自作の望遠鏡で天体観測
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
NHK『コズミックフロント』をご覧になる方なら、国友一貫斎をご存知かもしれません。
国友一貫斎は、鉄砲鍛冶師であり、発明家であり、日本で最初の空気銃や反射望遠鏡を製作したことで知られています。
国友一貫斎について調べてみました。
国友一貫斎を九星気学でみると?
■国友一貫斎(6-5-6)
国友一貫斎は、1778年11月21日生まれ。
本命星:六白金星
月命星:五黄土星
傾斜宮:六白金星
国友一貫斎は、本命星と傾斜宮の六白金星に対し、月命星の五黄土星がエネルギーを与えてくれる相生の関係です。
六白金星は理想主義であり、独立志向が強く、負けず嫌いという性質を持っています。
その六白金星に対して、帝王の星である五黄土星からエネルギーが流れていますから、自分の理想を実現させたいという強い意志が、行動の原動力となっています。
しかし、理想を目指すあまり、人と争ったり、また自分の失敗は隠蔽する傾向が見られます。
六白金星は独立心が強く、人から指図されることを嫌います。
さらに五黄土星は二面性があるので、精神面においても二面性が出てくる場合がありそうです。
この星回りは、意志の力で理想を現実化する力が備わっているといえそうです。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【六白金星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
国友一貫斎の運気を九星気学でみると
■1811年 彦根藩の御用掛
1811年は九紫火星中宮年で、六白金星は南西にあり、後厄です。
六白金星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
国友一貫斎は、彦根藩の御用掛となり二百目玉筒を受注することとなりますが、国友村の年寄4家が異議を申し立てます。
しかし、国友一貫斎の高い技術力が認められ、1818年に年寄側が敗訴します。
■1819年 「気砲」
1819年は一白水星中宮年で、六白金星は北にあり本厄、そして暗剣殺です。
六白金星の定位には二黒土星が回座し、受け身の暗示があります。
国友一貫斎は、オランダから伝わった風砲(玩具の空気銃)を元に、実用性のある空気銃「気砲」を製作します。
■1828年 懐中筆
1828年は一白水星中宮年で、六白金星は北にあり本厄、そして暗剣殺です。
六白金星の定位には二黒土星が回座し、受け身の暗示があります。
国友一貫斎は、青銅の管とねじを使用し、管内の墨が筆先の出しかげんによって調節されて供給される「懐中筆(いわゆる筆ペン)」を発明しますが、普及しませんでした。
■1832年 グレゴリー式望遠鏡
1832年は六白金星中宮年で、花が咲くときです。
六白金星の定位には七赤金星が回座し、人間関係の拡大と喜びごとの暗示がありますが、暗剣殺です。
国友一貫斎は、このころから、グレゴリー式望遠鏡を製作しはじめたようです。
■1835年 自作の望遠鏡で天体観測
1835年は三碧木星中宮年で、六白金星は北東にあり、変化変動ですが、歳破がついています。
六白金星の定位には四緑木星が回座し、知名度アップの暗示があります。
国友一貫斎は、自作の望遠鏡で天体観測を行ない、太陽黒点、月や土星、その衛星のスケッチなどを残します。
■1840年12月26日 死去
1840年12月26日、国友一貫斎は亡くなります。
この日の九星盤をみてみましょう。
年盤・月盤では、六白金星は東南にあり、定位対冲です。
定位対冲のときは、運命の歯車が大きく動くときなので、国友一貫斎の死は、突然訪れたのかもしれません。
六白金星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。
日盤の六白金星と、年盤・月盤の六白金星が対冲していますから、この日の運気は波乱に満ちたものなので、やはり、突然の死だと読み取れます。
日本の天文学者のさきがけの一人でもある国友一貫斎が、もっと長寿であったら、何を作っていたのでしょうか。
■2020年 飛行機の設計図が発見される
2020年は七赤金星中宮年で、六白金星は東南にあり運気旺盛で、定位対冲です。
定位対冲のときは、運命の歯車が大きく動くときです。
こんな運気のときに発見されるとは、国友一貫斎は「持ってる」人のようです。
滋賀県長浜市が2019年から国友一貫斎の家を調査するなか、和紙10ページの詳細な冊子を発見します。
これが、「大鳥秘術」であり、日本最古の飛行機の設計図とみられています。
国友一貫斎を宿曜占星術でみると?
■国友一貫斎【箕宿】
宿曜占星術では、国友一貫斎は箕宿の生まれです。
箕宿は、働くことが好きで、死ぬまで働いていたい本命宿です。
箕宿さんは、現実的な考え方の持ち主なので、他人の思惑を気にせず、一途に、なりふり構わず突進していきます。
箕宿さんは、若いうちに人生に夢を持てるかどうかで、生き方が大きく異なってくるという運勢を持っています。
壮大な理想を抱いた人は、天性の粘り強さを生かして成功するので、理想主義者の六白金星生まれの国友一貫斎にとって、幕府の御用鉄砲鍛冶職の家に生まれたことが、幸いしたのではないでしょうか。
箕宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「箕宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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