新選組局長
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
新選組と言えば、近藤勇ですが、天然理心流宗家四代目でもあります。
土方歳三が、組織運営の達人だったとしたら、近藤勇は何者だったのでしょうか。
近藤勇について調べてみました。
近藤勇を九星気学で占ってみると?
■近藤勇(4-8-1)
近藤勇は、天保5年10月9日(1834年11月9日)生まれ。
本命星:四緑木星
月命星:八白土星
傾斜宮:一白水星
近藤勇は、本命星の四緑木星と月命星の八白土星は、木剋土(木は土に根をはり栄養を奪う)という相剋の関係にあります。
四緑木星は風であり、隅々まで行き渡るようなコミュニケーション能力を示しています。
義侠心が厚く、人のために尽くす人でもありますが、善良すぎて意外にもだまされやすいのが四緑木星です。
八白土星は山であり、冷静沈着で意志堅固であり、目的遂行能力が高く、自分のプライドのために努力します。
人間関係は閉鎖的であり、自分の家族や仲間に対する攻撃や介入を絶対に許しません。
また、一白水星には非常に頑固な面がありますが、表面的には柔軟であり、よく考えて行動するという資質を持っています。
八白土星も一白水星も、人間関係には慎重なので、表面的な交際は得意でも、心から信頼できる人が少ないため、孤独になりがちです。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【四緑木星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
近藤勇の運気を九星気学でみてみると
■1849年 近藤周助の養子となる
1849年は七赤金星中宮年で、四緑木星は南西にあり、後厄です。
四緑木星の定位には六白金星が回座し、目上のサポートがある暗示があります。
近藤勇は、近藤周助の養子となり、嶋崎勝太と名乗るようになります。
■1860年 松井つねと結婚
1860年は五黄土星中宮年で、四緑木星は定位に戻って東南にあり、運気は旺盛です。
定位に戻ったときは、新しいステージに移行するときです。
近藤勇は、御三卿・清水徳川家の家臣である、松井八十五郎の長女である松井つねと結婚します。
■1863年 京都へ向かう
1863年は二黒土星中宮年で、四緑木星は西にあり、収穫のときです。
四緑木星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
近藤勇は、「浪士組」へ参加し、京都に向けて出発。
しかし、清河八郎が幕府よりも朝廷を優先する思想の持ち主であり、浪士組は清河ら江戸帰還派と、近藤・芹沢鴨の京都残留派に分裂します。
京都残留組は会津藩に嘆願書を提出し、「壬生浪士組」が結成されます。
その後は、内部の粛清をすすめ、芹沢らを暗殺して、近藤勇主導の新体制が構築されていきます。
■1864年 池田屋事件
1864年は一白水星中宮年で、四緑木星は北東にあり、変化変動です。
四緑木星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示があります。
新選組は池田屋事件の働きにより、朝廷と幕府から感状と褒賞金を賜わります。
その後、禁門の変などを経て、近藤勇を始めとする新選組は、幕府からの信頼されるようになっていきます。
■1867年 新選組幕臣化
1867年は七赤金星中宮年で、四緑木星は南西にあり、後厄です。
四緑木星の定位には六白金星が回座し、目上のサポートがある暗示があります。
近藤勇を始めとする新選組隊士は、会津藩預かりから幕臣となります。
また、伊東甲子太郎らを暗殺する油小路事件を起こしますが、王政復古の号令が発せされ、京都の旧幕府勢は撤退を命じられます。
■1868年 甲陽鎮撫隊
1868年は六白金星中宮年で、四緑木星は東に出て、運気は上昇に転じますが、四緑木星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺(自滅)の暗示があります。
近藤勇は、鳥羽・伏見の戦いに敗れて江戸に戻ると、徳川慶喜に対して甲府の甲府城の委任を要請する建白書を提出すると、幕府から「甲陽鎮撫」を命じられます。
これにともない、近藤勇は「大久保剛」の変名を、新選組は甲陽鎮撫隊と改名します。
■1868年5月17日 死去
近藤勇は、1868年5月17日に、斬首されます。
年盤では、四緑木星は東に出て、運気は上昇に転じますが、四緑木星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺(自滅)の暗示があります。
月盤では、四緑木星は西にあり、収獲のときなのですが、年盤の四緑木星と対冲となり、運気は波乱に満ちています。
年盤の四緑木星には、月盤の九紫火星が回座し、「離」の作用が働いており、別離の暗示があります。
月盤の四緑木星には、日盤の九紫火星が回座し、こちらも「離」の作用が働いており、別離の暗示がありますから、この運命からは逃れられなかったのではないでしょうか。
近藤勇を宿曜占星術で占ってみると?
■近藤勇【壁宿】
宿曜占星術では、近藤勇は壁宿の生まれです。
壁宿は、参謀や黒幕に適した本命宿です。
壁宿さんは、世話好きで上からも下からも愛される人物です。
また、考え深く、慎重で、内心には他を寄せ付けない強さを秘めており、気心の知れた少数の仲間と付き合うことを好みます。
近藤勇にとって、本当に信頼できた仲間は、土方歳三や沖田総司など、数少なかったのかもしれません。
壁宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「壁宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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