熊本県を中心に集中豪雨
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
集中豪雨のために、熊本県を流れる球磨川水系で氾濫・決壊が起こってしまったことは記憶に新しいと思います。
令和2年7月豪雨は、熊本県を中心に各地で大変な被害になっていて、災害ゴミの撤去すらままならない状況のようです。
球磨川は、2020年7月3日夜から4日昼の集中豪雨によって、氾濫・決壊しました。
この日の九星盤をみてみましょう。
球磨川氾濫を九星気学で占ってみると?
■2020年7月3日 九州で多数の線状降水帯が発生
2020年7月3日の九星盤をみてみましょう。
熊本県は、東京からみて西から南西の方位になります。
水没した特別養護老人ホーム「千寿園」があった球磨村は、西にあたります。
年盤では、西の方位は暗剣殺です。
暗剣殺は、他動的な災難にあうという凶運です。
突発的、即発的に発生するという特徴があります。
月盤では、西に六白金星が位置し、大川、大河の象意がありますので、球磨川のことを指していると思われます。
日盤では、西に一白水星が回座しているので、水、大雨、水害の象意があります。
これらから読み取れるのは、東京から西の方位の大きな川で、突発的な水害が発生するということです。
7月3日の段階では、気象庁も、大災害になるような雨量とは考えていなかったようですので、まさに暗剣殺でした。
■2020年7月4日 球磨川氾濫
2020年7月4日、球磨川の水位は観測史上最高となり、球磨川は氾濫し、周囲に浸水、堤防自体は完全に水没しました。
この日の九星盤では、年盤と日盤がどちらも七赤金星中宮です。
西の六白金星は球磨川のことだとすると、日盤で西には九紫火星が回座していますので、激しく上昇するという意味になるのではないでしょうか。
報道によると、球磨川の水位は、7月4日午前9時50分に7.25メートルを記録します。
観測史上最高だった1965年7月の5.05メートルを、2.20メートル上回ったことになります。
本来、九紫火星は火や太陽を意味しますが、急性、急を要する状態も、九紫火星の象意となります。
九星盤を一見しただけでは見逃してしまいそうになりますが、読み取りを丁寧に行うと、球磨川の氾濫が急激な水位上昇によるものであることがわかります。
令和2年7月豪雨で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
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