生方は考えています。
そこで、今回は、『麒麟がくる』出演者の相性を調べてみました。
まだドラマがスタートしていないので、明智光秀が関係が深そうな、斎藤道三、織田信長、足利義昭、帰蝶をそれぞれ演じる方々のと、主演の長谷川博己さんの相性です。
⇒ 2020年1月ドラマの脚本家の性格・運気・運勢を占ってみると
『麒麟がくる』出演者を九星気学で占ってみると?
■長谷川博己さん(5-1-9)
長谷川博己さんは、1977年3月7日生まれ。
本命星:五黄土星
月命星:一白水星
傾斜宮:九紫火星
明智光秀を演じる長谷川博己さんは、本命星の五黄土星と月命星の一白水星とが、土剋水(土は水を堰き止める)という相剋の関係です。
しかし、傾斜宮の九紫火星が本命星の五黄土星にエネルギーを与える相生の関係にあります。
五黄土星は、九星のなかで最も強い帝王の星ですから、とても意欲的であり、物欲も旺盛です。
一白水星は、心のうちは明らかにしませんが、表面的には誰とでもおだやかに付き合える星です。
九紫火星は、明るく社交的であり、感覚的な星です。
この九紫火星から五黄土星にエネルギーが流れているため、直感的な行動を優先させることが多いタイプです。
気性は激しく、激しやすいと言えます。
ちなみに、明智光秀は四緑木星生まれなので、長谷川博己さんよりもコミュニケーション能力に長けた人物だったようです。
五黄土星は、2020年は東に出て運気は上昇に転じますから、運気的には悪くないと言えます。
■本木雅弘さん(8-1-3)
本木雅弘さんは、1965年12月21日生まれ。
本命宿:八白土星
月命星:一白水星
傾斜宮:三碧木星
斎藤道三を演じる本木雅弘さんは、本命星の八白土星と月命星の一白水星は、土剋水(土は水をせき止める)の相剋の関係です。
月命星の一白水星は、傾斜宮の三碧木星にエネルギーを与えている相生の関係です。
八白土星は、冷静沈着で頑固一徹なところがあり、困難になかにあっても努力し、なんとか達成しようという性質を持っています。
一白水星は水であり、創造力や企画力に優れており、よく考えて行動するのですが秘密主義。
この一白水星から三碧木星がエネルギーを得ているので、開拓的なことにチャレンジする精神が、つよく育まれているのではないでしょうか。
斎藤道三の生年月日がわからないので比較できませんが、油売りからのし上がった斎藤道三も、本木雅弘さんのような資質を持っていたのではないかと思います。
八白土星にとって2019年は、良い年でした。
2020年も好調運ですが、上から目線とならないことが大切です。
■染谷将太さん(8-5-8)
染谷将太さんは、1992年9月3日生まれ。
本命星:八白土星
月命星:五黄土星
傾斜宮:八白土星
織田信長を演じる染谷将太さんは、本命星と傾斜宮の八白土星、月命星の五黄土星がすべて土の性に属する、土の人です。
八白土星を2つ持ち、最強の五黄土星を持っているので、頑固でプライドが高い努力家が多く、若いときから高い評価を受ける人が多いという特徴があります。
人間関係においては閉鎖的であり、社交的とは言えませんが、自分の考えを実現するためなら、目上の力を頼ったり、他人の力を利用したりすることが上手です。
五黄土星は物質欲も強く、過ぎた願望を持ち、実現のためには無理な方法・手段を講じる傾向があり、そのために極端な結果に終わりやすいといえます。
