草間彌生さんといえばカボチャと水玉ですが・・・
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
日本を代表する現代アート作家として、世界的にも有名な草間彌生さん。
直島のカボチャ、銀座松屋の空中に漂うカボチャ、そして水玉は、草間彌生さんが子どもの頃から悩まされてきた幻影や幻聴から逃れるために、絵を書き始めたことから生まれたものです。
ひと目で草間彌生作品とわかるものが多く、素人にもわかりやすい。
それが、草間彌生さんの人気と、作品の価値を支えているのではないでしょうか。
草間彌生さんを九星気学で占ってみると?
■草間彌生さん(8-1-3)
草間彌生さんは、1929年3月22日生まれ。
本命星:八白土星
月命星:一白水星
傾斜宮:三碧木星
草間彌生さんは、本命星の八白土星と月命星の一白水星は、土剋水(土は水をせき止める)の相剋の関係です。
月命星の一白水星は、傾斜宮の三碧木星にエネルギーを与えている相生の関係です。
八白土星は積み上がった土であり、努力を意味しています。
冷静沈着で頑固一徹なところがあり、困難になかにあっても努力し、なんとか達成しようという性質を持っています。
また、八白土星には人間関係において閉鎖的であり、社交的になれない資質があります。
一白水星は水であり、人当たりは良いのですが、プライドの高い八白土星のエネルギーが、これを妨げているのかもしれません。
また、一白水星は創造力や企画力に優れており、よく考えて行動するのですが秘密主義。
この一白水星から三碧木星がエネルギーを得ているので、開拓的なことにチャレンジする精神が、つよく育まれているのではないでしょうか。
草間彌生さんとまったく同じ星回りには、漫画家の江口寿史さん、山上たつひこさん、池田理代子さん、尾田栄一郎さんなどがいます。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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草間彌生さんの運気を九星気学でみてみると?
■1945年 「第一回全信州美術展覧会」入選
1945年は一白水星中宮年で、八白土星は東にあり、運気は上昇に転じます。
草間彌生さんは、若干16歳で、「第一回全信州美術展覧会」で入選し、のちに正式に絵画技術を学ぶことになります。
■1957年 活動の中心をニューヨークにする
1957年は七赤金星中宮年で、八白土星は北西にあり、実をつけるときです。
草間彌生さんは渡米し、活動の中心をニューヨークに置くようになります。
また、奇抜な作品や、ゲリラ的な活動から、1960年代には「前衛の女王」の異名をとるようになります。
■1968年 自作自演の映画『草間の自己消滅』
1968年は五黄土星中宮年で、八白土星は定位に戻って北東にあり、変化変動です。
また社交の暗示がありますが、北東には歳破がついているため、思い通りにならないことも多かったはずです。
草間彌生さんは、自作自演の映画『草間の自己消滅』によって、ベルギー国際短編映画祭入賞、アン・アーバー映画祭銀賞受賞、メリーランド映画祭受賞など、人間関係が拡大したと思われます。
■1973年 体調を崩し日本へ帰国
1973年は九紫火星中宮年で、八白土星は東南にあり、運気は旺盛です。
八白土星の定位には三碧木星が回座し、発奮や奮起の暗示があります。
草間彌生さんは、親友でパートナーのジョゼフ・コーネルが死去したことから体調を崩し、日本へ帰国、入院します。
■1983年 野性時代新人文学賞を受賞
■1993年 ヴェネツィア・ビエンナーレ
1993年は七赤金星中宮年で、八白土星は北西にあり、実をつけるときです。
八白土星の定位には一白水星が回座し、困難の暗示があります。
草間彌生さんは、ヴェネツィア・ビエンナーレに日本代表として参加すると、世界的に再評価されるようになります。
■2016年 文化勲章を受章
2016年は二黒土星中宮年で、八白土星は南西にあり、後厄です。
八白土星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になる暗示があり、さらに五黄土星の反対側にあり、暗剣殺です。
また、定位対冲であり、運命の歯車が大きく動くとき。
草間彌生さんは、紺綬褒章(2002年)、旭日小綬章(2006年)などに続き、文化勲章を受章します。
女性では4人目となりました。
■2017年 「草間彌生美術館」開館
2017年は一白水星中宮年で、八白土星は東にあり、運気は上昇に転じます。
草間彌生さんは、「草間彌生美術館」を開館させます。
草間彌生さんを宿曜占星術で占ってみると?
■草間彌生さん【張宿】
宿曜占星術では、草間彌生さんは張宿の生まれです。
張宿は、人を魅了する言葉を発する、主人公タイプの本命宿です。
張宿さんには堂々とした貫禄があり、自分から頭を下げなくても周囲が気を使って、張宿さんのために働いてくれます。
張宿さんの場合、運命が両極端になりやすく、よい資質を生かして中年期ごろまでは成果を出しますが、その後は運命が分かれていきます。
張宿さんは口がうまいので、自分の才能を過信しやすい傾向があり、それで失敗することがあるようです。
草間彌生さんと同じ張宿には、画家の伊東深水や山下清、建築家のフランク・ロイド・ライト、作家の東野圭吾さんや江戸川乱歩など、才能に溢れた多彩な人物が多いという特徴があります。
張宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「張宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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また、27の本命宿それぞれの2020年の運気は、以下のブログをお読みになってください。
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