「一か八か」という決断をしやすいのが五黄土星の資質と考えても良いでしょう。
織田信長は七赤金星生まれなので、常識を打ち破るような批判力を備えた人物でした。
■滝藤賢一さん(6-6-2)
滝藤賢一さんは、1976年11月2日生まれ。
本命星:六白金星
月命星:六白金星
傾斜宮:二黒土星
足利義昭を演じる滝藤賢一さんは、本命星と月命星の六白金星に対して、傾斜宮の二黒土星がエネルギーを与える相生の関係です。
本命星と月命星が同じですから、行動と精神は一枚岩であるうえに、本心が応援しているので、迷いや後悔はほとんどありません。
六白金星は天であり、公的な人、高貴な人を表しています。
六白金星は、理想主義者であり、負けず嫌いという性質を持っており、人から指図されることを極端に嫌います。
二黒土星は畑の土であり、勤勉でまじめです。
しかし、受け身であり、他力本願というところがあります。
こんな星回りの滝藤賢一さんは、ある意味、足利義昭に近い資質を持っていると言えるのではないでしょうか。
九星気学的にはピッタリのキャスティングだと思います。
2020年に最も輝き、人生の転機を迎えるのが六白金星です。
滝藤賢一さんは、足利義昭役で、大きな話題となるのかもしれません。
■川口春奈さん(5-2-8)
川口春奈さんは、1995年2月10日生まれ。
本命星:五黄土星
月命星:二黒土星
傾斜宮:八白土星
帰蝶を演じる川口春奈さんは、本命星の五黄土星、月命星の二黒土星、傾斜宮の八白土星の3つが土に属するので、他人も自分と同じように考えているはず、という思い込みを持っている人が多い星まわりです。
五黄土星は帝王の星であり、周囲の人に強い影響力を持っており、運勢は極端になりやすい傾向があります。
二黒土星はまじめで勤勉な星ですが、全般的に受け身であり、誰かの下にあって、生来の良さが発揮されます。
八白土星は山であり、重なった土をあらわし、プライドの高い努力家の性質を意味しています。
帰蝶という女性が、どんな人物であったのか、史料が残っていないのでわかりませんが、1535年生まれと推定されています。
1535年は六白金星中宮年なので、六白金星の性質を持った女性だったのかもしれません。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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『麒麟がくる』出演者の相性を九星気学でみてみると?
出演者の方々の九星を、五行に置き換えてみました。
一見すると五行が循環しているように見えますが、よくみると、バランスを欠いていることに気づきます。
染谷将太さんと川口春奈さんが土の人であるため、土の性に集中しています。
この五行の図でわかるのは、長谷川博己さんと本木雅弘さんのふたりがキーパーソンとなっていることです。
斎藤道三(本木雅弘さん)は前半でお亡くなりになるはずですから、斎藤道三亡きあとは、長谷川博己さんがかなり苦労することになりそうです。
滝藤賢一さんは、長谷川博己さんの行動のエネルギーを、理性へと橋わたしする役割ですから、明智光秀と足利義昭の関係にも似ていますね。
ほかの出演者との関係も観てみないとはっきりとはいえませんが、大河ドラマ『麒麟がくる』は、前半は好調でも、後半は苦しいことになるのかもしれません。
『麒麟がくる』出演者を宿曜占星術で占ってみると?
■長谷川博己さん【亢宿】
長谷川博己さんは、宿曜占星術では亢宿さんです。
亢宿さんは、強情さでは二十七宿のなかでも屈指と言えるほどで、世間や周囲がなんと言おうと、信条をかたくなに貫こうとします。
また、亢宿さんは仲間をよく説得し、統括する棟梁の宿でもあるため、正しいこと、正しくないこと、善悪、美醜を一瞬のうちに判断します。
しかし、世俗の権威や既成の価値観、世間の常識に従順とは言えない性質を持っている本命宿です。
亢宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「亢宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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■本木雅弘さん【女宿】
本木雅弘さんは、宿曜占星術では女宿さんです。
女宿は、4足とも磨宮に属す軽燥宿です。
磨宮は、争いごとをおさめる調停者としての役割もつとめる一方、なぜか争いの渦中に巻き込まれることが多いという資質を持っています。
二十七宿のなかで、もっとも複雑でつかみにくいのが女宿とされています。
キメの細かいさりげないやさしさを持っていて、誰にでも親切ですが、鷹揚で見返りを期待しません。
女宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「女宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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■染谷将太さん【箕宿】
宿曜占星術では、染谷将太さんは箕宿さんです。
箕宿さんがもっとも輝いているのは、仕事の現場です。
箕宿の「箕」は、のぼり旗のように目立つものを意味しています。
箕宿さんは六大強宿のひとつでもあり、良い資質が出てくれば、艱難辛苦のすえに何事も実現させますが、悪い資質が出てしまうと、遊びが過ぎて身を滅ぼすといわれています。
箕宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「箕宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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■滝藤賢一さん【壁宿】
宿曜占星術では、滝藤賢一さんは壁宿さんです。
壁宿さんは「長寿宿」といわれ、「壁」の役割をもっています。
年を重ねるにつれ、壁のように、人々を支えるアシスト役になっていきます。
壁宿さんは、表向きはいかにも善良で温厚、さわやかな感じがしますが、若いころはやんちゃだった、奇人変人のような振る舞いをするなど、聞いてびっくり!という資質を持っています。
壁宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「壁宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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■川口春奈さん【鬼宿】
宿曜占星術では、川口春奈さんは鬼宿の生まれです。
鬼宿さんは曲がったことが嫌いで、自分が正しいと思うことに突き進む本命宿です。
鬼宿さんは、空想力や好奇心が旺盛で、何事においても人より先んじることを好む資質を持っています。
しかし、深い人間関係は苦手であり、突然、旅行に出たり、意外なパフォーマンスをしたりして周囲を驚かせます。
短気でそそっかしいところがあるので、先走りすると失敗しやすいので、思い込みで突っ走るのはNGです。
鬼宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「鬼宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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また、27の本命宿それぞれの2020年の運気は、以下のブログをお読みになってください。
『麒麟がくる』出演者の相性を宿曜占星術で占ってみると?
主演の長谷川博己さん(亢宿)からみた関係を調べてみました。
本木雅弘さん(女宿)-【友・衰】の関係
染谷将太さん(箕宿)-【危・成】の関係
滝藤賢一さん(壁宿)-【友・衰】の関係
川口春奈さん(鬼宿)-【友・衰】の関係
うーん、これはヒットするドラマの人間関係ではありません。
可もなく不可もなくという間柄です。
長谷川博己さんからみて、本木雅弘さんは「友」となり、どちらかと言えばエネルギーは本木雅弘さんから長谷川博己さんに流れます。
女宿の本木雅弘さんは努力家で、亢宿の長谷川博己さんも努力家なので、お互いに気が合うようです。
長谷川博己さんからみて、染谷将太さんは「成」となり、染谷将太さんは長谷川博己さんの成功のためには不可欠な人です。
しかし、箕宿の染谷将太さんはしぶといので、争うと油断のならない人ですから、長谷川博己さんは、染谷将太さんを味方にしなければなりません。
長谷川博己さんからみて、滝藤賢一さんは「衰」となり、エネルギーは長谷川博己さんから滝藤賢一さんに流れます。
ところが、壁宿の滝藤賢一さんは、亢宿の長谷川博己さんのリーダーシップを評価しているので、協力的であり、関係を発展させようとしてくれます。
長谷川博己さんからみて、川口春奈さんは「衰」となり、エネルギーは長谷川博己さんから川口春奈さんに流れます。
鬼宿の川口春奈さんは、亢宿にとって自分からは裏切らない友人です。
亢宿の長谷川博己さんが協力を要請すれば、いつでも応じてくれるでしょう。
長谷川博己さんが、主演としてどのような行動をとるのかによって、大河ドラマ『麒麟がくる』の成否が決まるような人間関係であり、相性だと言えるのではないでしょうか。
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